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2014年 07月 30日

憲法便り#624 「憲法フォークジャンボリー」に初めて参加します

7月29日
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8月1日(金)・2日(土)・3日(日)の三日間、東京労音R’sアートコートで開催される「憲法フォークジャンボリー」に、「岩田ファミリーとその仲間たち」として、初めて出演する。
当初は、私が作詞をした二つの曲を歌うつもりであったが、素晴らしい仲間の協力を得ることが出来たので、予定を下記の通り変更し、私は司会役をつとめることとした。

うた・市川恵美さん
ピアノ伴奏・滝沢愛子さん
曲目 ①「アメージング・グレイス」
   ②「さとうきび畑」

いま、こうしてパソコンに入力をしている間にも、ウクライナで戦闘が行われ、パレスチナのガザ地区では、イスラエルの激しい攻撃により、多数の犠牲者が出ている。
これほどまでの激変は、参加申し込みをした5月の時点では、思いもよらないことであった。
平和を願って唄うはずの歌が、多数の犠牲者に対する鎮魂歌になろうとしている。
世界の平和を回復し、平和憲法を守るため、あきらめず、ひとつひとつの行動を、そして表現を、積み重ねていきたいと思う。


※平和憲法を守る闘いに寄与するため、5月に下記の新著を緊急出版しました。

『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
―押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論―
(これは『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版です)

闘いは、まだこれからも続きます。「押し付け憲法」論、自主憲法制定論に対する闘いに、是非とも本書を活用していただきたい。

ご注文は、下記の書店へ。
美和書店 電 話03-3402-4146
FAX 03-3402-4147
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by kenpou-dayori | 2014-07-30 09:00 | 今日の話題
2014年 07月 27日

憲法便り#623 ひとり芝居『ヒットラー来り、ヒットラー去る』上演への反応と、三部構成の詳細について

7月27日
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昨日の「憲法便り#622」で簡単にふれたが、改めて全体を記しておきたい。

今年のはじめから構想を練っていた、ひとり芝居『ヒットラー来り、ヒットラー去る』を、6月15日に上演した。
「元朝日新聞ベルリン支局長・守山義雄氏 没後50周年記念」と銘打っての公演で、これが初演である。
三部構成で、上演時間は2時間。休憩なし。
狭い会場での講演なので、ブログには掲載せず、ごく一部の友人および近隣の人たちだけにお知らせした。
全体の構成は、下記の通り。

第一部 いざ、ベルリンへ!
第二部 パリ入城記から、ドイツ脱出まで
第三部 ヒットラー来り、ヒットラー去る

上演終了後、一番前の席で見ていて下さった女性から、名刺をいただいた。
「劇団民藝」のベテラン女優、青木道子さんであった。

思いがけないことなので、とっさに、「素人芝居を観ていただき、ありがとうございました。お恥ずかしい次第です。」と挨拶すると、
「いえ、そんなことはありません。とても感動しました」と、おっしゃって下さった。

青木さんは、当日予定があったのだが、予定を変更して、友人を誘って来て下さったとのこと。
ところで、そのご友人の反応が、次のように思いがけないものであった。
「私たちは、昭和ひとけた生まれなので、私たちよりもかなり年配の方がこんなに頑張っていらっしゃるので、大変感動しました」。
それを聞いた青木さんは、「あなた何言ってるのよ、これは、岩田行雄さんが守山義雄記者を演じたのよ。守山義雄が生きていたら、105歳よ。」
こう言われた彼女は、ポカンとしていた。

もうひとり、同じような反応をした女性がいた。
「ベルリンには何年間滞在していたのですか?」
「ベルリン支局には何人いたのですか?」
「少ない人数であれだけの仕事をしたのは、大変でしたでしょうね?」
彼女に対しては、妻の友人が説明をしてくれたが、納得するまでには多少時間を要した。
それだけ、役になりきっていたので、誤解を招いたのであろう。

私は、当日、夏の盛りであるにも拘らず、黒いダブルの略礼服、黒のハイネック、それに赤いマフラーをして、さらに黒のコートを羽織っていた。そして、この芝居のために初めて買った黒いソフトを被って登場した。
にも拘らず、二人の女性は、私を守山義雄記者自身と思い込んでいたのである。

後日、会場として使わせていただいた「ときどき食堂」を訪ねると、たまたま青木道子さんがいらしていて、次の感想をうかがった。
「今回演じたものは、何も手を加えたりしないで、そのままお続け下さい」

これほど嬉しい言葉はない。
この言葉を励みにして、9月以降に、再演をしたいと思っている。

ここで、第一部~第三部の詳細にふれておこう。

第一部 いざ、ベルリンへ!
1.生い立ち
2ヨーロッパへの第一歩
3.防共外交に凱歌(昭和16年6月1日)
4.世界の推進力 ドイツの巻(7月10日)
5.独ソ不可侵条約(8月23日)
6.ヒットラーの国会演説(9月1日)
7.ヒットラーの要求とは
8.戦時体制(9月5日)
9.足踏み大戦(9月12日)
10.ポーランド戦線(9月19日)
11.回廊地帯の戦いのあと(9月22日)
12.ワルシャワ最後の日(9月28日)
13.独ソ仮国境地帯(10月4日)
14.ナレウ河戦線(10月4日)
15.ヒットラー総統の歴史的演説(10月6日)

第二部 パリ入城記から、ドイツ脱出まで
1.パリ入城記(昭和15年6月15日)
2.凱旋門下の分列式(6月16日パリ発)
3.コンピエーニュの森(6月21日コンピエーニュ発)
4.ソ連に宣戦布告(6月22日ベルリン発)
5.ハリコフ戦線(昭和17年5月31日ハリコフにて)
6.スターリングラード(昭和18年2月2日)
7.ドイツの銃後(2月8日)
8.昭和19年・・・敗戦への大転換点
9.ベルリン脱出

第三部 ヒットラー来り、ヒットラー去る(敗戦後)
1.ふたつの対独勝利演説
2.自由なき「ペンの兵」
3.思想の闇
4.失われたドイツ
5.戦時不急品と教育
6.ヒトラー・ユーゲント
7.モーツアルト没後150年
8.賭場で聞く日米開戦
9.運命のルーレット
10.品が悪い元首
11.ヒトラーは政治家ではなく、無教養な大衆を率いる行動の英雄
12.ベルリン陥落に至る秘密の発生
13.若いタイピスト
14.ベルリン陥落後のドイツ人

以上のように、多岐にわたっている。したがって、一気に二時間の上演となる。


※平和憲法を守る闘いに寄与するため、5月に下記の新著を緊急出版しました。

『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
―押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論―
(これは『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版です)
闘いは、まだこれからも続きます。「押し付け憲法」論、自主憲法制定論に対する闘いに、是非とも本書を活用していただきたい。
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ご注文は、下記の書店へ。
美和書店 電 話03-3402-4146
FAX 03-3402-4147
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by kenpou-dayori | 2014-07-27 16:14 | ナチス
2014年 07月 26日

憲法便り#622 ひとり芝居『ヒットラー来り、ヒットラー去る』を上演しました

7月26日今年のはじめから構想を練っていた、ひとり芝居『ヒットラー来り、ヒットラー去る』を、6月15日に上演した。
「元朝日新聞ベルリン支局長・守山義雄氏 没後50周年記念」と銘打っての公演で、これが初演である。
三部構成で、上演時間は2時間。休憩なし。
狭い会場での講演なので、ブログには掲載せず、ごく一部の友人および近隣の人たちだけにお知らせした。
全体の構成は、下記の通り。

第一部 いざ、ベルリンへ!
第二部 パリ入城記から、ドイツ脱出まで
第三部 ヒットラー来り、ヒットラー去る

上演終了後、一番前の席で見ていて下さった女性から、名刺をいただいた。
「劇団民藝」のベテラン女優、青木道子さんであった。

この話の続きと、第一部~第三部の詳細は、次号に掲載予定。
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※平和憲法を守る闘いに寄与するため、5月に下記の新著を緊急出版しました。

『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
―押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論―
(これは『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版です)

闘いは、まだこれからも続きます。「押し付け憲法」論、自主憲法制定論に対する闘いに、是非とも本書を活用していただきたい。

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by kenpou-dayori | 2014-07-26 09:45 | ナチス
2014年 07月 26日

憲法便り#607  7月26日(土)ウクライナ研究会第31回定例研究懇談会のお知らせ

7月10日

私が参加しているウクライナ研究会から下記のお知らせが届きましたので、紹介します。

 入梅の候,皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、春例会の開催案内が今日まで遅れてしまい、情報をお待ちくださっていた方々には大変申し訳ありませんでしたが、このたび、2014年度ウクライナ研究会第31回定例研究懇談会を下記の通り開催する運びとなりました。
 逼迫したウクライナ情勢を歴史的かつ多角的に、あるいは現場の生の声を通して考察する上で、かけがえのない視点を提供してくださるであろう識者のお二方に、このたびの報告をお願いさせていただくこととなりました。入場は自由ですので、会員の方、ご専門の方から、一般にご関心をお持ちの方まで、どうぞ奮ってご参加ください。
 会場で皆様にお会いできますことを、心より楽しみにいたしております。

                                     ウクライナ研究会事務局

                      記

         ウクライナ研究会 第31回定例研究懇談会

 日時: 2014年7月26日(土) 15:30~
 場所: 早稲田奉仕園 You-I ホール (地図・構内案内図を参照)
      〒169-8616 東京都新宿区西早稲田2-3-1
      アクセスマップ http://hoshien.or.jp/map/map.html


 15:15 開場
 15:30 開会の挨拶

 15:40 報告1 生田泰裕(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士後期課程)

  現代ウクライナの社会構造―「東西分裂」の実相と「ユーロマイダン」を中心とした考察

 16:40 報告2 岡部芳彦(神戸学院大学経済学部准教授、日本ウクライナ地域経済・
                                       文化フォーラム共同代表)

  「ウクライナ民族主義」の現状―スヴォボーダとコサック諸団体の事例を中心に―

 17:40 閉会の挨拶
 18:00 懇親会
                                              以上

 ※早めに会場に到着された方は、フロント受付のあるセミナーハウス1Fの待合スペースをご利用いただけます(下記構内案内図参照)。
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by kenpou-dayori | 2014-07-26 08:18 | ウクライナ・クリミア
2014年 07月 26日

憲法便り#606 今年も8月10日に「ベトナムダイオキシンデー第四回ニッポン2014」

7月10日

今年も8月10日に「ベトナムダイオキシンデー」が開催されます。
昨年とは、別の会場です。
今年は、「ドクちゃん」が来日し、シンポジウムに参加します。

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by kenpou-dayori | 2014-07-26 08:17 | ベトナムダイオキシンデー
2014年 07月 26日

憲法便り#605 ドクちゃんがやって来ます! ベトナムダイオキシンデー第四回ニッポン2014

7月10日

今年も、8月10日に「ベトナムダイオキシンデー」が開催されます。
そして、今年は、33歳になった「ドクちゃん」が来日し、シンポジウムに参加します。

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by kenpou-dayori | 2014-07-26 08:16 | ベトナムダイオキシンデー
2014年 07月 26日

憲法便り#621 名著紹介:朝日新聞「新聞と戦争」取材班著『新聞と戦争』

7月25日
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私が考えている名著の条件は、事実と向き合う誠実さ、そして思考の深さである。
それは、現代のみならず、100年後、200年後の読者にとっても役立つことになる。
そして、それらの書物は、世に出た時から、私たちの「文化遺産」となり、時を経るごとに光を増して来る。

ここに紹介する『新聞と戦争』はまさに、私が考える名著に値する。
この本は、朝日新聞出版から2008年6月に第1刷が刊行され、2011年7月には、上・下2巻の朝日文庫としても刊行されており、現在も入手可能である。

出版の主旨は、同書の「はじめに」(i-iii)にあるので、表紙と共に、そのまま紹介したい。
いまから数十年後に、また、現在の日本の政治、戦争と新聞のありかたについて、同様な書が刊行される必要がないことを願う。


※平和憲法を守る闘いに寄与するため、5月に下記の新著を緊急出版しました。

『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
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闘いは、まだこれからも続きます。「押し付け憲法」論、自主憲法制定論に対する闘いに、是非とも本書を活用していただきたい。

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by kenpou-dayori | 2014-07-26 08:16 | 名著・名文・名言紹介
2014年 07月 26日

憲法便り#618 イスラエルとパレスチナの「ハマス」双方は、直ちに停戦を! 

7月20日
私は、7月15日に『アンネの日記』を見て、ユダヤ人への迫害と戦争の不条理に対して、深い悲しみと戦争反対の意思を新たにしたところである。
しかしながら、現実に進行しているイスラエル軍によるガザ地区への爆撃と地上軍の侵攻を目の当たりしていると、何とも言えない悲しみと怒りがこみ上げてくる。
なぜ、第二次世界大戦中の悲劇に学ばないのか、なぜ残虐な行為を繰り返すのか。
日本国憲法第九条は「戦争放棄」を銘記している。
「丸腰」のままの日本が本気になって仲裁に乗り出せば、解決の糸口は必ず見つかる。
それこそが、真の「積極的平和主義」というものである。
安倍政権は、憲法違反の「解釈改憲」を撤回し、平和外交に徹するべきである。
すでに、武器をちらつかせての仲介など、通用する世界ではない。


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by kenpou-dayori | 2014-07-26 08:15 | 中東問題
2014年 07月 26日

憲法便り#619 ウクライナの内戦を直ちに中止せよ! 

7月20日
ウクライナの内戦は、ついに、マレーシア航空の民間機撃墜、乗員・乗客298人全員死亡という悲惨な事態を引き起こした。さらに、犠牲者の収容がままならないというのは、最悪である。
ここでは、ウクライナ国内の対立の遠因を辿ることはしないが、内戦にまで事態が進んでしまった直接的原因は、今年二月の「親欧米派」によるクーデターにある。これに対して「親ロシア派」が武力による闘争を、いまも続けている。
私は、このどちらにも組みするものではない。一つのウクライナを維持し、豊かな暮らしを続けられるよう願っている。
そのために、双方が武器を置いて、平和的に話し合いを続けてほしい。
日本の現在の外交は、アメリカの意向に従い、その一方でロシアの顔色をうかがうばかりである。
だが、いま最も必要なのは、自国の利益のためではなく、本当にウクライナに住む人々の平和で豊かな暮らしを回復するための仲介である。
「丸腰」のままの日本が本気になって仲裁に乗り出せば、解決の糸口は必ず見つかる。
それこそが、真の「積極的平和主義」というものである。
安倍政権は、憲法違反の「解釈改憲」を撤回し、平和外交に徹するべきである。

日本に住むウクライナ人の中には、ロシア語しか話せない人もいると聞いた。この人の場合は、ご両親もロシア語しか話せず、ウクライナ語中心の生活を強制されたら、大変なのだという。
「親欧米派」対「親ロシア派)という単純な図式での報道だけでは、ウクライナに住む人々の本当の苦悩は理解出来ないと思う。多数派が少数派を力で押さえ込むような政治は、民主的な政治とは言えない。


※平和憲法を守る闘いに寄与するため、5月に下記の新著を緊急出版しました。

『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
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by kenpou-dayori | 2014-07-26 08:15 | ウクライナ・クリミア
2014年 07月 26日

憲法便り#620 女性戦場ジャーナリストを描いた話題作「永遠の一瞬」と現実の世界

7月23日

7月8日(火)から7月27日(日)まで新国立劇場で上演されている『永遠の一瞬』を、7月9日に見ていたのだが、なかなかそのことについてふれることが出来なかった。その理由は、イスラエル軍によるパレスチナガザ地区での無差別殺戮、ウクライナにおけるマレーシア航空機の撃墜など、現実の世界があまりにも悲惨すぎるからである。
演じている人たちも、さぞ複雑な思いであろう。

私は高校生の頃までは、「新聞記者」になりたいと思っていた。
だが、1962年5月2日に国鉄常磐線三河島で信号無視により起された大惨事を知って、「私には新聞記者は出来ない」、「無理だ」と思ってあきらめてしまった。
その理由は、「この事故現場に私が居たならば、取材よりも救助の活動を優先するだろう」と、強く思ったことによる。
事故が発生した電車には、私の姉が乗車していた可能性があったからである。
そして、新聞記者とは、社会部の記者と思い込んでいたからである。
そのことによって私の将来の目標は大きく崩れ、新たな目標を持てないまま、随分長い時間を過ごしてしまった。
私の青春時代にそのような苦悩があったので、『永遠の一瞬』は、私自身のかつての苦悩ともかさなり合う、重いテーマの作品であった。

出演は、中越典子、共演は、瀬川亮、森田彩華、大河内浩の四人。
中越典子は、テレビの時代劇で、けなげな町娘を好演しており、その演技を高く評価していた女優であるが、現代劇の舞台で、それも間近に見るのは初めてのことであった。
そして、その他の3人の出演者を見るのも初めてであった。

イラク戦争の取材中、大けがをした主人公が、リハビリをしながら、愛する人との平穏な暮らしをとるのか、戦場ジャーナリストとしての生き方をとるのか、最後の最後まで考えさせられる舞台であった。
2012年8月22日に、内戦が続くシリアで取材中の日本人女性記者山本美香さんが、政府軍に銃撃され、亡くなったことは、記憶に新しいところである。
だから、私の頭の中では、現実と舞台が、絶えず交錯していた。

アメリカでの初演は2009年、日本では今回が初めての上演である。
次にこの作品が上演される時には、世界が平和になっていることを願っているし、その努力も続けたい。
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