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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2013年 07月 27日

憲法便り 号外(4)『首相官邸に行って来ました』

憲法便り号外(3)お知らせしましたが、昨日、首相官邸抗議行動に行って来ました。
昨日、あえて参加予定を表明したのは、私自身が暑さなどを口実にして、「不言不実行」にならないようにするためです。

実は、25日(木)に、午後2時からの最も暑い時間帯に、新宿区役所から小石川の礫川公園、さらに上野公園まで平和行進がありましたが、妻だけが参加し、私は金曜日のために体力を温存していました。

昨26日(金)は、予定通り4時半に現地に着きましたが、地下鉄永田町駅を出た時から私が予想していたのとは様子が違いました。私は、調査のため国立国会図書館に頻繁に通っていましたが、以前は3時になると国会議事堂周辺は厳しい交通規制が始まり、かなり遠回りを強いられました。
参院選後の初めての金曜日でもあり、かなりの混雑を予想していましたが、規制線は張られておらず、議員会館の前を通って、首相官邸前まで真っすぐ歩くことが出来ます。警察官の姿もほとんど見かけません。

目的地の首相官邸前に着くと、主催者の男性2人の他に、金曜行動の常連と思しき男性3人がいるだけで、私は「一番乗り」といった感じです。
主催者の男性に質問すると、「最近はいつもこんな感じです。最盛期と違って、いまは仕事が終わってから6時頃に集まって来る人が多いです」とのこと。

6時の開会まではかなり時間がありますが、予定通り、その場で待つことにしました。

5時頃に来たひとりの女性が、主催者と挨拶を交わした後、梅干しの入ったお握りを食べ始め、「お腹は空いていませんか」と私に声をかけてくれました。
「ええ、もう甘いものを食べました。ありがとうございます」とお礼を言った後、「たびたいここにいらっしゃるのですか」と訊ねると、一年前から毎週参加していますとのこと。

「それはすごいことです」、「ご苦労さま」、そのどちらの言葉も、どうも相応しくないと思い、言葉を飲み込んだまま、少し話を続けました。
彼女の話では、警備にあたる警察官が「前の人と交替」したらしいとのこと。
私の印象でも、行動が最盛期の頃は、機動隊が「デモ隊」を抑圧する、かなり強圧的な感じがありましたが、昨日は「交通整理」の警察官という感じでした。
近くにいた警察官に「今日は警備の警察官の数が少ないようですが」と質問したところ、「いま、国会が閉会中ですから」との答え。

5時を少し過ぎた頃、一人の男性が私に話かけてきました。
「私は初めて来たのですが、いつもこんな状態なのですか。選挙後なので、物凄い集まりになっているのではないかと思っていたのですが」
私たちの周囲には、まだ5~6人しかいません。

私は、「実は、私もそう思って来たのですが、最近はいつもこうらしいですよ」と答えると、彼は「今日、仕事を休んで3時にここに来たら、6時開会ですと言われて、経産省前の座り込みテントに行って来たんです。向うでは集会をやっていました。山本太郎さんがスピーチをやっていたので、『頑張って下さい』と声をかけようと思ったのですが、あまりプレッシャーをかけてはと考え、声はかけませんでした」
そして、彼は続けて「私は選挙に行かない人だったんですけど、そういうことが日本をここまでダメにしたんだと反省したんです。ただ、会社でこういう話をする雰囲気でもないので、とにかくここに来ました」と話しました。
私は、「それは良かった、いまならまだ間に合います」と応じ、しばらく話が続きました。

そうこうしている中に、周りを見渡すと、いつの間にか歩道は参加者で埋っています。

6時になり、シュプレヒコールが始まりました。

原発やめろ!
再稼働反対!
大飯はやめろ!
伊方はやめろ!
文殊もやめろ!
原発売るな!
トルコに売るな!
子どもを守れ!
未来を守れ!
おさかな守れ!

繰返し、長く続けられるシュプレヒコールに合わせて声をあげていると
いろいろなことが頭を過(よ)ぎりました。

どんなことが過ぎったかについては、次の行動に参加した時に書くことにします。
5時過ぎからの参加なら、次回もなんとかなりそうです。


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by kenpou-dayori | 2013-07-27 10:03 | お知らせ


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