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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2016年 02月 02日

憲法便り#1571:『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』発売記念講演会(画像入り)

2016年2月2日(火)(憲法千話)
2016年2月5日(金)文末の訂正:明日に続く→次回に続く(確認作業に時間が掛っているため)

憲法便り#1571:『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』発売記念講演会(画像入り)

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1月26日(火)午後7時から開催された蓮池透さんの講演会に参加した。

会場は、芳林堂書店高田馬場店があるFIビル8階の多目的ホール。
定員50人の予約制。
私としては、早めの6時40分に会場に着いたのだが、ほとんどの椅子は参加者で占められたいた。

7時きっかりに、拍手に迎えられて蓮池さんが入場。
主催者を代表して、営業部の執行役員・部長下條幸男さんが、参加者へのお礼と述べたあと、携帯電話の電源を切るよう”お願い”を伝えた。

司会と進行役は、この企画を芳林堂書店に提案した、椎野礼仁さん。
彼は、講演に先立ち、次の話をした。
戸塚警察署から「会場警備は大丈夫ですか」と電話がかかってきたこと、
そして、中止しろ」と10本の電話が掛かってきたこと。
会場には、一瞬、緊張が走った。

だが、椎野さんが続けて、
「講談社から、元ラグビー部などの屈強な男性が5人、警備のために来て下さっていますので、
安心して、最後までご参加下さい」と述べると、笑いが起こり、会場の緊張はほぐれた。

この電話の件に関して、後日、芳林堂に部長の下條さんの訪ね、話を聞いてみた。

岩田:「警察には、事前に書店側から電話連絡をしたのですか?」
下條:「どこかから聞きつけたのかのでしょうか。こんなことは、初めてです。」
岩田:「中止を求める電話は、かなり脅迫的なものでしたか?」
下條:「危険な感じの脅しでは、ありませんでした。私が外出している時に、店長や、女店員が対応した電話もありました」
岩田:「嫌がらせや、脅迫のメールはありましたか?」
下條:「いえ、メールは、ありませんでした」

いずれにしても、このような状況の中で、予定通り講演会を開催なさった、芳林堂書店に心から敬意を表したい。

ところで、この時、下條さんから、思いがけない話を聞いた。

彼は、新潟市の出身で、横田めぐみさんが拉致された現場の近くを、部活でいつも走っていたとのこと。
そして、友人たちと、「もしかしたら、俺たちが拉致されていたかも知れない」と話していたという。

「だから、今回の講演会は、是非とも成功させたいと思っていました」と話した。

講演会は、最初に15分間、蓮池さんが話し、その後、椎野さんとの対話の形を予定していた。

蓮池さんは、最初の15分間は、
「皆さんの疑問、一番関心のある問題にお応えするために、次の二つのことを話します。
第一に、横田めぐみさんのこと。
第二に、拉致事件の解決のメドは?

蓮池さんは、「家族会」の事務局長を努めていた当時とはまるで違い、穏やかな話しぶりであった。

彼は、今回の著作で、なぜこんな過激な題名を付けたのかについては、次のように語った。

「とにかく、拉致事件を忘れないで欲しい」、「目立つためには何をしたらよいか」、
というその一心で、この題名を付けた、と語った。

当然、様々な反応が帰ってきた。

政治家たちの反応、講談社への反応についてなどは、明日に続く。(時間が掛かりましたので、「次回に続く」と訂正します)

by kenpou-dayori | 2016-02-02 21:50 | 拉致事件


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