今日は、2013年9月11日付の、福井・三市民団体からの要請書を紹介します。
原子力規制委員会田中俊一委員長および茂木敏充経済産業大臣宛てです。
“原発銀座通り”と呼ばれる福井県から上京した女性の訴えを聞きました。
9月15日に大飯原発4号機が定期検査のため稼働停止となり、再び日本全国の原発が稼働ゼロとなりました。
9月16日、大型の台風18号が各地に大きな被害を与えましたが、その中に、福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」がこうむった被害状況が報じられています。原子炉のデータ送信停止、さらに土砂崩れで一本道が通行不能になり、システムの修理担当者が「もんじゅ」の構内に入れないという非常事態に!
まさに、以前から懸念されていたことが現実のものとなりました。
野田前総理は、大飯原発を再稼働する際に、「再稼働」と言わず、敢えて「再起動」と言い続けました。
これは、パソコンを立ち上げるような軽いイメージを与えるためでしたが、原発の「再稼働」は、そんな軽いものではありません。
このまま、全原発を稼働せずに、新たなエネルギー政策を確立すべきです。
以下は、福井・三市民団体からの要請書です。
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