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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2013年 08月 09日

憲法便り#179 昭和20年8月9日ソ連の対日宣戦をラジオ放送により知る

外務省編纂『終戦史録』の「太平洋戦争日歴」

昭和20年8月9日(木)

[日本]
ソ連の対日宣戦をラジオ放送により知る。
六巨頭会議、閣議終戦を論議。
ソ連軍対日戦闘行動開始。
長崎に原子爆弾投下。米機動部隊奥羽攻撃。

[外国]
トルーマン全米放送にて日本に即時降伏勧告。
ダレス氏等日本に対する原子爆弾の連続使用見合せを進言。


(注1)外務省編纂『終戦史録』第三十七篇「原子爆弾の投下」(535―536頁)では、次のように記述している。(昨日の続き)
「然るに、翌九日朝、ソ連の参戦を見、急遽構成委員会議が開催されている最中、更に第二の原爆が長崎に投下された。
 一方、九日には、原爆なることは大体判明したのであるが、原爆発表の問題は、もみにもまれ、遂に戦争が終るまで国民にははっきり知らされないままとなったいきさつがある。」

この記述を読んでいると、原子爆弾を「強力な新型爆弾」と言って被害を小さく見せようとしたり、原爆と判っていながらも国民にはっきり知らせない軍部と政府のやり方は、原発事故の実態を国民に知らせず、データ隠しをいまだに続けている東電や、現政府のやり方は、あまりにも似過ぎており、ここに「国民無視」という問題の本質がある。


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by kenpou-dayori | 2013-08-09 07:00 | 太平洋戦争日歴


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