2015年 07月 05日

憲法便り#1039沖縄県民は「不屈」であり、安倍首相は「不届」(ふとどき)である。

2015年7月5日(日)(憲法千話)

憲法便り#1039沖縄県民は「不屈」であり、安倍首相は「不届」(ふとどき)である。

自民党議員の言論弾圧発言について、特別委員会において「心からのお詫び」を口にしたが、彼は本当には謝罪していない。

彼は、この件が発覚した直後には、野党議員の質問に対して、そのことは「承知していない」と答弁し、またそれは、私的な勉強会のことだとして、シラを切った。

彼はまた、「自民党の議員が発言したことでも、いちいち私が謝罪をする筋合いではない」と、謝罪を拒否した。

だが、その一方で、公明党の山口代表に対して、「ご迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪したことが伝えられた。

その後、批判の声は大きくなるばかりで、7月3日、衆院特別委員会において更なる追及をを受けて、
ついに、「最終的な責任は、自民党総裁の私にある。心からお詫びしたい」と述べた。

沖縄県民に対しても「気持ちを傷つけるとすれば、申し訳ない」と述べた。

「傷つけた」とは思っていないのである。

このような認識のもとで吐いた言葉は、実がない。誠実さがない!

彼は、この時、弾圧発言によって、「自民党が沖縄のために努力してきたことが水泡に帰す」と言っている。

要するに、沖縄県民に対する一連の侮辱、沖縄の歴史も、現状も全く知らない議員たちの暴言を訂正し、謝罪するのではなく、自民党への支持の凋落を懸念しての発言でしかない。

問題発言をした議員には最低でも、「除名処分」と同時に、「議員辞職」を迫るべきである。

だが、「厳重注意」程度のことでお茶を濁しているので、当該議員は、開き直りの「言いたい放題」を続けている。

どうして、このようなことが許されているのかと言えば、それは、彼らが安倍晋三という人物の、本音を代弁しているからである。

憲法が保障している「言論の自由」は、嘘八百を言いたい放題まくし立て、言論弾圧の意図をあからさまにすることまでも想定していない。

沖縄島民は「屈しない」を合言葉に闘い続けている。

彼らに比して、首相の地位にいる安倍晋三という人物、まったく不届きである。

安倍政権は、いずれ終焉を迎える。

だが、沖縄島民は、屈せず、島ぐるみの闘いを続ける。

最後に沖縄への連帯俳句を一句。

『「怒る島」 ハイビスカスも 赤く咲く』行雲作
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by kenpou-dayori | 2015-07-05 19:00 | 沖縄


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