2016年 07月 25日

憲法便り#1785:上丸洋一氏の研究盗用に抗議し、謝罪と盗用部分の削除を要求します④

2016年7月25日(月)(憲法千話)

憲法便り#1785:上丸洋一氏の研究盗用に抗議し、謝罪と盗用部分の削除を要求します④


2015年4月7日(火)付『朝日新聞』夕刊に、『新聞と9条』第5回が掲載された。

何も事情を知らない人がこの記事を読むと、いかにも、上丸氏が自分が調べたような書き方である。

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拡大部分(前半)
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拡大部分(後半)
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だが、この記事は、私が上丸氏に対してFAXで送った調査結果に基づいている。

1945年9月3日付『毎日新聞』の社説、「和平建設への強力な拍車」は、私が発掘した資料であり、彼が自らマイクロフィルムを調査し、読み取ったものではない。

上丸氏にFAXで送った情報、調査結果は、『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』の延長線上にある、加筆・訂正であり、これを勝手に利用することは、私は認めていない。
ましてや、情報提供者が私であること、私の研究上の解釈に触れずに、自分の解釈だけを記述するのは、論外である。

私は、上丸氏に対して、資料、文献、研究を引用する国立国会図書館のホームページを含め、引用する際にはその出典を明かにしなければならないことを伝えて来た。
これは、学問の世界では、常識であり、不可欠なことである。
私の資料調査や研究を引用する場合も、当然おなじことが要求される。

しかしながら、かれは、白昼公然と無断引用、即ち盗用したのである。
いわゆるコピペ、カンペと呼ばれるレベルよりも、悪質である。

もしも、研究者が上丸氏と同じことをしたならば、その事実が発覚した時点で、研究の世界から退場しなければならない。

朝日新聞社は、2014年に、「日本軍慰安婦」問題、および、東電福島第一原発吉田所長が政府事故調査委に答えた「吉田調書」の問題で、社会的信頼を失っていた。

だが、私は、上丸問題が生じたときに、センセーショナルな形での告発はしなかった。

そして、「朝日新聞編集委員上丸氏への協力中止の真相」という見出しにしてきた。
しかしながら、そのような思いやり、気遣いは、見当ちがいであった。

今回の見出しも、「要求します」ではなく、「要求する」と、強い表現に変更すべきとも考えている。

2015年4月7日(火)付の記事に至るには、上丸氏からFAXで私に送られてきた最初の予定稿、そして私の批判に基づく二番目の予定稿があった。
二番目の原稿も全くひどいものなので、それも批判した。

ただし、私は批判するだけではなく、協力もしていた。その協力の実際は、次回以降でふれる。

2015年4月7日(火)付の記事も、3回目の予定稿として送られてくるものと思っていた。

だが、上丸氏は、何の連絡もなく、私を出し抜く形で発表した。
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by kenpou-dayori | 2016-07-25 22:40 | 上丸問題


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