2015年4月14日(憲法千話)
憲法便り#733:畑田重夫先生が『民主文学』連載エッセーで『世論と新聞報道が平和憲法を…』をご紹介下さいました
『民主文学』5月号に掲載された、畑田重夫先生の連載エッセー『七十年の「憲法人生を顧みて』(第二回)で、拙著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』が紹介されています。
事前に先生からのお手紙で、その旨は伺っていましたが、実際に、その文章を拝読し、とても感激しています。
畑田先生は、私が新たな著作を刊行するたびに、常に励まして下さいますが、それだけでなく、機会を捉えては、多くの人々に私の著作を推薦し、広めて下さっています。
畑田重夫先生は、まもなく92歳の誕生日をお迎えになりますが、酒も飲まず、タバコも吸わないので、とても健康的で、お元気でご活躍なさっています。
来る5月10日には、京都で、元自民党幹事長の野中広務さんとの対談に臨まれるそうです。
オール沖縄に見習って、オール京都、オール日本の取り組みの魁(さきがけ)になる行事、いま、京都では大きな取り組みになっていると伺いました。
その会場で、以下に紹介する連載エッセーが掲載された『民主文学』も販売されるはずとのことでした。
畑田先生および『民主文学』編集部のご了解のもとに、8頁全文を紹介します。
拙著に関しては、106頁下段の中程からの13行です。
ます、その部分の文字起こしを行い、次ぎに画像を掲載します。
「新しい憲法典手にして感激・感動を覚えたのは私一人に限ったことではない。圧倒的多数の日本国民が、この新しい憲法の制定をどれほど歓喜をもって迎えたかは、岩田行雄編・著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!ー押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論ー』という自費出版の刊行物を読めばよく理解できると思う。ついでにふれておきたいのだが、岩田氏はその刊行物のなかで、「声高に憲法改正を叫んでいる安倍首相にも、孫である麻生太郎氏にも、率直な気持で読んで、是非とも勉強してほしい文章である」という前置きのあと、いわゆる「押し付け憲法論」批判を、当時の首相吉田茂の『回想十年』の中の章句を引用することによって要領よくかつ説得力ゆたかにおこなっている。」
※平和憲法を守る闘いに寄与するため、昨年5月に下記の新著を緊急出版しました。
『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
―押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論―
(これは『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版です)
闘いは、まだこれからも続きます。「押し付け憲法」論、自主憲法制定論に対する闘いに、是非とも本書を活用していただきたい。
ご注文は、下記の書店へ
美和書店 電 話03-3402-4146 FAX 03-3402-4147