2015年 08月 14日

憲法便り#1156:【再録】昭和20年8月14日 連合国に対する降伏通告の電文

2015年8月14日(金)(憲法千話)

憲法便り#1156:【再録】昭和20年8月14日 連合国に対する降伏通告の電文

以下は、【再録】です。

2013年 08月 14日
憲法便り#199 昭和20年8月14日 連合国に対する降伏通告の電文

外務省編纂『終戦史録』の「太平洋戦争日歴」

御前会議を経て、日本はようやく「ポツダム」宣言受諾の回答を、スイス駐在加瀬公使に対して、中立国スイスを通じて、連合国側に送るよう指示します。

外務省編纂『終戦史録』の「第五十五編 玉音放送録音と連合国宛通告文の発電」から、713-716頁を参考にして、電文を紹介します。

東郷外務大臣が加瀬公使に宛てた本電、及び「通告文」(邦訳文)の全文は次の通りです。

【本電】
昭和二十年八月十四日発電午後十一時
             東郷外務大臣
在瑞西 加瀬公使
◇略 第三五二号(緊急)
 「ポツダム」宣言の条項受諾の件(本電)
貴任国政府に対し別電第◎三五三号(邦訳文別電第△三五四号)の通り米国政府及び同政府を通じ英ソ支三国政府に伝達方依頼せられたし

【別電】(この別電は邦訳文。英文の「別電第◎三五三号」は省略する)
昭和二十年八月十四日発電午後十一時
             東郷外務大臣
在瑞西 加瀬公使
◇略第△三五四号(緊急)
 「ポツダム」宣言の条項受諾の件(別電)
 (別紙のとおり)

米、英、蘇、支四國に對する八月十四日附帝國政府通告

「ポツダム」宣言の條項受諾に關する八月十日附帝國政府の申入並びに八月十一日附「バーンズ」米國國務長官發米英ソ支四國政府の回答に關聯し帝國政府は右四國政府に對し左の通り通報するの光榮を有す
一、天皇陛下に於かせられては「ポツダム」宣言の條項受諾に關する詔書を發布せられたり
二、天皇陛下に於かせられてはその政府及び大本營に對し「ポツダム」宣言の諸規定を實施する爲必要とせらるべき條項に署名するの權限を與ヘ且つ之を保障せらるるの用意あり又陛下におかせられては一切の日本國陸、海、空軍官憲及右官憲の指揮下に在る一切の軍隊に對し戰闘行爲を終止し武器を引渡し前記條項實施の爲聯合國最高司令官の要求することあるべき命令を發することを命ぜらるるの用意あり
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by kenpou-dayori | 2015-08-14 20:58 | 太平洋戦争日歴


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