2017年9月1日(金)(憲法千話)
(一覧リストに戻る)憲法便り#2138:シリーズ『日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では、No.28: 三重篇』(第二回)
(まずは、再録です)
*いま、加筆作業を準備中です。12月23日には、増補・改訂版を一気に掲載します。
三重県は、”憲政の父”と呼ばれた尾崎行雄(咢堂翁)のお膝元。
昭和21年11月3日付『伊勢新聞』は、四ページ全面が、憲法一色の憲法特集号です。
当時は、用紙不足のため、通常、新聞は二ページ建てでした。
ですから、『伊勢新聞』の見識と意気込みが、どれほどのものであったのかをお伝えするするために、
予定を変更し、三重篇(第二回)を追加することにしました。
多面的、そして多角的に組まれた紙面は、「日本国憲法公布の記念日」を語るに、最もふさわしい紙面だと思います。
第一面は、すでに前回の記事の中で紹介していますが、全体をまとめてご覧いただくために、
再度、掲載致します。
第一面から第四面まで、すべてのページに祝賀広告が配されていることからも、
周到な準備をしていたことが判ります。
昭和21年11月三日付『伊勢新聞』一面
昭和21年11月三日付『伊勢新聞』二面
昭和21年11月三日付『伊勢新聞』三面
昭和21年11月三日付『伊勢新聞』四面
(画像の出典は、国立国会図書館所蔵マイクロ資料:請求記号YBー195)
※平和憲法を守る闘いに寄与するため、2014年5月に下記の新著を緊急出版しました。
『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
―押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論―(これは『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版です)
闘いは、まだこれからも続きます。「押し付け憲法」論、自主憲法制定論に対する闘いに、是非とも本書を活用していただきたい。
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