岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2015年 08月 06日

憲法便り#1103:戦争をあおり続けた新聞の戦争加担:昭和20年8月6日付『朝日新聞』の場合

2015年8月6日(木)(憲法千話)

憲法便り#1103:戦争をあおり続けた新聞の戦争加担:昭和20年8月6日付『朝日新聞』の場合

はじめに、外務省編纂『終戦史録』の「太平洋戦争日歴」を再録し、
そのあとで、昭和20年8月6日付『朝日新聞』の紙面を掲載します。

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以下は、【再録】です

外務省編纂『終戦史録』の「太平洋戦争日歴」

昭和20年8月6日(月)

[日本]
広島に原子爆弾投下。(注1)

[外国]
トルーマン原子爆弾の威力等発表。

(注1)外務省編纂『終戦史録』第三十七篇「原子爆弾の投下」(535頁)では、次のように記述している。
「ポツダム宣言発表以来、緊張した空気のうちに、一途にソ連の回答を鶴首していたところ、八月六日午前八時過ぎ広島に侵入したB29一機は、新型爆弾一個を投下し、その一弾のため広島は殆ど壊滅したと伝えられた。七日朝にいたり、米側ラジオは、トルーマン大統領の声明として、「六日広島に投下した原子爆弾は戦争に革命的な変化を与えるものだ。日本が降伏に応じない限り、更に他の場所にも投下する」と伝えてきた。これを聞いて東郷外相は、それが真実であれば、原子力使用に関し、米国に対し抗議する必要もあると思い、早速陸軍の方へ連絡をとり、これを確めたところ、陸軍は、米側では原子爆弾といっているが、そうではなく、非常に強力な普通爆弾のようだとの返答であった。そこで、外相は至急調査して貰いたいと申し入れた。」(明日に続く)

(注2)「太平洋戦争日歴」には記されていないが、八月六日に、東郷外務大臣から、在「ソ」佐藤大使宛に、次の緊急電が打たれている。

昭和二十年八月六日 十七時
          東郷外相発
在「ソ」佐藤大使
◇第九九一号(緊急、館長符号)
 「スターリン」、「モロトフ」、本日「モスコー」の帰還せる趣きなるが諸種の都合あるに付至急「モ」と会見の上回答督促せられたし

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昭和20年8月6日付『朝日新聞』の一面と二面(当時は、2ページ建ての朝刊のみ)
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by kenpou-dayori | 2015-08-06 11:40 | 太平洋戦争日歴


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