岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2016年 02月 10日

憲法便り#1591:立憲主義についての、簡単な説明。

2016年2月10日(水)(憲法千話)

憲法便り#1591:立憲主義についての、簡単な説明。

最近、安倍首相の強引な政治手法に対して、「反立憲主義」という批判を見かけることが多くなった。
安倍首相を批判するために、「立憲主義の勉強会をしなくちゃ」という声を聞くこともある。

しかし、勉強会を開く場所、講師の依頼、人集め、お金の算段、その他いろいろと大変だ。
だから、私は、「簡単に説明をすればいい」と思っている。

岩波の『広辞苑』で、「立憲」および「立憲主義」を調べると、次のように説明している。

【立憲】憲法を制定すること。
【立憲主義】(Constitutionalism) 憲法を制定し、それに従って統治するという政治の在り方。この場合の憲法は、人権の保障が宣言され、権力分立を原理とする統治機構が定められたものでなければならない。そうでない場合には、外見的立憲主義といわれる。
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by kenpou-dayori | 2016-02-10 21:23 | 今日の話題
2016年 02月 09日

憲法便り#1590:「新宿のくらしと文化を考える会」憲法講演会の日時と会場が正式決定!(改訂版)

2016年 2月 9日(火)(憲法千話)

憲法便り#1590:「新宿のくらしと文化を考える会」憲法講演会の日時と会場が正式決定!(改訂版)

『憲法便り#1588」で昨日お知らせしました通り、「新宿のくらしと文化を考える会(会長・天辰哲也さん)」主催の、憲法講演会の日時と会場が、正式決定しました。

お招きをいただいている、講演会の日時と会場が確定した旨の連絡を受けましたので、
お知らせいたします。

日 時 2016年4月22日(金) 午後6時半~8時半

会 場 戸塚地域センター7階 多目的ホール(高田馬場駅から徒歩1分)

論 題 『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
     *拙著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』は、芳林堂書店高田馬場店で発売中です)

内 容 ①講演90分(正味)
      *途中休憩10分(この時間を利用して、質問用紙への書き込みをお願いします)
     ②質疑・・・講演の内容を中心として行います

講 師 岩田行雄

資料代 500円

司 会(予定) 三雲崇正さん(弁護士/民主党・新宿区議会議員)

当日は、最近の研究成果である、歴史的資料を紹介する予定ですが、
レジュメ(全14ページ)の目次は、次の通りです。

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by kenpou-dayori | 2016-02-09 11:18 | お知らせ
2016年 02月 09日

憲法便り#1589:九条の会、安倍首相に抗議する緊急アピールの全文

2016年2月9日(火)(憲法千話)

憲法便り#1589:九条の会、安倍首相に抗議する緊急アピールの全文

2016年2月8日、九条の会は国会内で緊急記者会見を開き、
「安倍首相の九条明文改憲発言に抗議する」アピールを発表しました。

以下、2月9日付『しんぶん赤旗』四面に基づき、アピールの全文を収録しました。

 安倍晋三首相は、2月3日と4日と5日の連日、衆議院予算委員会の審議において、戦力の不保持を定めた憲法9条2項の改定に言及しました。その際に、「7割の憲法学者が自衛隊に憲法違反の疑いをもっている状況をなくすべきだ」という逆立ちした我田引水の理屈や、「占領時代につくられた憲法で、時代にそぐわない」という相も変わらぬ「押しつけ憲法」論などを理由に挙げました。これらは、同首相が、憲法9条の意義を正面から否定する考えの持ち主であることを公言するものに他なりません。

 昨年9月、政府・与党は、多くの国民の反対の声を押し切って、日本国憲法がよって立つ立憲主義をくつがえし、民主主義をかなぐり捨てて、9条の平和主義を破壊する戦争法(安保関連法)案の採決を強行しました。この時は、「集団的自衛権の限定行使は合憲」、「現行憲法の範囲内の法案」などと、従来の政府見解からも逸脱する答弁で逃げ回りました。ところが今度は、そうした解釈変更と法律制定による憲法破壊に加えて、明文改憲の主張を公然とするに至ったのです。それは、有事における首相の権限強化や国民の権利制限のための「緊急事態条項」創設の主張にも如実に現れています。

 私たち九条の会は、自らの憲法尊重擁護義務をまったくわきまえないこうした一連の安倍首相の明文改憲発言に断固抗議します。2007年、9条改憲を公言した第1次安倍政権を退陣に追い込んだ世論の高揚の再現をめざして、戦争法を廃止し、憲法9条を守りぬくこと、そのために、一人ひとりができる、あらゆる努力を、いますぐ始めることを訴えます。
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by kenpou-dayori | 2016-02-09 08:35 | 安倍首相への抗議・反論・批判
2016年 02月 08日

憲法便り#1588:「新宿のくらしと文化を考える会」憲法講演会の日時と会場が、正式決定しました!

2016年2月8日(月)(憲法千話)

憲法便り#1588:「新宿のくらしと文化を考える会」憲法講演会の日時と会場が、正式決定しました!

お招きをいただいている、講演会の日時と会場が確定した旨の連絡を受けましたので、
とりあえずお知らせいたします。

日 時 2016年4月22日(金) 午後6時半~8時半

会 場 戸塚地域センター7階 多目的ホール(高田馬場駅から徒歩1分)

論 題 『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!

講 師 岩田行雄

資料代 追ってお知らせします

当日は、最近の研究成果である、歴史的資料を紹介する予定です。
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by kenpou-dayori | 2016-02-08 22:13 | お知らせ
2016年 02月 08日

憲法便り#1585:ナチスに奪われた名画を取り戻した実話を描いたアメリカ映画『黄金の女』を観た!

2016年2月7日(日)(憲法千話)

憲法便り#1585:ナチスに奪われた名画を取り戻した実話を描いたアメリカ映画『黄金のアデーレ』を観た!

今年、新年早々、妻と共に『黄金のアデーレ』という映画を観に、日比谷シャンテに行った。
原題は、《Woman in Gold》。

アデーレは、主人公の伯母の名前で、
金箔をふんだんに使って描かれた肖像画のモデル。

この肖像画は、”オーストリアのモナリザ”と讃えられた。
描いた画家は、クリムト。

ナチスに奪われた名画を取り戻す82歳の女性の闘い。
助けたのは、駆け出しの若いアメリカ人弁護士。

1998年、オーストリア政府を訴え、
困難な闘いの末に、2006年に勝利する。

名画は、アメリカの画商に約130億円で買い取られ、
彼女との約束通り、転売せず、画廊で公開されている。

2011年、彼女はこの世を去ったが、
名画と、ナチスによる財産取り上げとの闘いの希望は残った。

実物を観に、アメリカまで行きたいと思うが、
今の体力では、無理であろう。

ナチス時代のウィーン再現の撮影は、
オーストリア市民の協力により続けられた。

CGに頼らず、実写で作られているので、
ドクメンタリーのような迫力がある。

肖像画が、名画であることは言うまでもないが、
この映画も、長く記憶に残る名画である。

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by kenpou-dayori | 2016-02-08 21:49
2016年 02月 08日

憲法便り#1587:「竜爪山九条の会」から、拙著『世論と新聞報道が平和憲法を...』10冊の注文が!

2016年2月8日(月)(憲法千話)

憲法便り#1587:「竜爪山九条の会」から、拙著『世論と新聞報道が平和憲法を...』10冊の注文が!

2014年10月に、静岡市内の「藁科(わらしな)九条の会」の憲法講演会に招かれました。
その際に、「竜爪山(りゅうそうざん)九条の会」から、二人の方が参加なさっていました。

今日の午前中に、伺いたいことがあって電話をしましたが、その際に、現在の情勢に鑑み、
拙著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』をおすすめしました。

すると、すぐに事務局の方と相談して下さって、折り返し、10冊のご注文のFAXをいただきました。

2月11日に集会があるので、そこで皆さんに広めて下さるとのこと。

竜が天に昇って行くような勢い、嬉しいですねえ!
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by kenpou-dayori | 2016-02-08 21:19 | 今日の話題
2016年 02月 07日

憲法便り#1586:安倍首相へ!憲法改正、憲法民主化の世論は、1945年末までに形成されている!

2016年2月7日(日)(憲法千話)

憲法便り#1586:安倍首相へ!憲法改正、憲法民主化の世論は、1945年末までに形成されている!

勉強不足、歴史認識が全く不足している安倍首相が、押しつけ憲法論に基づく改憲を、国会答弁で、連日ぶち上げている。

首相に対して言っておきたい。
ここに掲げた表は、昭和20年8月がら12月に発行された全国の新聞を詳細に調査して作成したものである。

誤った歴史認識に基づいて、日本の国の形を変えてはいけません。

追求する側の各党の議員の皆さんも、参考にして下さい。

これは、岩田行雄著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』に収録した〔表1〕の改訂第四版。

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by kenpou-dayori | 2016-02-07 21:47 | 安倍首相への抗議・反論・批判
2016年 02月 07日

憲法便り#1584:『TPP協定の全体像と問題点』の報告会に参加して判った大変な事態の進行!

2016年2月7日(日)

憲法便り#1584:『TPP協定の全体像と問題点』の報告会に参加して判った、大変な事態の進行!

2月5日(金)午後6時半から、韓国YMCA(千代田区猿楽町)で開催された、
市民団体による分析報告『TPP協定の全体像と問題点』の報告会に参加してきました。

TPPへの認識は、農業分野の問題が中心のように伝えらえられてきましたが、
実に多分野にわたっていることが、改めてわかりました。

TPP協定の正文は、英語で、フランス語およびスペイン語が追加されるが、日本語の正文は、ありません。
これは、重大な問題です。
さらに、TPP協定が、日本の国内法や、憲法が定めている三権分立に反する、超法規的な存在になる危険性をはらんでいます。

報告が多岐にわたるため、報告会の内容を簡単にまとめるのは難しいのですが、上記の問題点を含め、
下記の講演会動画は、とても判りやすく、問題点が明確に整理されているので、是非ともご覧下さい。
*TTPとグローバリズムの会・三雲崇正弁護士の講演会動画

報告会で配布された資料の標題と目次
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【TPPテキスト分析チーム】(順不同)
山田正彦(元農林水産大臣、TPP交渉差止・違憲訴訟の会幹事長)
内田聖子(NPO法人アジア太平洋資料センター事務局長)
近藤康男(TPPに反対する人々の運動)
和田聖仁(TPP交渉差止・違憲訴訟の会副代表、弁護士)
山浦康明(TPPに反対する人々の運動、明治大学)
東山 寛 (北海道大学准教授)
岡崎衆史(農民連国際部副部長)
坂口正明(全国食健連事務局長)
寺尾正之(全国保険医団体連合会)
布施恵輔(全労連国際局)
三雲崇正(TPP交渉差止・違憲訴訟の会、弁護士)

『TPP協定の全体像と問題点 —市民団体による分析報告— Ver.2』

【はじめに】
昨年10月に「大筋合意」をし、11 月5 日に暫定協定文案が公開されたTPP協定。今年に入り日本政府は暫定仮訳を公開しましたが、そもそも協定文は本文と付属書だけでも5500ページを超える膨大な量であり、また付属書や二国間交換文書など関連文書すべてが公開・翻訳されているわけではありません。TPPの全体像を十分に把握し、私たちの暮らしや日本社会にとっての問題や懸念を精査することはまだまだ時間がかかるといえます。米国はじめ各国でも、協定文の公開以降、国会議員や市民団体が分析と問題提起を続けています。

TPPは農産品の関税だけの問題でなく、投資や金融、食の安全基準や食品表示、サービス貿易全般も含んでおり、さらには国有企業や電子商取引などこれまで貿易協定になかった分野もカヴァーする実に多岐にわたる内容です。

2016年1月から始まった今国会でもTPP協定の批准や関連法案の審議がなされるといわれています。十分な情報公開と議論、専門家・各自治体による詳細な影響評価もなされないまま「批准ありき」で審議が進むことは絶対に避けなければなりません。

こうした問題意識から、私たちTPPに強い懸念を持つ市民団体・農業団体・労働組合などは英文テキストが公開された11月5 日以降、「TPPテキスト分析チーム」を立ち上げ調査・分析を進めてまいりました。このたび第一次報告書を完成させ、多くの方々と問題を共有し、幅広い議論を起こしたいと一同願っております。

※本報告書は今後も随時改定していく予定です

2016 年 2月 5 日
TPPテキスト分析チーム
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by kenpou-dayori | 2016-02-07 14:52
2016年 02月 06日

憲法便り#1583:出版OB九条の会 第35回しゃべろう会「嬉野京子さん、沖縄を語る」(画像入り)

2016年2月6日(土)(憲法千話)

憲法便り#1583:出版OB九条の会 第35回しゃべろう会「嬉野京子さん、沖縄を語る」(画像入り)

今日届いたチラシです。
参加したいと思っています。
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【再録】
2015年12月31日(木)(憲法千話)

憲法便り#1510:絶賛に値する、嬉野京子著『戦場の見える島ー50年間の取材から』(2015年刊)
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沖縄をなぜ取材することになったのか、なぜ続けてきたのか、著者の報道写真家としての50年間にわたる記述は、読む者を圧倒する。
写真が多く、判りやすく、読みやすい真実の書である。
沖縄に興味ある方には勿論のこと、興味ない方にも、是非とも薦めたい一冊である。

たまたま、12月29日午後六時に購入し、翌日の午前十時半には一気に読み終えた。
裏表紙に使われた写真は、著者が米軍の軍政下にあった沖縄に「潜入」していた1965年4月20日に、沖縄県祖国復帰協議会が主催した初めての統一した行進に参加していた時に遭遇した、米軍車両による6歳の少女Nちゃん轢殺の痛ましい交通事故現場の写真である。
米軍が1965年2月7日に北ベトナムへの「北爆」を開始した直後の沖縄は「騒然とし始めていた」と言う。
私は、この写真を何回も目にしているので、今でもよく憶えている。

この写真を撮るのは、命懸けのことであった。米兵に見つかれば、命の保証はない。
シャッターを切るまで、そしてその後の息詰まる状況は、ぜひ本書を読んでいただきた。

この本を買った際のいきさつと、著者との遭遇について記しておきたい。
12月29日(火)夕方に、拙著『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』を店頭で販売して下さっている代々木の美和書店に、精算と本を届けるために伺った時のこと。
私が精算の事務作業を終わりかけた頃、一人の女性が、嬉野京子著『戦場の見える島ー50年間の取材から』を10冊ほど抱えて、書店の事務机を借りて、何か作業を始めた。

私は、「そんなにたくさん購入なさるのですか?」と声をかけると、
彼女が答える前に、店の方が
「この本の著者ですよ!いま、サインをして頂いているのです」と答えた。
私は、「あの有名な嬉野京子さんですか、一冊いただきます」といった。こその時私は、彼女のことを、読売新聞社のベルリン総局長だった嬉野満洲雄氏の娘さんだと思っていた。

私は、かつて、ムソリーニの時代に読売新聞社イタリア特派員だった山崎功氏の『わが回想ーイタリアとの六十年』の刊行に携わっており、その中で、嬉野満洲雄の名前が何回も出てきていたからである。
ところが、意外なことに、彼女は「ジャーナリストの嬉野満洲雄さんの娘ではありません」、
そして、「あの娘さんと、全くの同姓同名なのです」と言った。

彼女の話では、16年前に講演を行った際に、嬉野満洲雄さんの娘ではないこと、同姓同名の別人であることを「仁義を切っておいた」ところ、その講演会に娘さんがお見えになっていて、講演終了後にご本人からのご挨拶を受け、それ以来お付き合いが続いているとのこと。
他にも伺ったことはあるが、それは、著者ご自身がお話になること、お書きになることを待ちたいと思う。
一月二日には、沖縄の宜野湾市長選挙の応援のために、沖縄にお出かけになる予定と聞いた。
この行動力には、私など足元にも及ばない。

本を読み終わったことを、事務所および携帯電話に連絡をしておいたところ、お電話をくださった。
彼女は、1940年東京の生まれなので、私より二つ姉(あね)さんである。
お体に気を付けて、一層のご活躍をなさることを願っている。


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by kenpou-dayori | 2016-02-06 20:16 | 沖縄
2016年 02月 06日

憲法便り#1582:止めよう!辺野古埋立て 2.21首都圏アクション 国会大包囲(画像入り)

2016年2月6日(土)(憲法千話)

憲法便り#1582:止めよう!辺野古埋立て 2.21首都圏アクション 国会大包囲(画像入り)

このチラシも、今日、あかしあ法律事務所から届いたお知らせです。

私は、この日、同時刻に仙台で憲法講演を予定していますので、
残念ながら、参加できません。
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by kenpou-dayori | 2016-02-06 19:57 | 沖縄