岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2013年 07月 24日

憲法便り#137 昭和20年7月24日(68年前の今日)何が?

外務省編纂『終戦史録』の「太平洋戦争日歴」

今日から新シリーズとして、外務省編纂『終戦史録』の「太平洋戦争日歴」から、毎日、68年前の今日、何があったのかをお知らせします。
「日歴」そのものは、下記のようにごく短いものがほとんどで、解説はありません。

昭和20年7月24日(火)
[日本]
米機動部隊浜松以西各地攻撃。
B29名古屋、阪神、中国に来襲。
[外国]
記入なし

これは外務省がまとめた記録です。その正確な内容については検証しておりませんが、当時、国民には知らされてなかったことも多いかと思います。

全国民が空爆の恐怖に怯え、家を焼かれ、傷つき、命を落とし、苦しんでいる毎日を、僅か数行で淡々と記し続けていることが、何とも恐ろしい。

私が講演のために訪れたほとんどの都市が、米軍の爆撃を受け、海岸線に沿ったところでは、艦砲射撃も受けています。

外務省編纂『終戦史録』の「太平洋戦争日歴」は大まかな記録です。
これから各地で「平和のための戦争展」などが開催され、詳しい調査結果が展示されることと思いますので、是非、そちらにもお出掛け下さい。

※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
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# by kenpou-dayori | 2013-07-24 07:00 | 太平洋戦争日歴
2013年 07月 23日

憲法便り#136 「笑いのめそう!安倍政権」(53) 『ネーロ』

『ネーロ』

日本人記者:参院選が終ったが、
        安倍首相をどう思うか?
イタリア人 :ネーロだな!
日本人記者:「ネーロ」とは?
イタリア人 :ファシストが着ていた
        黒シャツのことさ!
  ―イタリアでの街頭インタビューより

(新宿区・天才デコポン)

※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
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# by kenpou-dayori | 2013-07-23 08:00 | 天才デコポンが追及する!
2013年 07月 23日

憲法便り#135 新企画のお知らせ

5月3日にブログ『岩田行雄の憲法便り』を開設して以来、原資料を中心に紙面を構成してきました。
当初は、もっとゆっくりとしたテンポで更新することを考えていましたが、参院選が近づくにつれて憲法を巡る情勢が厳しさを増して来ましたので、多くの方々に歴史的な事実をお伝えするために、毎週一冊の本を書き上げるような作業を、体力、気力、そして視力の限界まで続けてきました。4月に『心踊る平和憲法誕生の時代』を緊急自費出版をして力を使い果たしていた後なので、本当に大変でした。

実は、参院選が終了した時点で長期に亘る休養を考えておりましたが、ツイッタ―のフォロワーの方々が500人を超えるまでに至りましたので、いろいろと考えた末に、体力と視力の回復を図りながら、いわば【短信】を中心に、日刊を続けることに致しました。

明日7月24日からの予定は、新企画を加えて次のような準備をしています。

1.『太平洋戦争日歴』の連載
  「昭和20年の今日、何があったのか」、当時の国民には知らされていなかった事実を、外務省編纂『終戦史録』(昭和27年)の「太平洋戦争日歴」から、そのまま紹介します。
これから、テレビ、新聞等で「終戦記念特集」が報じられる季節になりましたが、『太平洋戦争日歴』の連載は、7月24日から9月2日まで、毎日続けますので、必見です。

2.今日のトピック
  日常の行動の中の、さまざまな話題を提供します。乞う、ご期待。

3.人物訪問
  憲法研究、講演活動で出会った方々を訪問し、紹介します。

4.憲法・平和の旅
  有名な「史跡めぐり」ではなく、日常生活の中で気になっていたところを訪問したこと、偶然知り得たことを紹介します。
人物訪問と重なる場合もあります。
  
5.資料探訪
  私は、いわゆる「蒐集家」ではありませんが、必要に迫られて収集した昭和21年及び22年の刊行された「憲法書」及び憲法関連資料を簡潔に紹介します。

6.「天才デコポン」の夏休みと、不定期連載のお知らせ
  難しい資料の連続の中に、笑いを取り入れるために、天才デコポン氏に依頼をして、6月1日から『笑いのめそう!安倍政権』を連載してきました。

デコポン氏の話によれば、毎日笑いのタネを考えている筈なのに、いつもあの安倍首相の顔を思い浮かべているので、6月末ごろから気分が悪い日が続いたそうです。気軽に頼んだのですが、本当に気の毒なことをしました。

したがいまして、デコポン氏にはゆっくりと夏休みをとって、体調の良い時に出来た作品を寄稿していただくこととしました。
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# by kenpou-dayori | 2013-07-23 07:59 | お知らせ
2013年 07月 23日

憲法便り#134 秋田県平和委員会への祝辞

秋田県平和委員会への祝辞

秋田県平和委員会は去る6月15日、秋田市大町ビルで第56回定期総会を開催し、総会終了後、『平和新聞秋田県版』300号記念祝賀会を行いました。

同委員会の理事長風間幸蔵さんは、私が秋田県内で九回に及ぶ講演を行うことになるきっかけを作って下さった方で、おかげで、これまでに私の著作は秋田県内で1,500冊以上の普及が進んでいます。そのような訳で、平和委員会の活動をなさっている方々も多数存知あげていますので、私もこの祝賀会に駆けつけた次第です。因みに、風間幸蔵さんは、今回も真っ先に『心踊る平和憲法誕生の時代』50冊の注文を下さいました。

先日届いた7月15日付『平和新聞秋田県版』に、「この宴のため、わざわざ東京からお見えになった岩田行雄さんは歴史研究者らしい挨拶で特にみなの関心を呼びました。」と紹介をしていただいていますので、以下に、その時の挨拶を披露いたします。

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『秋田県平和委員会の皆様への祝辞』
平和新聞「秋田県版」300号、合本・四冊目の発刊おめでとうございます。
歴史研究の視点から、二つのことを申し上げます。

①私は、この10年間は憲法研究に専念していますが、本来の研究テーマは16―18世紀ロシアを中心とした書籍文化史で、すでに30年近く携わってきています。ですから、常に500年前~100前からの視点で物事を考える習慣があります。今日は未来の研究者の視点から二つのことを申し上げます。

専修大学が1977年に、創立100周年を記念して、フランス革命に関する世界最大級のコレクションを3億円で購入しました。資料43,500点、雑誌400誌・95,000号の及ぶ膨大なものです。これはフランスの古書籍商ミシェル・ベルンシュタイン(第二インターナショナルの理論家ベルンシュタインの甥で、かつては彼も活動をしていた)が長い年月をかけて蒐集したもので、フランス革命当時のビラやポスター等も含まれています。このコレクションが公開され始めて、フランス革命当時の群像が徐々に明らかになりつつあります。

そうした視点から見ると、秋田県版の合本は、日本の平和運動の実像と群像をみごとに伝えており、現代史的な意義と同時に、百年後、二百年後に一層輝きを増す貴重な資料です。写真や人名が載っていることはとても重要です。「今後の予定」の表も、資料的な価値が高いことも指摘しておきます。「今後の予定」をずっと辿って見ることによって、秋田県平和委員会の運動が場当たり的なものではなく、計画的かつ継続的であり、明確な運動の目標を持っていたことが判るからです。現時点だけで考えると、かなりきつい活動日程かも知れません。でも未来に誇れる素晴らしい活動です。日本の全国各地で、このような出版活動が行われるよう願っています。これからの活動を大いに期待しています。

②日本国憲法の成立史研究では、当時の群像が欠落していました。中央目線、上から目線の研究では、その視点と努力がありませんでした。そのため、安直な「押し付け憲法」論の横行を許してきました。
この群像研究を初めて成し遂げたのが、『心踊る平和憲法誕生の時代』です。
2011年3月11日の大震災以後、この研究の中断を恐れて、国立国会図書館、国立公文書館のみならず、宮城、茨城、群馬、埼玉、千葉、山梨、静岡、富山、福井、徳島、香川、鳥取の県立図書館、広島市立図書館にも出向き、調査を行いました。
この本を緊急自費出版したのは、ある出版社から刊行する話が不況のあおりで実現しなかったためです。
憲法をめぐる情勢が急迫していますので、5月3日に『岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞』と題するブログを起ち上げ、毎日更新しています。
研究の世界では異例のことですが、ブログでは博士論文に使用する予定の資料を次々と公開しています。どうぞ、『心踊る平和憲法誕生の時代』と『岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞』を、大いに利用なさって下さい。
 以上をもちまして、私からのお祝の言葉といたします。
岩田 行雄(いわた・ゆきお)

※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
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# by kenpou-dayori | 2013-07-23 07:00 | お知らせ
2013年 07月 22日

憲法便り#133「笑いのめそう!安倍政権」(52) 『頭のない口』

『頭のない口』

記者A:ヒトラーがおしゃべりムッソリーニのことを
     「頭のない口」とバカにしていたそうだ!
記者B:ヒトラーが生きていたら、
     今の日本の総理を何と呼ぶかな?
      ―『誤報社』政治記者座談会より
 
 (新宿区・天才デコポン)

※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、こちらから
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# by kenpou-dayori | 2013-07-22 08:00 | 天才デコポンが追及する!