『朝日新聞』縮刷版には昭和20年9月19日付紙面は掲載されていませんので、
今日は、昭和20年9月19日付『高知新聞』に基づいています。
なお、当時の『高知新聞』は、通信事情により、東京の新聞よりも一日遅れ情報が多いため、9月18日の「日歴」と重複するニュースは省きます。
昭和20年9月19日(水)
[社説]
『高知新聞』「平和愛好の新日本」(憲法便り#308に全文掲載)
[日本国内]
わが鉱工業の現状を連合軍に報告説明。重要物資の要確保量を明示。
航空機工業の転換方向は、差当り繊維、自転車、造船産業へ。
U.P社長ヒュー・ベーリー氏『日本無血上陸記』:小屋がけの大都市、荒涼・夏草茂る焼け跡【UP通信(毎日特電)】・・・9月12日日本に到着した同氏のレポート。
[進駐軍の動向]
更に十三箇師進駐。進駐完了米兵は十万と推定【サンフランシスコSF十五日発(同盟)東京来電】
[外国]
米戦時情報局解体【ワシントンSF十五日発(同盟)】
米海軍将兵五万復員。
ドイツ総選挙準備に新法制の起草を指令【ベルリンSF十六日発(同盟)】
※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、
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