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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2013年 08月 07日

憲法便り 号外(9)広島平和祈念式典での、こども代表の感動的な「平和への誓い」

「平和への誓い」(全文)
今でも、逃げていくときに見た光景をはっきり覚えている。
当時三歳だった祖母の言葉に驚き、怖くなりました。
「行ってきます」と出かけた家族、「ただいま」と当たり前に帰ってくることを信じていた。
でも帰ってこなかった。
それを聞いたとき、涙が出て、震えが止まりませんでした。
六十八年前の今日、わたしたちのまち広島は、原子爆弾によって破壊されました。
体に傷を負うだけでなく、心までも深く傷つけ、消えることなく、多くの人々を苦しめています。
今、わたしたちはその広島に生きています。原爆を生き抜き、命のバトンをつないで。
命とともに、つなぎたいものがあります。
だから、あの日から目をそむけません。
もっと、知りたいのです。被爆の事実を。被爆者の思いを。
もっと、伝えたいのです。世界の人々に、未来に。
平和とは、安心して生活できること。
平和とは、一人一人が輝いていること。
平和とは、みんなが幸せを感じること。
平和とは、わたしたち自らがつくりだすものです。
そのために、友達や家族など、身近にいる人に感謝の気持ちを伝えます。
多くの人と話し合う中で、いろいろな考えがあることを学びます。
スポーツや音楽など、自分の得意なことを通して世界の人々と交流します。
方法は違っていてもいいのです。
大切なのは、わたしたち一人一人の行動なのです。
さあ、一緒に平和をつくりましょう。
大切なバトンをつなぐために。

平成二十五年(二〇一三年)八月六日

こども代表
広島市立吉島東小学校六年 竹内駿治(しゅんじ)
広島市立口田小学校 中森柚子(ゆず)
            (表記は原文のまま)

「平和への誓い」は、広島市のホームページにも掲載されていますが、上記は、『東京新聞』2013年(昭和25年)8月6日付夕刊に拠りました。それは、(表記は原文のまま)とありますので、原文の表記を尊重したいという考え方からです。

by kenpou-dayori | 2013-08-07 23:15 | お知らせ


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