岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

kenpouq.exblog.jp
ブログトップ

2017年 09月 02日 ( 5 )


2017年 09月 02日

憲法便り#2146:シリーズ『日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では、No.36: 島根篇』

2017年9月2日(土)(憲法千話)

(一覧リストに戻る)


憲法便り#2146:シリーズ『日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では、No.36: 島根篇』

岩田行雄編著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』第四部より

岩田行雄編著『心踊る平和憲法誕生の時代』、および同書の改題・補訂第二版『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』第四部の173頁に、広湿県内の祝賀行事について、次のように書きました。

【島根新聞】マイクロフィルム資料では、同紙の一九四六年十一月四日付が欠号となっているので、島根県内各地の行事を辿ることが出来なかった。
公布記念:
島根新聞社出版部『日本国憲法』付新憲法の特質とその重点(十一月三日二面)

施行記念:
[木次町文化祭](洋画・写真、書画骨董新工芸美術、池坊華道、文芸展)五月三日‐四日」

しかし、これだけで終わってしまうのは淋しいし、残念なので、11月3日付『島根新聞』の一面および二面(当時は、二頁建て)を掲載し、憲法公布当日の紙面の感じを伝えようと考えました。

そして、今日、5月5日に、その作業をしている最中に、途絶えていた伝統行事が憲法公布記念を機に復活することになったという記事が、二面上段に掲載されていたのを見出しました。

これは、完全に私の見落としです。
したがいまして、お詫びすると同時に、著書の記述を訂正し、下記の部分を加筆致します。
情報が少ない中で、貴重なニュースなので、その全文の文字起こしをしました。

**************************************
以下は、岩田行雄編著『心踊る平和憲法誕生の時代』、および同書の改題・補訂第二版『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』第四部の173頁への加筆部分です。

昭和21年11月3日付『湿錬新聞』二面上より
「打てや鳴らせ新日本4の首途 復活した名物とう(鼓の下に冬と書く一文字)行列 九日・十五ヶ町参加で挙行」

(注:とうは鼓の音を表す言葉で、漢字では、鼓の下に冬と書く一文字ですが、パソコンでは出てきません。したがいまして、以下の文章では、すべて「とう」とカッコ付きの平仮名で表記します。
文字起こしに際して、旧漢字、旧仮名遣いは改めた。また、文章が長いので、読点(、)を補った。判読不能は、□としました。

「久しく衰微を憂えられていた松江名物「とう」行列を復活させようと、市では極力計画中だったが、いよいよ九日、新憲法公布記念行事として、盛大に挙行される。(紀元)二千六百年祝賀記念以来、六年ぶりに繰ひろげられるこのお国名物の「とう」行列宮行列の由来は詳(つまび)らかではないが、明示初年田舎で左義□とわれて、旧正月に豊作を「とう」をたたいて祝う習慣がひろがって、市でも佳節に各町内の若いものが美しく装飾された宮行列を先頭に、車に据えられた「とう」をうちながら、石橋町から津田街道に至るまでねり歩くわけで、大晦日暮れから深夜まで色とりどりの提灯が並び歩き、水都松江の情緒たっぷりというところ、大国主命の業績を後世に伝えようと旧松平藩主の肝煎りが現在までに及んだもので、元来「とう」は貧弱なものだった。
それが、大正天皇御大典の祝賀日に開かれたときは、各町内が競争となり、大きい「とう」、名工の刻んだ宮さんなどと漸次規模も拡大し六、七尺の大「とう」が毎年三大佳節に青年、子供たちのかけ声も勇しく、笛や「とう」を打ちならし、二の丸広場に集合、華美な一夜を明かした。今年の「とう」行列は、物資不足に従来程に振わないが、復興松江の意気を挙げようと市でも張切っている。

参加町内は十五ヶ所に限定先着順に受付るが、参加町内会には酒を特配する。
申込は、五日までに市商工課宛。
当日は、午後十二時半大手前広場に集合、市内をねり歩き、相生町で解散する予定。

このほか松江市では、講演会、青年弁論会、婦人連盟の生活改善展覧会を逐次挙行する予定で計画を進めている。」 

以上は、岩田行雄編著『心踊る平和憲法誕生の時代』、および同書の改題・補訂第二版『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』第四部の173頁への加筆部分です。
**************************************
なお、紙面は、以下の通りです。

昭和21年11月3日付『島根新聞』一面上
社説は、「新憲法公布に際して」
c0295254_16382179.jpg


昭和21年11月3日付『湿錬新聞』一面下
最下段に、「新憲法公布記念」の祝賀広告。
c0295254_1639710.jpg


昭和21年11月3日付『湿錬新聞』二面上
「打てや鳴らせ新日本4の首途 復活した名物とう(鼓の下に冬と書く一文字)行列 九日・十五ヶ町参加で挙行」
c0295254_16395355.jpg


昭和21年11月3日付『湿錬新聞』二面下
c0295254_16404652.jpg


(画像の典拠は、国立国会図書館所蔵マイクロ資料:請求記号YB-193)


*次回は、広島篇。

※平和憲法を守る闘いに寄与するため、2014年5月に下記の新著を緊急出版しました。
『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
―押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論―

(これは『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版です)
c0295254_2152425.jpg


闘いは、まだこれからも続きます。「押し付け憲法」論、自主憲法制定論に対する闘いに、是非とも本書を活用していただきたい。
ご注文は、下記の書店へ
美和書店 電 話03-3402-4146  FAX 03-3402-4147

[PR]

by kenpou-dayori | 2017-09-02 12:00 | 日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では
2017年 09月 02日

憲法便り#2145:シリーズ『日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では、No.35: 鳥取篇』

2017年9月2日(土)(憲法千話)
(一覧リストに戻る)

憲法便り#2145:シリーズ『日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では、No.35: 鳥取篇』

岩田行雄編著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』第四部より

【日本海新聞】公布記念(十一月四日付三面より)
「民主日本の首途を祝う」
主権在民の新憲法は公布され、人民の権利は保守された。長い間の封建的桎梏(しっこく)にあえいでいた日本人の画期的な法典公布に、五十六万県民はいよいよ自我の自覚に目覚め、平和日本、民主日本の再建に新たなる決意を固めている。菊花ふくいくとして闌秋の野に香る十一月三日こそ、我らの永遠に記念すべき日である。この日を祝して県下各地では歓喜に溢れた記念行事が繰り展げられた。

[鳥取市]
「民主日本再建を誓う きのう鳥取市民大会で決議」
新憲法公布記念日を祝福する鳥取市民大会は、三日午前十時から公設グランドで、市内学童、中等学生約五百名、市民約二百名が参加して開会。終戦後珍しく歌う君が代の斉唱に大会の幕が開かれ、宮城遥拝、吉村市長の式辞、林知事の告示があり、来賓を代表して稲田代議士が民主憲法公布の祝辞を述べ、次いで松久市会議長は「吾等市民は新憲法の趣旨により、以て民主的平和日本の再起に努力せんことを誓う」と宣言決議を行い、同十一時散会した。
「祝福する市民 鳥取市の運動会盛況」
鳥取市民大会終了後、午前十一時から同グランドで新憲法公布記念市民運動会が開催された。午前中は学童、生徒のみ約五百名の参加で市民の出足は少なく、女子中等学生音楽ラジオ体操を皮切りに、青年団対抗綱引き、一般市民宝探しなどが行われ、心から民主憲法を祝福し、明朗多彩な運動会風景を繰り展げた。(写真は女子中等学生の音楽ラジオ体操)
「修立校下町民の記念運動会」
鳥取市修立校区青年団では記念行事として、三日午後一時から同校で各町民の運動会を行った。
[米子市]
「歓喜に沸る米子市 忘れた日の丸旗も翻る」
新憲法公布当日の三日、米子市では全市に翻る日の丸の下、記念式典や市民運動会、音楽会等多彩な記念行事が催され、全市は自由の新憲法公布を祝福する市民の歓喜に沸きかえった。この日十一時、米子市では市役所三階の市会議場に野坂市長はじめ官民代表三百名が参集、盛大な記念祝賀会を行ったのをはじめとし、米子警察署、西伯地方事務所、米子専売局等の各官署でもそれぞれ厳粛な記念式典を挙行。また、米子医専では記念大運動会を、米子農商学校では記念総合文化祭を催し、その他市内の各学校でもそれぞれ記念式典のほか種々の記念行事を繰り拡げ、民主日本再建に対する学徒の覚悟を新たにした。
[西伯]
「農業演芸大会 西伯の記念行事」
新憲法公布記念行事として、西伯郡農業会では六日午前九時から米子市朝日座で各町村農業会出演の演芸大会を催すが、二日までの参加申し込みは渡村をはじめ十四町村で、演芸種目は法勝寺農業会の歌舞伎から、浪曲、舞踊、音楽等多彩である。
[八頭郡船岡村]
「船岡文化協会 憲法記念日に創立」
船岡村では三日の新憲法公布を契機に船岡文化協会を設立、三日午後八時より同村記念式典に引続き発会式を挙行。青年団と共催の記念討論会、憲法講演会等の行事を展開したのち、全村民休日制度の設定を申し合わせたのを手始めに、郡内トップの理想新農村を目指す公民運動に乗り出した。

(三日付二面より)
[県庁]
九時から明治節遥拝式並びに新憲法発布祝賀式を行ったのち鳥取市民大会に参加」

【 再録 】
2013年5月3日にブログを開設した直後、5月14日掲載したシリーズからの再録です。

憲法便り#9 憲法公布記念シリーズ(第3回)「当時の鳥取県では」
[ 2013-05-14 07:00 ]

「新憲法発布祝典記念」の全面広告

 鳥取県も生まれて初めての訪問。国立国会図書館が所蔵していない『日本海新聞』の調査のためです。

 徳島県立図書館、香川県立図書館での調査を終えて、次は岡山を通過して、鳥取へ。岡山―鳥取間の特急は、上下線とも一日三本だけの運行なので、午前の特急に乗り、夕方の最終の特急で岡山へ、そして岡山から新幹線で次の目的地広島に向かうというかなり厳しい日程。当時は、必死の思いで資料収集を行っていたので、徳島で鳴門の渦潮も見に行かなかったし、鳥取の砂丘にも行かなかった。いま考えてみると、惜しいことをしたと思っています。

 ここで紹介するのは、昭和21年11月4日付『日本海新聞』からの二つの紙面です。
 
 当時の新聞は、紙不足のため例外を除いて全国的に2頁建てで朝刊のみで、教科書の用紙に充てるため、順番にタブロイド版2頁建てになることがありましたが、11月4日の『日本海新聞』は4頁プラス附録2頁の6頁建てでした。 
 ひとつ目に紹介するのは、11月4日三面。「民主日本の首途を祝ふ」と題する記事と共に、鳥取市民の運動会での「女子中学生の音楽ラジオ体操」の写真が掲載されています。
c0295254_13575391.jpg


(画像の典拠は、鳥取県立図書館所蔵マイクロ資料より)

 ふたつ目は、11月4日の附録二面に掲載された、30社による「新憲法発布祝典記念」の全面広告。下から二段目に、「大八車、木調車」ノ御用命ハ「福井製」へという、時代を感じさせる広告もあります。この附録の一面は「改正日本国憲法全文」で、一番下に、「昭和廿一年 世界平和へ! 我らの憲法公布の日 十一月三日」と右端から左端へぶち抜かれています。

 この全面広告を『心踊る平和憲法誕生の時代』の裏表紙に使ったところ、10冊の注文を下さった神奈川県のIさんから、「私は鳥取県出身なので、嬉しかったです」とのお手紙をいただきました。
c0295254_135891.jpg



(画像の典拠は、鳥取県立図書館所蔵マイクロ資料より)

 ところで、鳥取駅前から県庁方面に向かって北東に延びている目抜き通りを歩いていると、中ほどに石破衆議院議員(現自民党幹事長)の事務所がありました。
いろいろと試みても、鳥取県内から注文を受けたことがありません。
石破議員の地元で改憲勢力と闘っていらっしゃる皆さんがこのブログを参考にして下さること、
『心踊る平和憲法誕生の時代』(現在販売中は、同書の改題・補訂第二版『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』)を御注文下さる方がひとりでもあることを願っています。必ず、力になりますよ。

全国の祝賀行事と祝賀広告については、『心踊る平和憲法誕生の時代』(現在販売中は、同書の改題・補訂第二版『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』)の第四部、第五部をご覧ください。

*次回は、島根篇。

※平和憲法を守る闘いに寄与するため、2014年5月に下記の新著を緊急出版しました。
『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
―押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論―

(これは『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版です)
c0295254_2152425.jpg


闘いは、まだこれからも続きます。「押し付け憲法」論、自主憲法制定論に対する闘いに、是非とも本書を活用していただきたい。
ご注文は、下記の書店へ
美和書店 電 話03-3402-4146  FAX 03-3402-4147

[PR]

by kenpou-dayori | 2017-09-02 11:49 | 日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では
2017年 09月 02日

憲法便り#2144:シリーズ『日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では、No.34: 和歌山篇』

2017年9月2日(土)(憲法千話)
(一覧リストに戻る)

憲法便り#2144:シリーズ『日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では、No.34: 和歌山篇』

岩田行雄編著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』第四部より、及び補足訂正

【和歌山県】
【 公布記念 】
和歌山県内の祝賀行事に関しては、『朝日新聞』(大阪)、『毎日新聞』(大阪)、『紀州民報』を調査したが、記事を見出すことが出来なかった。

【 施行記念 】
昭和22年5月3日正午、一斉に「平和のサイレン・鐘・太鼓」(和歌山県下)

拙著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』の第四部で和歌山について紹介したのは、以上の通りです。
また、拙著『心踊る平和憲法誕生の時代】および『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』の表紙と標題紙に、「本書に反映すべき憲法報道がなかった4紙」として、『北羽新報』(能代)、『南海日日新聞』(奄美大島)、『琉球新報』と並んで、『紀州民報』の名を挙げていました。

【 お詫びと訂正 】
しかしながら、今回のシリーズ掲載にあたって、昭和21年11月3日(日)付『紀州民報』(第七十三号)を改めて読み直したところ、行事に関して、および祝賀広告に関して、全く見落としていた事が判りました。
ここで、『紀州民報』の関係者の方々、著作をご購入下さった方々、図書館等でお読み下さった方々、および和歌山県の皆様に、お詫びを申し上げ、訂正を致します。


見落とした原因は、いくつかの要素が重なってのことですが、最初に見たときに、二面のエッセー(社説に相当する)に目を奪われて、あとは、何回見ても、気がつかなかったこと、「他には何も載っていない」という思い込みです。研究者としては、言い訳にもならない恥ずかしい見落としです。いくら大量の資料を相手に「格闘」していても、あってはならないことです。

和歌山県内の当時の動きに関する情報が少ない中で、『紀州民報』に掲載されている記事は、貴重な資料です。
したがいまして、ここで、『紀州民報』そのものの紹介を含めて、詳しく掲載します。
これまで掲載してきた、『あなたの故郷では』シリーズが収録対象としていた内容と若干違うものもありますが、
シリーズの企画の形式よりも、当時の和歌山県内での出来事を収録することを優先します。
以下に見るように、高い見識と気骨、そしてユーモアを兼ね備えた知識人の新聞です。

【 『紀州民報』について 】
編輯発行兼印刷人:小松茂夫
発行所:和歌山県田辺市上屋敷町二九 紀州民報社 電話一番
発行頻度:月十回 タブロイド判、二頁建て
新聞代: 一部五銭、一ヶ月三円、送料共四円五十銭 

【憲法についてふれている記事】

【 一面 】
【記念行事】
見出し「田辺市の記念式典」
(二段目)
「田辺市の新憲法公布記念式典は三日午前十一時より市役所会議室で厳粛に挙行する。」
【コラム】
『(カエルの絵)の声』
(八段目)
「菊の佳節に新日本の基盤たる新憲法が発布された ▽然し法の制定のみで政治は自動的に進むものではない ▽第一次欧州大戦後のドイツ共和国のワイマール憲法は模範的な民主憲法であったが、ドイツの進んだ道は模範的なナチズムであった。 ▽これは社会秩序の混乱とこれを救済する中道政治へのじゅん教者の無きが為であった ▽健善なる政党は「人民たるの自覚と実力を有する人民の実行の上に立つ」事は言うまでもない ▽法は人外に存せず心中に存する ▽憲法発布のお祝い酒に酔ってる間は有難く、さめて終えば嫌法国民、それでは猫に小判ですハハノンキダネ」
【祝賀広告】
「祝 憲法公布」
の見出しのもとに、個人20名(順序不同)が連名で出した祝賀広告。

【 二面 】
【エッセー】(*「社説」あるいは「論説」とは銘打っていないが、それに相当する文章です。したがって、この文章は、憲法公布を迎えた際の一連の社説等と並べて紹介する予定でした)
「憲法公布のの大なる朝に誓う 新しき酒は古き革嚢に入れる事は出来ぬ」
(紀州民報社同人)名で。
「大いなる苦悩の夜が明けて世紀の朝が訪づれた。・・・・・・
 時將に西暦一九四六年十一月三日、日本の民主々義政治体制を確約する「日本国憲法」が公布されたのである。
 今我等はすべての過去の観念を洗い去りフレッシュな情熱を以て民主々義の理念に生きなければならない。
    *
 然らば民主々義の根本精神とは何であろうか、民主々義の理念は自由であるとか平等であるとか言われて居るが根本精神は人格の尊重であると思うのである。
 自由も平等も其の結果であると共にまた人格の尊重は自我の自覚という事から始まるのである。自我の自覚こそは近世における人間精神の歴史を貫くところの最も大きな流れであり、それは芸術の世界に於いてはルネッサンスとなって現れ、信仰の方面では宗教改革となり、政治生活では立憲運動と言う形をとり、倫理道徳の方面では良心至上主義又は自律主義となって現れて来たのである。それらは偶発的に現れ出た離れ離れの事柄ではなくて自我の自覚と言う力強い一つの根幹から夫々の方面に咲き出た花々に外ならぬのである。
    *
 カントは「自分が思うてみても思うてみても讃嘆措く能わざるものが二ツある。一つは天上に輝く星であり、今一つは胸の中に燦く良心である」と言った。我等も自ら良心に問うて善しと判断したことは怯まず臆せず断行する・・・・・・いわんや理由もないのに権力に盲従したり威武に屈従したりすることは民主々義の根本精神であるところの人格の尊重を冒涜するものであり、自治自律の精神にあ相反する事を、我らは断言するのである。
    *
「新しき酒は古き革嚢に入れることは出来ぬ」と言う。古き特権階級が如何にその地位を利用し己が非を蔽わんと強請しようとも我らは屈しない。真実は新聞の生命とする所、何者をも隠蔽せず、何事をも歪曲せず、只一筋に真理の光をめざして進まん事を、此の大いなる朝に當って、ふたたび読者諸兄姉に誓うものである。(紀州民報社同人)」

【コラム】
「大邊路(おおへんろ)便り」
(三段目から七段目)(*九項目の中の第二項目、第三項目、および第五項目)
第二項目「*大島では憲法発布記念行事として村を挙げての運動会を三日に催すが、当日の商品をつくるため学童から一名十円以上寄付を募る。
第三項目「*歌えや舞えやと憲法発布の日を手ぐすね引いて待っている串本の粋水連、めいめいの趣向を凝らしてひそかに猛練習中であるが、熊野タイムス追手組は四ッ竹で遠く錦富までのす由、彼氏曰く「向うは、農家のことだからね、米袋を用意して行こうと思う」は用意周到」
第五項目「串本婦人会では四日の憲法公布記念運動会にバザーを開き、利益金の一部を串本校修築費に、一部を会の基金にあてる。串本女子青年会では来る二十日頃、大正座で演芸大会を催す。」
【祝賀広告】
「祝 新憲法公布」
の見出しのもとに、地元の企業・商店28社が祝賀広告を出した。

昭和21年11月3日付『紀州民報』一面
c0295254_2057503.jpg


昭和21年11月3日付『紀州民報』二面
右上に、(紀州民報社同人)名でと題するエッセーが掲載されている。
最下段には、祝賀広告。
c0295254_20583436.jpg


(画像の典拠は、国立国会図書館所蔵マイクロ資料:請求記号YB-372)

*次回は、鳥取篇。

※平和憲法を守る闘いに寄与するため、2014年5月に下記の新著を緊急出版しました。
『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
―押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論―

(これは『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版です)
c0295254_2152425.jpg


闘いは、まだこれからも続きます。「押し付け憲法」論、自主憲法制定論に対する闘いに、是非とも本書を活用していただきたい。
ご注文は、下記の書店へ
美和書店 電 話03-3402-4146  FAX 03-3402-4147

[PR]

by kenpou-dayori | 2017-09-02 11:44 | 日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では
2017年 09月 02日

憲法便り#2143:シリーズ『日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では、No.33: 奈良篇』

2017年9月2日(土)(憲法千話)

憲法便り#2143:シリーズ『日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では、No.33: 奈良篇』

岩田行雄編著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』第四部より


【奈良県】
奈良県内の行事に関しては、
『大和タイムス』の一九四六年十一月が欠落しているが、幸いにして『京都新聞』(山城版)十一月三日付二面に「奈良だより」が掲載されているので、これを紹介する。ただし、すべて奈良市の行事予定である。

▲奈良市では新憲法公布と正倉院御物展観を機に、一日から十五日までを期間として文化祭を挙行、講演、体育、音楽芸能大会等多彩なプログラムを繰り展げている。
[一日]市民野球、文化昂揚懇談会、
[二日]宗教講演会(戒壇院)、
[三日]文化祭挙行式(奈良会館)、憲法公布講演会(同)、市民相撲大会(佐保校)、市民笑いの夕(会館)、
[五日]市民体育大会(春日野)、
[六日]奇術と軽音楽の夕(会館)、能(御□所)、
[七日]能二日目(同)、市民野球大会(春日野)、
[八日]文化踊りの夕(会館)、
[九日]アマチュア芸能大会(会館)、卓球大会(女高師講堂)、
[十日]庭球大会(女高師)、
[十一日―十四日]
美術展(会館)、
[十五日]カルチュラル・レッスン(浜美校)、写真・書道展(会館)、
[一日―十五日]市内装飾展(同)、天平文化と正倉院御物に因んだ新製品展(貿易館陳列所)

【 施行記念 】
▲大和タイムス社主催「漫画・ポスター展」五月三日―九日
▲奈良音楽協会、大和タイムス社共催「寧楽芝能」(奈良県立公会堂 庭園芝生)>五月十七日。
(雨天だったが、予定通り決行:昭和22年5月18日『大和タイムス』二面より)


昭和21年11月3日付『京都新聞』第二面下
c0295254_2022749.jpg

(画像の典拠は、国立国会図書館所蔵マイクロ資料:請求記号YB-40)

*次回は、和歌山篇。

*************************************
以下は、5月5日の増補部分です。

私は、千駄ヶ谷の国立能楽堂、神楽坂の矢来(やらい)能楽堂、鎌倉宮境内での薪能(たきぎのう)などを見たことはあります。
しかしながら、芝生の上で演じる「芝能」は見たことがありません。
機会があれば、一度観たいものと思っています。

日本国憲法施行記念行事としては、他に例を見ない、出色の古典芸能です。

昭和22年5月17日付『大和タイムス』二面
「新憲法施行記念 寧楽芝能」番組について
c0295254_15354996.jpg

昭和22年5月18日付『大和タイムス』二面
「雨中に五彩の舞」
c0295254_15363262.jpg

(画像の典拠は、国立国会図書館所蔵マイクロ資料:請求記号YB-40)

以上は、5月5日の増補部分です。
*************************************
以下は、2015年5月17日の増補分です。

2015年5月17日(日)(憲法千話)

憲法便り#1001号記念: 講演会の内容を、最も正確に伝えて下さった『奈良新聞』の記事を紹介します

2004年11月9日、「ならコープ平和の会」のお招きにより、県立婦人会館において、午前十時から憲法講演を行いました。
この講演は、下記の【講演の記録】にあるように、
10月23日 宮崎市
10月30日 仙台
11月6日 札幌
11月9日 奈良
と大変忙しいスケジュールの中で、行いました。

【講演の記録】
c0295254_19493579.jpg


実は、この講演の前日に、奈良に親しむ、次のようなことがありました。
主催者の都合により、午前十時からということなので、前日に奈良に到着するようにしましたが、
世話人のKさんが、自家用車で大和八木駅まで迎えに来て下さいました。
話によると、Kさんは、前日コスタリカへの旅行から帰国なさったばかりとのことでしたが、下記の観光スポットに、私と妻を案内して下さいました。

明日香村民俗資料館
亀型石造物
酒船石
石舞台
棚田、
鬼の雪隠(せっちん)
鬼の俎(まないた)
高松塚古墳。
天理教本部
天香久山

天理には、私立大学図書館協会古版本研究部会の合宿で訪れたほか、天理図書館が所蔵する世界最古のスラブ語聖書の印刷本についての論文を執筆するために、2度訪れたことはありますが、あとはすべて初めてのところばかり。

五歳の時から大人に混じって「百人一首」に親しんできた私にとって、 持統天皇によって詠まれた天香久山は、
「春すぎて 夏来(き)にけらし 白妙(しろたへ)の 
    衣(ころも)ほすてふ 天(あま)の香具山(かぐやま)
   
夕陽が西に沈みかけた頃、奈良市内の宿に到着。
講演会の主催者の皆さんが用意して下さった宿は、「国際奈良学セミナーハウス」。
普段は、皆さんが宿泊に利用することが出来ないとのことで、この機会を利用して、世話人の6人の皆さん(女性ばかり)も同館に宿を取り、部屋で歓迎会をして下さいました。
夕食は、すべて、皆さんの季節感豊かな手料理の持ち寄り。
器も自前のなかなか洒落たもので、大和の心が溢れていました。
季節の草花も飾りつけにあしらわれており、高級な料亭にいるような気分です。
たくさんのお料理の中に、黒米のおにぎり、鴨肉のローストもあり、、
用意してくださった日本酒もとても美味しかったのですが、翌日に講演を控えておりますし、カロリーもコントロールしなければならないので、せっかくのおもてなしのお酒と、手料理は、かなり遠慮してしまいました。
グルメを自認する私は、いまでも、もう少しいただいておけばよかったと、残念に思うほどです。

講演会当日は、早朝に、東大寺境内を妻と共に散歩をしましたが、これは、私にとっては中学校の修学旅行以来の東大寺訪問で、感慨深いものでした。

こうして迎えた講演会は、定員50人の会議室が満員の盛況。
当日、『奈良新聞』の記者Mさんが取材に来ていたことを、あとで知らされました。
彼は、最後まで、熱心にメモをとりながら聞いていた方で、会が終了すると同時に退出なさいました。
後に世話人の方が送って下さった11月13日付『奈良新聞』13面を見ると、非常に正確に書かれていました。
私は、その後も様々な新聞に掲載された記事を見ましたが、これ以上正確に書かれた記事を見たことがありません。その実物の画像を下に用意しました。

2004年11月13日付『奈良新聞』13面
この紙面の記事の配置で気づくのは、左下に「慶応大塾長が講演」(800人参加)が配されていることです。
参加者の人数や、講演者の知名度よりも、記事の内容を優先して判断している見識が光ります。
c0295254_12511638.jpg

会場の写真。左側に写っていいるのは、私が著書の表紙をデザインした特注のTシャツです。

c0295254_1341320.jpg


なお、以上の内容は、
憲法便り#933:『日本国憲法公布、その日、あなたの故郷ではNo.33: 奈良篇』(5月17日増補版)にも転載します。
********************************************

※平和憲法を守る闘いに寄与するため、2014年5月に下記の新著を緊急出版しました。
『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
―押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論―

(これは『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版です)
c0295254_2152425.jpg

闘いは、まだこれからも続きます。「押し付け憲法」論、自主憲法制定論に対する闘いに、是非とも本書を活用していただきたい。
ご注文は、下記の書店へ
美和書店 電 話03-3402-4146  FAX 03-3402-4147

[PR]

by kenpou-dayori | 2017-09-02 11:38 | 日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では
2017年 09月 02日

憲法便り#2142:シリーズ『日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では、No.32: 兵庫篇』

2017年9月2日(土)(憲法千話)
(一覧リストに戻る)

憲法便り#2142:シリーズ『日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では、No.32: 兵庫篇』

岩田行雄編著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』第四部より

【神戸新聞】公布記念(十一月四日付三面より)

「歓びの花嫁さん 菊花薫る佳き日の港都」
一に憲法、二に復興、三に輝く新日本、待ちに待った新憲法は深みゆく秋日和の三日、明治節を卜(ぼく)して公布された世紀の朝ぼらけ、黎明日本の希望を込めたこの日港都では、あちこちに久しぶりの日の丸を掲揚してたえきれぬ歓びを秋風にたなびかせた。
▲県、市では午前十時からそれぞれ祝賀式典を挙行、新生の第一歩を踏み出した。
▲その他各官公署、町内会、学校、会社、工場、団体でも記念運動会、演芸会などそれぞれ趣向をこらしてこの日を祝った。
▲生田、長田、寒川などの神社で約十組の結婚式がとり行われ、人生の新生を謳った。△お宮参りの人々もドット繰り出すなど各所に微笑ましい風景が見出されたが、明治憲法発布当時の飲めや歌えやといった底抜けのお祭り騒ぎこそ見られなかったが、なにか堪えきれぬ頼もしい底力をうちに秘めて、意義深い一日を送った。
[新憲法展]
四日から九日まで、三越百貨店で県、市共催、在神各新聞社後援の新憲法展覧会が開催される。新憲法の趣旨を百二十余点の絵画や漫画で展示するほか米、英、仏各国の人権宣言書や民権、憲政の史料展示、自由の女神、リンカーン、板垣退助、マッカーサーらの立像も出陳(ママ)されて会場を飾っている。
[神戸市のヨイコにお祝いの羊羹]
神戸市では、三日を中心に七万の全市学童に憲法公布をお祝いする羊羹を特配した。

(三日付一面より)
▲西井美術館主催・毎日新聞社神戸支局後援「憲法発布を寿ぐ関西名流華道展」〔日時〕十一月四日から七日まで〔会場〕生田神社前西井美術館

(三日付二面より)
「県下大学高専英語弁論大会」
アメリカ友の会主催、神戸新聞社後援の新憲法公布記念兵庫県下全大学、高専学生英語弁論大会は、二日午後一時から神戸諏訪山国民学校で兵庫県軍政部教育課長代理バーンズ氏、原市外務課長らが出席して開催、熱演裡に午後三時半閉会した。成績は次の通り。
〔第一位〕関学予科中井誠
〔二等〕同大学部服部裕
〔三等〕神戸女学院岡田麗子。

英語弁論大会は、国際都市神戸にふさわしい記念行事で、私が調べた限りでは他の都市の行事にはない、出色の企画と言える。

(四日付二面より)
[神戸新聞社が主催または後援した事業]
神戸新聞社が企画した一連の記念事業の精神と概略は次の通り。
「待望久しかったわれらの新憲法は公布されました。これこそわが日本の国と民とを敗戦の惨苦から立ち上がらせ、ポツダム宣言の要請に応えて、真の文化的平和国家に新生さすべき一大宣言であります。この憲法はまさにわれらの生活に直結した法典であり今後国民自体の全き理解と実践とによって、理想国家の建設は約束せられるのであり、喜びにたえないところであります。わが社はここにその公布を祝し、県市民各位とその喜びをわかつべく、左の諸記念事業を開催し、または後援することになりました。切に御共鳴と御支援を願う次第であります。」

「神戸新聞厚生事業団設立」
「民主主義憲法のもと、平和日本再建のために、これからの生活において、われわれが努めつくさねばならぬことはあまりにも多いのでありますが、敗戦日本の現世相においては、社会の教化、援護に関する事業こそ何より喫緊重要な問題であるに鑑み、憲法公布記念として、ここに「財団法人神戸新聞厚生事業団」を設立することになりました。本財団は新憲法と時を同じうして発足し、民主国日本の建設に微力を效したい所存であります。今後事業資金の募集その他運営万般に関して、県市民各位のご協力に俟つものが頗る多いと存じます。何卒絶大なるご支援を賜りたく切望致します。
  
神戸新聞社『平和賞』制定(毎年五月三日に発表)
①社会功労賞(農山漁村篤業者、巷の義人、警察、消防官吏などより)
②文化賞(文化団体、文芸、美術、芸能家中より)
③体育賞(県下における運動競技新記録樹立者より)

「公布当日出生児祝頌」
〔資格〕十一月三日午前零時より二十四時までの間における兵庫県下の出生児で、両親、家庭または知人などより推薦申し込みのある方に限ります。

主催 神戸市・神戸新聞社「記念大講演会」
〔日時〕十一月十五日午後一時より
〔会場〕市役所正庁
〔講師〕法学博士佐々木惣一氏

神戸市・神戸新聞社主催「神戸市青年弁論大会」
〔日時〕十一月十日午後一時より〔会場〕市役所正庁〔弁士〕市内七区より各三名づつの代表弁士を選出。

兵庫県・兵庫県体育連盟主催 神戸新聞社後援「青年団駅伝継走大会」
〔期日〕一九四七年一月中旬 〔区間〕赤穂郡上郡町―神戸市間(二十二里半)

兵庫県・神戸市主催/後援在神各新聞社・神戸新聞社「記念展覧会」
〔期日〕十一月四日より十日まで〔会場〕神戸三越二階

主催兵庫県/後援在神各新聞社・神戸新聞社「記念音楽会」
〔期日〕十一月十八日=アマチュア・コンクール(県下アマチュア音楽団体競演)、十九日=歌劇(東京神宮寺歌劇団)宝塚歌劇団賛助出演〔会場〕宝塚大劇場

【 施行記念】(昭和22年5月3日号より)
兵庫県記念行事八つ(リズム体操祭、県民歌発表大会、茶華道大会、浪曲大会、青年相撲大会、青年野球大会、その他に青年行事と子供向け行事)

[神戸新聞社文化賞制定]
五月三日 神戸新聞社

〔編集中記⑦〕一九四六年十一月三日付で、兵庫県警察部警務課から『日本國憲法の解説』が刊行されている。同書はポツダム宣言全文、憲法改正に関する勅語、吉田首相の国会への提案理由説明、金森徳次郎による「憲法改正の特質、日本国憲法逐条解説、日本国憲法正文の構成で、逐条解説は条文ごとに「参考」として、議員名と共に質疑応答の要点が記されている。「はしがき」「あとがき」はなく、警察の職務との関係は一切記されていない、ごく普通の憲法解説書である。サイズは縦十八・八、横十二センチで、八十七頁。
インターネット検索で公的機関の所蔵が確認できたのは、京都大学図書館が同窓生から寄贈を受けた一冊だけ。友人の協力でコピーを入手したが、その後京都大学に行き、現物を確認している。個人で所蔵されている方があれば、ぜひ国立国会図書館に寄贈して頂きたく思っている。近く、神戸新聞社にその旨の投稿を予定している。」
(岩田注1:残念ながら、この投稿は、現時点では、まだ行っていない。)
(岩田注2:「編集中記」は、私の造語。編集後記では、問題点から遠く離れてしまうので、文献注とは別に、関連したエピソードを書き込んだもの。)

昭和21年11月4日付『神戸新聞』二面
すでに見たように、神戸新聞社が主催、または後援を行った文化事業は、かなり多数に及んでいる。
下段に、「慶祝 新憲法公布」と題した、兵庫県の祝賀広告が掲載されている。
c0295254_19204721.jpg
c0295254_19223678.jpg


(画像の典拠は、国立国会図書館所蔵マイクロ資料:請求記号YB-677)

*次回は、奈良篇。

**************************************
以下は、再録です。

2013年6月1日

憲法便り#28 『心踊る平和憲法誕生の時代』の感想・紹介 第一回『神戸新聞』

『心踊る平和憲法誕生の時代』の感想・紹介
第一回は、「『神戸新聞』の巻」です。

神戸新聞社会部記者岸本達也さんから、次の御手紙と共に2013年5月21日付『神戸新聞』夕刊をお送り頂きましたので、紹介します。

「前略 大変遅くなりましたが、紙面化となりましたので、掲載紙を送付させていただきます。
5月21日付の夕刊です。(8ページ)
ご指摘の点、字数の問題などからすべてを反映することができませんでした。
このたびは、大変勉強になりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
暑くなって参りましたが、お体、ご自愛下さいませ。」

5月3日前後の掲載を目指すということでご連絡を受け、4月末から、郵便、および電話とファックスで何回かのやり取りを経ての実現です。

記事の内容は、岸本さんが『心踊る平和憲法誕生の時代』の第四部を丹念に読んで下さったことが反映しています。見出しが、とても分かりやすく、「素晴らしい」と喜んでいます。

この夕刊が発行された当日から、代々木の美和書店には注文が相次ぎ、中には2冊、3冊の注文も。また、ある「九条の会」からは、相談をして後でまとめて注文をしたいという電話があったそうです。

c0295254_23314070.jpg


(記事部分)
c0295254_12124616.jpg



※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから

以上は、再録部分です。
****************************************

※平和憲法を守る闘いに寄与するため、2014年5月に下記の新著を緊急出版しました。
『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
―押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論―

(これは『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版です)
c0295254_2152425.jpg


闘いは、まだこれからも続きます。「押し付け憲法」論、自主憲法制定論に対する闘いに、是非とも本書を活用していただきたい。
ご注文は、下記の書店へ
美和書店 電 話03-3402-4146  FAX 03-3402-4147

[PR]

by kenpou-dayori | 2017-09-02 11:26 | 日本国憲法公布、その日、あなたの故郷では