2015年8月29日(土)(憲法千話)
2015年9月1日(火)加筆:贈呈した著作の贈呈先について
憲法便り#1356:昨日、国会前で、ハンストを続けている、学生たちを激励してきました。
まず、その際に受け取った、ハンストの開始と声明文が掲載された、「学生ハンスト実行委員会」のチラシを紹介します。
声明文の下に、【呼びかけ人】および、ハンスト実行者の氏名と大学名・学年が記載されています。
そのまま紹介しても良いのかどうか考えましたが、実行委員会がインターネット上で、自ら公表していますので、『憲法便り』でも、紹介することにしました。
ハンストの現場では、専修大学の嶋根君、早稲田大学の木本君と直接話し、激励の言葉を伝えることができました。
専修大学の嶋根君には、私が以前、専修大学法学部の内藤光博教授からの依頼で、法学部二部の特殊講義で、年間ひとコマだけだが、四年間続けて講義を行ったことを伝えたところ、とても喜んでくれ、固い握手を交わしました。
また、早稲田大学の木本君には、私が早稲田の出身であることを伝え、これまた固い握手を交わしました。
ハンスト中ですから、食料の差し入れはできませんので、拙著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』を、四人に贈呈し、若干のカンパも致しました。
これまでに『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』を、個人に対して贈呈したのは、次の三人のみ。
第一は、『心踊る平和憲法誕生の時代』(『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』の初版)を刊行する際に、故吉田茂首相の著作を収録することを快く了承してくださった、著作権継承者・吉田暁子さん。
第二は、2006年5月に、秋田県の「横手九条の会」主催の講演会に招かれた際、講演をお聞きくださったうえ、懇親会にご参加くださった「百歳のジャーナリスト・むのたけじさん」。
第三は、いつも、私の著作を評価し、広めてくださっている、国際政治学者・畑田重夫先生。
ですから、ハンストを続けている4人の学生さんたちに、私は最大限の敬意を表したつもりです。
出来れば、今度会うのは、「憲法学習会の場で」と、考えているところです。
※岩田行雄編著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!(『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版)の注文については、
こちらから