岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2017年 04月 29日

憲法便り#1992:憲法普及会編『新しい憲法 明るい生活』(あの中学生教科書ではない)の本文を一挙掲載!

2017年4月29日(土)(憲法千話)

憲法便り#1992:憲法普及会編『新しい憲法 明るい生活』(あの中学生教科書ではない)の本文を一挙掲載!

昨4月28日夜、奈良県の女性から電話をいただきました。

2004年11月9日に、「ならコープ平和の会」のお招きにより、奈良県立婦人会館で行った講演を、お聞き下さった方
です。
以前、私が復刻版を作成した『新しい憲法 明るい生活』を最近読んでみて、憲法カフェで使いたいとのこと。

私は、この版を12,000部出版しましたが、完売になっていること、最近出版した『検証・憲法第九条の誕生』(第六版)に収録してあることを伝えました。

この拠りとりの中で、驚いたことがありました。

すでに活動をやめてしまったと伝えられていた「ならコープ平和の会」がいまも活動を続けているということでした。

その40年におよぶ活動をまとめた出版物をお送り下さることになる、楽しみに待っているところです。

以下に、2015年6月27日(土)(憲法千話)の憲法便り#1027に収録した、憲法普及会編『新しい憲法 明るい生活』(1947年5月3日)を紹介します。
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本書は、文部省が発行した中学生教科書『あたらしい憲法のはなし』よりも、四ヶ月前に刊行されたものです。

 『新しい憲法 明るい生活』は、新憲法が施行された1947年(昭和22年)5月3日付で「憲法普及会」が非売品として刊行したもの。

 同書は、A6判30頁で、活字版二千万部が全世帯に配布されたほか、約十万人の視覚障害者のために点字版も刊行、配布されました。構成は、発刊のことば、解説部分(1―13頁)、憲法前文及び条文(14―30頁)からなり、表紙には「大切に保存して多くの人人で回読して下さい」と書かれています。
 
 小冊子とは言え、敗戦後の紙不足を考えれば、大変な事業であり、同書の刊行、全世帯配布は、憲法普及会が行った活動の中で最も大規模な取り組みでした。

 内容は大人向きの解説で、挿絵は端的かつユーモラスに満ちています。戦争放棄の挿絵は、同書の刊行から5ヶ月後の8月2日に文部省から中学生教科書として出版された『あたらしい憲法のはなし』で有名な「るつぼ」の絵の原型です。

 当時の点字版が公的機関に残っていないため、岩田が2008年に解説部分の点字版を自費出版して、国立国会図書館及び全国に約八〇館ある点字図書館と、『点字毎日』で知った希望者に贈呈しましたが、その後も希望があり次第、贈呈を行っています。

 憲法普及会は衆議院、貴族院、政府により創設されました。1946年12月1日に発足し、「新憲法の精神を普及徹底し、これを国民生活の実際に浸透するよう啓蒙活動を行うことを目的として」一年間全国的な活動を行いました。本部は帝国議会内に置かれ、会長には芦田均が就任しました。

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 <b>この後は、日本国憲法の前文及び条文が続きますが、省略します。</b><br>
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 なお、憲法普及会の活動全般については、<a href="http://kenpouq.exblog.jp/19992897/" target="_blank">『心踊る平和憲法誕生の時代』</a>の第六部(220―232頁)をご覧ください。<br>
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by kenpou-dayori | 2017-04-29 21:27 | 新しい憲法 明るい生活


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