岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2013年 12月 26日

憲法便り#520 自著紹介④ 講演記録『憲法第九条はどのように誕生したか』(2011年12月)

12月25日
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2010年7月3日
於 名古屋大学理学部講義室
主催 名大九条の会 東山・見付九条の会

この講演記録は、世界的に有名な物理学者で名古屋大学名誉教授の丹生潔先生と、東山・見付九条の会の事務局の方々のお骨折りにより約600冊刊行されました。
講演以降の一年五カ月間の研究成果を丁寧に加筆しましたので、実際の講演の二倍近い内容になっています。約9万語。
刊行は、2011年12月20日、A4判、50頁、一部100円。(完売)


目 次(岩田行雄著『憲法第九条はどのように誕生したか』)

はじめに・・・講演の三つの要点
《第一部》敗戦前後の状況について(2頁上)
【ポツダム宣言の受諾と憲法改正の必然性または起因】(2頁下) 
【憲法改正をめぐる主な動き】(4頁上)
【外務省における憲法講演会】(1945年9月28日)(4頁下)
【二人の閣僚の問題発言】(1945年10月3日)(5頁上)→東久邇宮内閣総辞職へ
【幣原内閣の誕生と婦人参政権の確立】(1945年10月11日閣議決定)(6頁上)
【内大臣府御用掛・近衛文麿による憲法研究開始】(1945年10月11日)(6頁下)
【最初のマッカーサー・幣原会談】(1945年10月11日)(7頁上)
【幣原内閣が憲法問題調査委員会を設置】(1945年10月13日決定)(7頁下)
【憲法改正に関する戦後初めての世論調査】(1945年12月16~17日報道)(8頁下)
【『朝日新聞』よりー民主化を中心に】(9頁下)
【『讀賣報知』よりー第一次争議を中心に】(10頁上)
【憲法の民主化および平和国家に関する当時の主な著作あるいは主張】(11頁上)

《第二部》昭和20年~21年に作成された主な憲法改正草案及び提言(12頁下)
【法制局の文書】(12頁下) 入江稿『終戦と憲法』(1945年9月18日)ほか。
【外務省の文書】(12頁下) 『憲法改正大綱案』(1945年10月11日)ほか。
【特徴的な草案】(13頁上)
 近衛文麿案(13頁上)、弁護士・布施辰治案(13頁下)、野村淳治案(13頁下)、
憲法研究会案(13頁下)、松本私案(13頁下)、宮澤甲案(13頁下)、
憲法懇談会案(13頁下)、司法改革同志会修正案(14頁上)、
日本弁護士協会・東京弁護士会共同修正案(14頁上)、
日本共産党案(14頁下)、大島暫定憲法14頁下)
【法制局内で敗戦直後から密かに、自発的に検討された憲法改正文書から】(15頁上)
 入江稿『終戦と憲法』(1945年9月18日)(15頁下)
 入江稿『憲法改正の基本的立場』(1945年10月23日)(15頁下)
(秘)井出稿『ポツダム宣言受諾ニ伴ヒ研究ヲ要スル憲法第二章ニ於ケル問題     (1945年10月22日成)(16頁上)
【憲法研究会『憲法草案要綱』(1945年12月26日)について】(18頁上)
 憲法研究会案を起草した七人(18頁下)
 高野岩三郎(18頁下)および『改正憲法私案要綱』(11頁下の⑯)
馬場恒吾(19頁上)、杉森孝次郎(19頁上)、森戸辰男(19頁上)、
岩淵辰雄(19頁下)、室伏高信(19頁下)、鈴木安蔵(19頁下)
 憲法研究会『憲法草案要綱』の内容(20頁下)
 憲法研究会『憲法草案要綱』に関する新聞報道(21頁下)
【松本国務相『憲法改正私案』(1946年1月4日稿)】(22頁下)
【憲法問題調査委員会・宮澤(俊義)甲案(1946年1月4日(秘)】(23頁上)

《第三部》日本政府とGHQの動き=明治憲法押し付けと平和憲法制定のせめぎ合い(24頁上)
日本政府の動き・第一期 法制局の文書に基づいて既述(15頁下~16頁上)
日本政府の動き・第二期(24頁上)
第一の問題点 『マッカーサー回想記』に書かれている幣原首相との会談内容
第二の問題点 憲法問題調査委員会で、軍に関する条項の存置決定(26頁上)
第三の問題点 閣議での憲法改正案論議(26頁下)
GHQの動き・第一期 改憲および憲法の自由主義化を示唆(27頁上)
GHQの動き・第二期 研究と論点整理(27頁上)
1945年12月6日付け『日本の憲法についての準備的な研究と勧告の報告書』(同)
1946年1月11日付け報告書『民間の研究団体(憲法研究会を指す)により提案された憲法改正案に関する註解』(27頁上)
  連合国の動き・極東委員会の設置決定および日本視察(27頁下)
 日本政府の動き・第三期 GHQとの交渉へ(28頁上)
 GHQの動き・第三期 憲法草案作成と提示(29頁上)
 「マッカーサー・ノート」の三条件(29頁下)
【2月13日に外務大臣官邸でGHQ草案を手渡した際の『記録』より】(30頁下)
第一の論題 GHQ草案の提示(30頁下)
第二の論題 草案の内容について(31頁上)
第三の論題 天皇の戦犯問題(31頁下)
第四の論題 民主的な憲法草案、保守的な憲法草案のどちらを選ぶかついては国民に権利がある(31頁下)
第五の論題 一院制か、二院制かの問題(32頁下)
第六の論題 日本側からの検討の約束および再会談の約束(32頁下)
第七の論題 GHQ側の秘密保持の確約と再会談の約束(33頁上)
【2月19日の閣議での初めての報告と「押し付け憲法」論の始まり】(35頁上)
松本国務相の閣議での報告(35頁上)、佐藤達夫論文(35頁下)、ロバート・ウ
ォード論文(35頁下)、吉田茂の証言(37頁上)、白洲次郎の証言(39頁上)、
長谷川元吉の証言(39頁上)、ハッシー(39頁上)、ラウエル(39頁下)
【戦争放棄を、単独の条文だけで第二章とした理由は】(41頁下)
【パリ不戦条約(「戦争放棄に関する条約」)】(1928年8月27日)(42頁下)
【日本政府の『憲法改正草案要綱』発表と新聞報道】(1946年3月6日)(44頁上)
【松本国務相排除と金森徳次郎登場の準備完了】(44頁下)
【政府が「ひらがな口語体」の憲法改正草案を発表】(1946年4月17日)(45頁上)

《第四部》憲法草案の審議、そして条文の確定(46頁上)
【衆議院の構成と三段階の審議】(46頁上)
【小委員会での審議の基本点】(46頁下)
【小委員会での第九条に関する論議の主要な点】(47頁下)

おわりに 法制局作成の『想定問答集』と『草案逐条説明』に見る第九条の精神の真髄
〔資料〕平和と憲法の民主化を求める世論(1945年9月~1945年12月の全国各紙より)
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by kenpou-dayori | 2013-12-26 07:13 | 自著紹介


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