2015年8月30日(日)(憲法千話)
2015年8月31日(月)加筆:太字部分を加筆
憲法便り#1262:妻と共に、全国」100万人行動に呼応して、8・30国会10万人集会に参加しました!
今日、早めの昼食をすませて、私も妻と共に、全国」100万人行動に呼応して、8・30国会10万人集会に参加してきました。
午後二時少し前に、地下鉄有楽町線の永田町駅に着くと、いつもとはホームの混み方が違っていた。
ホームに、「日本共産党 東村山地区委員会」と書かれた、黄色いノボリを持った男性がいる。
まるで、メーデー会場で見かける風景だ。
二人の駅員が、エスカレーターを使わずに、階段を使って登るように、さかんに呼びかけている。
改札階に上ると、人の列がギッシリで、なかなか地上の出口にたどり着けない。
妻をかばいながら、ようやく出口から歩道に出ると、日本共産党の志位委員長の挨拶が聞こえてきた。
歩道にいる参加者たちが、挨拶に呼応して、「そうだ」と声を上げている。
歩道もギッシリで、警察官が、交通規制をしていた。
国会図書館前や、憲政記念館方面に進む横断歩道は、閉鎖されていて、
民主党本部前を通って、遠回りをするように指示している。
ようやく国会図書館側に渡ると、声が裏返った挨拶が聞こえてきて、参加者に笑いが起こる。
どうやら、社民党の吉田委員長の挨拶のようだ。
国会図書館前まで行きたいのだが、ほとんど前に進まなくなり、ものすごく蒸し暑い。
私より身長が低い妻が窒息しないか、心配になるほどだ。
引き返すことも出来ない。
このようなことは、初めての経験だ。
左側に、「秋田」と書いた赤いノボリを持った人物がいたので、声をかけた。
かれは、秋田県労連の事務局長で、秋田県から50人ほど来ているが、「皆とはぐれてしまった」とのこと。
私が、秋田県内で9回も講演を行っていることを告げると、私のことをご存知だった。
また、最近送られてきた『秋田県平和新聞」を読んで、秋田での取り組みを知っていることを話すと、『ああ、風間さんからですね』と、応じた。
「秋田の皆さんによろしく」と挨拶し、さらに少しづつ前に進むと、左側に少し張り出した部分がある。
この場所は、民主党本部の建物を背景にして、レポーターがをテレビカメラの前でしゃべるために、しばしば使われる場所である。
通い慣れた、国立国会図書館に向かうために、地下鉄の出口から、すぐに横断歩道を渡り、普段ならば1分足らずで着くところへ来るのに、30分もかかった。
ほっと一息ついて、気が付くと、「田園調布九条の会」の横断幕が掲げられており、3人の男性が座っていた。
「以前、「田園調布の九条の会」の講演会にお招きいただいたことがある岩田です」と挨拶をすると、一人の男性が、「覚えてます。先生の本を持っています」と、笑顔で答えた。
「あれは、何年前のことでしょうか?」と質問を受け、「6年ほど前のことだと思います」と答えた。
(帰宅してから「講演の記録」を調べると、2009年11月21日のことだった。記憶は正確だった。)
「あの時、私の講演を知らせるチラシに『平和憲法』という言葉が入っているということで、第四出張所が、大田区の掲示板に張り出すことを拒否しましたね。かなり早い段階での区職員の不当行為でしたが」と言うと、
「今でも、「田園調布九条の会」は、会場使用などで、厳しくチェックされているので、その不当な規制をかいくぐって、活動を続けています」とのこと。
名刺を差し出して、せっかくの再会だからと、記念撮影をした。
他にも、仲間が、永田町まで来ているのだが、ここまでたどり着けないのだと言う。
「皆さんに、よろしくお伝えください」と挨拶をして、その場を離れた。
慣れないデジカメの映像だが、ブログへの掲載は、快くご了解をいただいた。
左端が妻・登美子です。
彼女は、去る6月20日に開催された「第2回 女の平和」の取り組みの時、地下永田町近くの横断歩道から、国立国会図書館前、そして憲政記念館にいたるスタッフの責任者を勤めている。
3人の方々は、「田園調布九条の会」の文字が見えるように、中腰の姿勢です。そして妻も、少し前かがみの姿勢です。
後ろの建物は、国立国会図書館です。この場所は、「特等席」です。
左端が岩田です。3人の方々は、「田園調布九条の会」の文字が見えるように、やはり、中腰の姿勢です。
これは、路上で体験した、ほんの一部です。
速報として発行された、2015年8月30日付『しんぶん赤旗』号外はこちらへ
号外紙面は、一面PDFファイルから四面PDFファイルまで、それぞれ拡大画面が読めるので、全体の状況がよくわかります。優れた報道です。
集会の全体については、8月31日の新聞報道をご覧下さい。
【追加記事】
2015年8月31日付『東京新聞』朝刊一面は、こちらへ