2018年3月16日(金)(憲法千話)
憲法便り#2501:3月11日(日)付7紙朝刊の比較、森友学園への国有地売却に関する決裁文書改竄報道の見出し一挙掲載!
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①『東京新聞』
2018年3月11日(日)(憲法千話)
憲法便り#2482:【森友問題特集③】3月11日(日)付『東京新聞』朝刊は、財務省の森友文書 改竄について、このように伝えた!
2018年3月11日付朝刊一面の見出しは、下記の通り。見出しを辿るだけで、その内容は伝わるものと思う。
一面トップ記事
森友文書 書き換え認める(横書きの大見出し)
財務省、あす報告麻生氏 進退に波及も
「解説 行政が国民を欺く行為」
3面『核心』のページ見出し
「誰が、何のために」
「追い詰められた政権」
「森友文書 書き換え」
(小見出し)
■時間稼ぎ
■当初強気
■人ごと
「安倍首相と麻生財務相の森友問題での発言」一覧表
3面『核心』の記事の下
公明代表も麻生氏責任追及
31面
「疑惑の核心隠し」
「森友文書 書き換え 政権危機認識か」
「識者に聞く」
「市民 怒り・失望」
「政治的な力働いた 前川前文科次官」
「週末夜の理財局に明かり」
「指示・了承も刑法抵触の可能性」
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②『しんぶん赤旗』
2018年3月11日(日)(憲法千話)
憲法便り#2483:【森友問題特集④】3月11日(日)付『しんぶん赤旗』日刊紙は、財務省の森友文書 改竄について、このように伝えた!
2018年3月11日付日刊紙の一面と二面の見出しは、以下の通り。
【一面の見出し】
一面トップ記事
森友公文書改ざん疑惑 市民・野党の共闘で解明を(横書き)
共産党が緊急街頭演説 小池書記局長訴え 東京・新宿
『政治考』(一面から二面に続く記事)
一面
「安倍政権揺るがず大激震」”官僚の辞任だけでは済まない”
(小見出し)
「中枢崩壊の危機」
二面
「安倍政権打倒へ重大局面」
「かなり根は深い」
「放置なら国崩壊」
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③『朝日新聞』
2018年3月11日(日)(憲法千話)
憲法便り#2484:【森友問題特集⑤】3月11日(日)付『朝日新聞』朝刊は、財務省の森友文書 改竄について、このように伝えた!
2018年3月11日付朝刊の一面と二面には、記事なし。
三面の見出しは、以下の通り。
【三面の見出し】
「首相「財務省が全力を」 森友文書 解明へ対抗委ねる」
*二段抜きの導入部6行、記事本文は四段で、わずか71行。
内容は、安倍首相の談話、財務省の12日の動き、公明党の山口代表の談話、
共産党の小池晃書記局長が10日に新宿駅前で行った演説の内容、
自由党の小沢一郎代表が名古屋市の党会合で語ったこと。
自社の見解はない。
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④『毎日新聞』
2018年3月11日(日)(憲法千話)
憲法便り#2485:【森友問題特集⑥】3月11日(日)付『毎日新聞』朝刊は、財務省の森友文書 改竄について、このように伝えた!
2018年3月11日付朝刊の1面トップ記事のほか、2面および31面に関連記事。
【1面トップ記事の見出し】
財務省 書き換え認める(横書きの大見出し)
佐川氏が指示 森友文書 答弁に合わせる あす国会報告
【2面記事の見出し】
「麻生氏の進退焦点 森友文書書き換え」
【2面関連記事】「時代の風 中島京子 作家」
「文書改ざんに抗議する 国という木船 修理必要」
【31面記事】
「書き換え 何のため 財務省 公文書の信頼失墜」
付表「森友学園への国有地売却の経緯」
【31面関連談話】「政治的な力 働いている 前川前文科次官」
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⑤『読売新聞』
2018年3月11日(日)(憲法千話)
憲法便り#2486:【森友問題特集⑦】『読売新聞』は、財務省の森友文書 改竄について、このように伝えた!
2018年3月11日付朝刊の1面トップ記事のほか、2面に関連記事。
【1面トップ記事の見出し】
財務省 書き換え認める 財務省 あす調査結果
付表「財務省が国会に提出した決裁文書を巡る主な経緯」
【2面記事の見出し】
「野党 追及強める構え 森友問題 事態収拾見通せず」
付表「森友学園問題を巡る与野党幹部の主な発言」
*自民党の森山国会対策委員長の次の発言が問題である。「しっかり議論しなければいけないが、日切れ法案や重要法案を人質にした形で国会審議を進めてはならない(10日、愛知県豊橋市の講演で)
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⑥『日本経済新聞』
2018年3月11日(日)(憲法千話)
憲法便り#2487:【森友問題特集⑧】『日本経済新聞』は、財務省の森友文書 改竄について、このように伝えた!
2018年3月11日付朝刊の1面記事のほか、5面に関連記事。
【1面記事の見出し】(1面トップではない)
「決裁文書は複数存在」
「『森友』書き換えの疑い濃く」
「財務省、処分拡大へ」
【5面記事の見出し】
「森友書き換え」疑問多く
「事実なら時期・指示は」
「あす調査報告」
付表「決裁文書の書き換え疑惑は多くの疑問が残る」
「野党、財務省の辞任要求も」
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⑦『産経新聞』
2018年3月11日(日)(憲法千話)
憲法便り#2488:【森友問題特集⑨】『産経新聞』は、財務省の森友文書 改竄について、このように伝えた!
2018年3月11日付朝刊の1面記事のほか、2面に「改竄でなく訂正」
【1面トップ記事の見出し】
財務省 森友文書 書き換え認める
あす国会報告 麻生氏 辞任せず
【2面記事の見出し】
「文書書き換え 「改竄ではなく訂正」
「自民幹部「問題なし」冷静」
「野党は徹底追及へ」
「大阪地検 刑事罰 慎重に見極め 幹部「事件より政局の印象」」
付表「森友学園をめぐる経緯」
この記事で、自民幹部、大阪地検の幹部は、いずれも名前は明らかにされていない。
したがって、問題追及に否定的なこれらの談話は、どこまで信頼出来るのか、疑問が残る。
報道の姿勢は、問題追及に対して疑問を呈し、事件を出来るだけ、小さなものとしようとしている。