岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2016年 08月 08日

憲法便り#1822:安倍内閣により周到に準備された、「天皇陛下のお言葉」の政治利用を強く感じる。

2016年8月8日(月)(憲法千話)

憲法便り#1822:安倍内閣により周到に準備された、「天皇陛下のお言葉」の政治利用を強く感じる。


名前を明かさない政府関係者の発言をきっかけに、「生前退位」の話が、「確定的」なもののように、報じられている。

「天皇陛下のお言葉」は、事あるごとに表明されてきた談話を、まとめたものである。

だが、「生前退位のお気持ちを強く表したもの」という受け止めが、大多数のような乗じ方がされている。

ビデオ出演による、「天皇陛下のお言葉」に併せて、手回しよく、今回の天皇陛下のビデオメッセージを取り込んだ特別番組まで制作されていた。

安倍首相は、「天皇陛下のご発言を重く受け止める」「陛下のご心労に思いを致し、しっかり考えていかねばならない」と述べた。

皇室典範その他の見直し、すなわち改訂作業に向けて、大幅に人員増が図られていることも、伝えられている。

参院選で、改憲勢力が三分の二を超えたことで、動き出した安倍内閣の危険な本質を見た思いを、改めて強くしている。

改憲のため、天皇の政治利用が始まっている。
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by kenpou-dayori | 2016-08-08 21:18 | 天皇制・皇室典範


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