岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2015年 12月 18日

憲法便り#1478:ご存知ですか?「下流老人」という言葉

2015年12月18日(金)(憲法千話)

憲法便り#1478:ご存知ですか?「下流老人」という言葉

最近、アベノミクスの派手な演出とは裏腹に、
「下流老人」という、実に嫌な言葉を見かけるようになった。

川下に居住している老人のことではない。

いわゆる、生活感覚、生活環境に発する、
上流、中流,下流という意識、ランク付けで、
「下流」と呼ばれる高齢者のことである。

バブル経済がはじけるまでは、
日本人のかなりの部分が、
自分を「中流の上」と思い込んでいた。

経済的に自立した生活が困難な高齢者が急増している。
一億総貧困化の予兆である。

私が小学生だった頃、
「揺り篭から墓場まで」という言葉をよく聞いた。

イギリスの福祉政策を表す言葉で、
生まれてか死ぬまで、安心して暮らせることを意味した。

だが、「鉄の女」と呼ばれたサッチャーの福祉切り捨て、緊縮財政で、
それは昔の夢物語となってしまった。

日本国憲法第25条が規定する「健康で、文化的な最低限度の生活」も、
不十分なばかりではなく、
福祉切り捨て、年金の長期的減額、消費税増税により、
風前のともしびとなっている。

軍事費削って、暮らしにまわせ!
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by kenpou-dayori | 2015-12-18 13:14 | ご存知ですか?シリーズ


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