カテゴリ:川柳・俳句・短歌( 47 )


2017年 01月 21日

憲法便り#1937:【時事川柳】「天下り 大隈公も 渋い顔」(作:岩田才之助)

2017年1月21日(土)

憲法便り#1937:【時事川柳】「天下り 大隈公も 渋い顔」(作:岩田才之助)

わが母校、早稲田大学がまたまたピンチである。

こういう時、私は、最初に怒り、そして笑う。
部外者には、それくらいしか出来ない。

天才バカボンのパパは、よく「バカ田大学なのだ」と言っていたのを思い出す。

小保方晴子さんに対する学位授与、そして学位剥奪のひどい経過には、私は、「バカ田大学 利口学部なのだ」と言って、怒りをぶちまけていた。

天下り就職をした教授が辞職したのは、当然のことだ。同情の余地は、微塵もない。

こんなことを許していたのでは、学生が試験でカンニングをしても、論文の「コピペ」も「カンペ」も、叱ることすらできなくなる。
不正入学に対しても、厳しく対処が出来なくなる、と私は思う。

早稲田大学現総長の鎌田薫さんとの面識はないが、すでに20年以上も前に、フランス法を中心に研究実績が多かったことと、端正な顔立ちを、存じ上げていた。
国立国会図書館の蔵書検索では、幅広く300件近くの業績が一覧できる。

今回のことで記者会見に臨んだ総長は、お疲れの様子で、気の毒に思った。

そして、学者が行政面での仕事に就くということは、難しいことだとも思った。







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by kenpou-dayori | 2017-01-21 15:23 | 川柳・俳句・短歌
2016年 12月 04日

憲法便り#1870:【平和俳句】「子や孫に 平和憲法 贈りたい!」(岩田暁雲作)

2016年12月4日(日)(憲法千話)

憲法便り#1870:【平和俳句】「子や孫に 平和憲法 贈りたい!」(岩田暁雲作)

国会内で、無理矢理に、憲法調査会の審議が再開されている。

自民党は、明文改憲の前に、「戦争法」を施行し、実質的な改憲の積み重ねをを狙っている。

内戦状態にある、南スーダンの自衛隊を派兵し、「駆けつけ警護」なる任務に就かせようとしている。

とんでもない話である。

自衛隊員に、人殺しをさせてはならない。

自衛隊員に、戦争をさせてはならない。






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by kenpou-dayori | 2016-12-04 18:59 | 川柳・俳句・短歌
2016年 12月 04日

憲法便り#1869:【時事川柳】「森様だ! そこのけそこのけ 五輪が通る」(岩田才之助作)

2016年12月4日(日)(憲法千話)

憲法便り#1869:【時事川柳】「森様だ! そこのけそこのけ 五輪が通る」(岩田才之助作)

オリンピックの会場問題報道は、とにかく腹立たしい。

やれレガシーだの、最高の施設を作れだの、言いたい放題、やりたい放題だ。

使うのは、我々が収めた税金だ。

利権に群がる、醜い集団そのものだ。

この連中は、日本国内に、困っている人たちがどれほどいるのかを何も分かっていない。

金持ちがばかりが住んでいると思われている世田谷区ですら子どもたちの6人にひとりは、貧困家庭だ。

2020年の後には、莫大な負の遺産が残される。

誰が、その責任をとるのだ。


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by kenpou-dayori | 2016-12-04 18:44 | 川柳・俳句・短歌
2016年 07月 28日

憲法便り#1796:【時事川柳】「緑色の スーツの下の 鎧(よろい)かな」 暁雲 作<

2016年7月28日(木)(憲法千話)

憲法便り#1796:【時事川柳】「緑色の スーツの下の 鎧(よろい)かな」 暁雲 作


都知事選に立候補している小池百合子氏。

元環境大臣の経歴を前面にたて、どんなものでもいいから、
「緑色」を身に着けて、演説会場に来てほしいと呼びかけている。

「女の平和」には、もちろん参加していないけれど、この運動から学んだのだろう。

だが、彼女の本質は、環境大臣というよりは、やはり、元防衛大臣という経歴の現れている。

この選挙戦の最中でも、「安保法制」について問われ、
「遅きに失した」との見解を述べたと、東京新聞は報じていた。
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by kenpou-dayori | 2016-07-28 10:31 | 川柳・俳句・短歌
2016年 04月 13日

憲法便り#1690:憲法便り#1690:九条俳句訴訟」応援の俳句。

2016年4月13日(水)(憲法千話)

憲法便り#1690:九条俳句訴訟」応援の俳句。

これは、俳優座『反応工程』成功させる会 平和俳句応募作品です。

予想通り、選外でしたが、すでにお知らせしたように、
審査結果が発表になりましたので、勢いで詠んだ俳句を、
前回と同様、「九条俳句訴訟」応援のため掲載します。

定型、季語ということにこだわらず、次々と頭に浮かんだものを、書き連ねました。

六十句を超えましたので、大まかに、テーマ毎に分けてみました。

【戦時中および疎開体験】

①忘れない 爆撃された あの夏を
②爆撃で 燃えさかる家 母と見た
③空爆で すべて失くした 疎開先
④夏の夜の 艦砲射撃 小名浜で
 *戦争映画の一シーンのように、今でもよく覚えています。
⑤熊の胃を 泣いて嫌がる 疎開先
⑥ウサギまで軍 用食に 駆り出され
⑦靖国に 馬、犬、鳩も 祀られて
⑧「転進」と 言って退却 大本営
⑨竹槍で 勝てるわけなし 戦争に

【敗戦後の生活】
①青空に 敵機はいない 今日からは 
②名月を 見上げる夜空 敵機なし
③戦(いくさ)明け 産声上げる 妹が
④戦(いくさ)止み 爆撃穴で あそぶ子ら
 *市川国府台は、桜の名所ですが、高射砲陣地があったので、爆撃の直径十メートル以上の大きな穴がありました。
⑤閑(ひま)になり 防火用水 メダカ池
⑥さつまいも 母と買い出し 松戸まで 
⑦カラス見て B29を 思い出し
⑧停電に 燈火管制 思い出し 
⑨復員の 父に「だあれ?」と 幼子が
⑩墨塗りの 教科書使う 新時代
⑪主戦派の 軍人たちは 自決せり
⑫配給に 並んでゲット フスマパン
⑬チリ紙で こより作りが 上手くなり
⑭どこまでも 果てをしらない 焼け野原
⑮いつまでも 食糧難を 忘れない
⑯総懺悔 国民にせまる 無責任
⑰すいとんも 代用食も 死語になり

【平和と民主化】
①お花見や 「桜と錨」 すでになく
②わが町に 平和通りと 平和橋
③葛飾に 平和通りと 平和橋
④国じゅうを 民主化の風 駆け抜ける
⑤鳥居さん 一本足で 立ち続け
⑥警察も 「オイ、コラ」やめて 民主化だ
⑦角界の 民主化に起つ 双葉山
⑧校庭で 映画を見てる 平和な夜
⑨筆折った 論客たちが 復活し

【新憲法の歓び】
①秋晴れだ 新憲法だ お祭りだ
②平和だな 祭りだ神輿だ 復興だ
③憲法だ 祭りだ神輿だ 復興だ
④うれしいな 憲法発布 秋祭り
⑤憲法の 戦争ホウキで 武器を掃き
⑥新憲法 平和日本だ 今日からは
⑦嬉しいな 徴兵制が 無くなった
⑧今日からは 臣民じゃなく 国民だ
⑨世界から 戦争なくす 先頭に
⑩憲法を 祝って酒が 振る舞われ
 *全国各地で、酒の配給がありました。
⑪憲法で 主権在民 高らかに
⑫新憲法 民主日本の 黎明だ

【新憲法―各地の祝い】
①新憲法 花火で祝う 白河は(福島)
②京の町 祝いの鐘を 全寺社が(京都)
③船たちも 汽笛で祝う 新憲法(大阪港)
④新憲法 祝う赤飯 留置所も(秋田)
⑤蛇踊りで 復興祝う 長崎は
⑥徳島じゃ 憲法祝って 阿波踊り
⑦元禄の 御所車出る 鯨波(山梨)
⑧お祝だ 新憲法の 人文字で(富山)
⑨長崎の 復興祭り おくんちで
⑩港には 満艦飾の 漁船たち
⑪芝能も 新憲法の 祝い舞い(奈良)
 *芝能は、芝の上で舞う、珍しいお能
⑫祝賀会 旅の一座も 飛び入りで
 

「九条俳句訴訟」への応援の俳句

(以下は、2016年3月17日(木)、岩田行雄のブログ『憲法便り#1599』に掲載した六句。

①空襲が 弥生の空を 焼き続け
②忘れない 爆撃受けた 八月を
③玉音を 聴く六日前 家焼かれ
④家焼かれ 母立ちつくす 蝉しぐれ
⑤玉音を 聴く母の目に 泪なし
⑥年明けて 現人神は 「人」になり
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by kenpou-dayori | 2016-04-13 11:42 | 川柳・俳句・短歌
2016年 04月 03日

憲法便り#1653:俳優座の次回公演『反応工程』を成功させる会募集の平和俳句に応募しました!

2016年4月3日(日)(憲法千話)

憲法便り#1653:俳優座の次回公演『反応工程』を成功させる会募集の平和俳句に応募しました!

この平和俳句の募集は、今日、4月3日に締め切られましたが、私は、さる3月30日に、60句を超える作品をまとめて応募しました。

大まかに、テーマ毎にわけると、次の通りです。
【戦時中および疎開体験】 9
【敗戦後の生活】 17
【平和と民主化】  9
【新憲法の歓び】 12
【新憲法ー各地の祝い】 13

審査が終わった段階で、選考結果の如何にかかわらず、作品を公表したいと思います。
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by kenpou-dayori | 2016-04-03 19:19 | 川柳・俳句・短歌
2016年 03月 18日

憲法便り#1601:才之助の時事川柳「いやならば 日本出てけと 言(ゆ)うたろう」(田中ゆうたろう)

2016年3月18日(金)(憲法千話)

憲法便り#1601:才之助の時事川柳「いやならば 日本出てけと 言(ゆ)うたろう」(田中ゆうたろう)

昨3月17日付『東京新聞』夕刊は、8面に、『「日本死ね」は 便所の落書き』、という見出しの囲み記事が掲載さしている。
その全文を紹介しよう。

「東京都杉並区の田中裕太郎区議(40)がインターネットの自身のブログに、
『保育園落ちた 日本死ね』とつづった匿名ブログについて「便所の落書き」と書き込んでいることが分かった。
田中区議は、「事情はどうあれ、『日本死ね』なんて暴言は許されない」と話している。
 田中区議は13日、「震災犠牲者に恥じない日本を」と題した文章を掲載。
「『日本死ね』などと書き込む不心得者や、そんな便所の落書きをおだてる愚かなマスコミ、便所の落書きにいちいち振り回される愚かな政治家があとをたちません」などと書いた。
 田中区議は取材に「東日本大震災では生きたくても生きられなかった人が何万人もいる。
ブラグで書くのは自由だが、倫理観が問われる」と指摘した。ネットではこの書き込みに批判も出ているが、削除などはしないという。」

東京新聞は、取材に基づいて、この愚かな区議の言い分を、節度をもって「客観報道」している。

これも、ひとつのあり方だろう。

だが、才之助の時事川柳は、もっとはっきりと、意見を表明する。

「こんな区議 すぐに辞めろと 言うたろう!」
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by kenpou-dayori | 2016-03-18 12:45 | 川柳・俳句・短歌
2016年 03月 17日

憲法便り#1599:「九条俳句訴訟」への連帯の俳句

2016年3月17日(木)(憲法千話)
2016年3月25日(金)加筆:いま、俳優座が予定している講演、『反応工程』成功させる会が、4月3日まで募集している平和俳句に応募するために、準備中。20句を超えています。締切を過ぎてから、公表する予定です。

憲法便り#1599:「九条俳句訴訟」への連帯の俳句


「空襲が 弥生の空を 焼き続け」

「忘れない 爆撃受けた 八月を」

「玉音を 聴く六日前 家焼かれ」

「家焼かれ 母立ち尽くす 蝉しぐれ」

「玉音を 聴く母の目に 泪なし」

「年明けて 現人神は 人になり」
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by kenpou-dayori | 2016-03-17 21:21 | 川柳・俳句・短歌
2016年 03月 10日

憲法便り#1593:才之助の時事川柳「堂々と 姿を見せろ ヤジ議員」

2016年3月10日(木)(憲法千話)

憲法便り#1593:才之助の時事川柳「堂々と 姿を見せろ ヤジ議員」

生活をかけた女性の叫びを取り上げた民主党議員の質問に対して、余りにも無理解で、無礼なヤジ!

許せない!

こんな議員は、次の選挙で落とそう!

安倍首相の答弁も許せない!
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by kenpou-dayori | 2016-03-10 21:14 | 川柳・俳句・短歌
2016年 01月 16日

憲法便り#1543:国会包囲集会参加の妻を気遣った、田沢道行さんの短歌の誕生秘話

2016年1月16日(土)(憲法千話)

憲法便り#1543:国会包囲集会参加の妻を気遣った、田沢道行さんの短歌の誕生秘話


下記の二つの記事に関連するお話です。

①1月14日付『憲法便り#1538:国会包囲の闘いを詠んだ、田沢道行さんの心に沁みる短歌を紹介(訂正版)
②1月14日付『憲法便り#1540』:伊藤雄司先生の新年の挨拶「戦争法を通したままでは死ぬわけにはいかない」

伊藤雄司先生が、田沢道行さんの短歌を掲載することについてご了承を得てくださったことと同時に、
田沢さんに拙著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』を郵送するようにとのご連絡をいただいた。

翌1月15日午前に、田沢宅に電話をかけると、夫人が田沢さんは外出中で3時頃に帰宅なさるとのこと。

そこで、私は短歌掲載のご了解についてと、本のご注文へのお礼を述べ、夫人に国会包囲集会に参加なさった時の話を伺った。
記事掲載のお許しを得たので、以下に紹介する。

夫人のお名前は、紀子(のりこ)さん。

「シールズ」の若者たちが頑張っているので、それに応えて、自分もなんとかしたいと思い、8月末の集会に、夫と共に参加した。
このような集会に参加したのは、初めてのこと。

国会議事堂の正門近くに辿り着き、集会に参加していると、思いがけない出会いがあった。

元中学校の先生である夫の道行さんは、その集会で、偶然、教え子の女性に会った。
その教え子は、中学生になる我が子を連れて参加していた。

この喜びの再開の会話が続いている時、
紀子さんは、ずっと立っているのが辛いので、
その場から少し離れて、歩道沿いの石垣に腰を下ろした。

座った場所の隣にいた女性と話して判ったことだが、彼女は長崎から駆けつけた学校の先生であったという。

この日、前年ながら、シールズの奥田さんの姿を見かけることができなかった。
だが、今年も若者たちの呼びかけに応えたいと思っている。

短歌の感想を求めると、
紀子さんは、次のように語った。

「夫が私のことを、こんな風に思って見てくれていたのを、短歌を読んで、初めて知りました」

話を一通り聴き終わったところで、私は言った。

「集会には、若者だけでなく、いつも年配の方々が、かなり参加していました。
私は『シールズ』に因んで、彼らを『シルバーズ』と呼んでいます。」

すると紀子さんは言った。
「(シルバーズ』、それはいいですね。今年は、『シルバーズ』が安倍内閣打倒で頑張りましょう」

*********************************************
【再録】②1月14日付『憲法便り#1540』

1月13日、妻がお世話になっていた、伊藤雄司先生(85才)の水墨画教室の同窓会がありました。

会場は、入曽駅から徒歩で8~10分ほどのところある、イタリアレストラン「ろくすけ」。
不老川沿いにある洒落たお店です。

以下、世話役と務めた妻から聞いた話をまとめました。

乾杯の言葉として、先生は開口一番、「戦争法」を通したままでは死ぬわけにはいかない」と、お話になった。
そして、あらかじめご用意なさった文章を読み上げました。

その内容は、参加者全員が、お土産にいただいた『高遠饅頭』の箱の上に添えられた、
新年の挨拶状に書かれていたものでした。

「明けまして おめでとうございます。
今年は 国民が、
真の主権者になれるかどうかの
大きく 大事な 曲りかどです。」

挨拶状の中ほどには、ご友人・田沢道行さんから年賀状で贈られた短歌が書き込まれていました。
それは、まさに、情景が目に浮かぶような名作です。

伊藤先生、そして田沢道行さんのご了解を得て、手紙を拡大して紹介します。

短歌は、
「悲しみか 怒りがかすか ふるへおり
  国会包囲の 妻を 雨打つ」


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by kenpou-dayori | 2016-01-16 11:04 | 川柳・俳句・短歌