岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2017年 06月 30日

憲法便り#2042:政治倫理綱領(昭和六十年六月二十五日議決)をご存知ですか?

2017年6月30日(金)


憲法便り#2042:政治倫理綱領(昭和六十年六月二十五日議決)をご存知ですか?

国立国会図書館に調査に行った際に、国会見学に訪れた人たちが立ち寄る衆議院の土産物店で、衆議院手帳を買ったところ、政治倫理綱領が掲載されていました。

不勉強な議員たちのためにも、ここに全文を転載しておきます。


政治倫理綱領(昭和六十年六月二十五日議決)

政治倫理の確立は、議会政治の根幹である。われわれは、主権者たる国民から国政に関する権能を信託された代表であることを自覚し、政治家の良心と責任感をもつて政治活動を行い、いやしくも国民の信頼にもとることがないよう努めなければならない。
ここに、国会の権威と名誉を守り、議会制民主主義の健全な発展に資するため、政治倫理綱領を定めるものである。

一、われわれは、国民の信頼に値するより高い倫理的義務に徹し、政治不信を招く公私混淆を断ち、清廉を持し、かりそめにも国民の非難を受けないよう政治腐敗の根絶と政治倫理の向上に努めなければならない。

一、われわれは、主権者である国民に責任を負い、その政治活動においては全力をあげかつ不断に任務を果たす義務を有するとともに、われわれの言動のすべてが常に国民の注視の下にあることを銘記しなければならない。

一、われわれは、全国民の代表として、全体の利益の実現をめざして行動することを本旨とし、特定の利益の実現を求めて公共の利益をそこなうことがないよう努めなければならない。

一、われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもつて疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。

一、われわれは、議員本来の使命と任務の達成のため積極的に活動するとともに、より明るい明日の生活を願う国民のために、その代表としてふさわしい高い識見を養わなければならない。






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by kenpou-dayori | 2017-06-30 21:59 | 今日の話題


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