昭和20年10月27日(土)の「日本の民主化と憲法民主化の日歴」
昭和20年10月27日付『朝日新聞』
[社説]
「近衛公遂に英爵拝辞」
[主な記事]
〔一面〕
選挙 運動制限を緩和:届出前や第三者運動も自由、閣議決定 費用限度は従来通り。
新党結成を決定、旧日政系の新人同志。
日本自由党、正式に名称決定。
石炭生産に緊急対策:閣議決定 労賃値上げ、食糧増配。
平価切り下げの意図なし:蔵相言明、理論的根拠なし。
斡旋助長機関へ 情報局改組・人員四割減。
民生の回復に主眼、第三四半期物資需給計画決まる。
日本農民組合結成を準備。
不当利得剥奪、社会党のインフレ政策決る。
(大衆運動が)常軌逸せば処分、内務・司法両省が共同発表。
〔国外〕
米ソ歩み寄らん、対日管理委員会設置問題【ワシントン特電二十五日発=AP特約】
朝鮮統一問題、極東諮問委員会で討議を言明【ワシントン二十五日発SF=同盟】
ジャワの政情微妙【バタヴィア二十五日発SF=同盟】
〔二面〕
遅らされた宣戦布告 真珠湾攻撃に断、真相を語る永野元帥。
松代町(長野)の郊外に“地下大本営”を構築:総工費六千万円、終戦時に殆んど完成。
五十万円の懸賞、労務者七十五万を動員。
銀塊三百万ドル、米軍、長野県飯田町で押収。
返還被服の処分:毛布、外套、布団など大量。
壕舎生活者を優先収容、軍用地建物の使用法決る。
復旧は十二月、通信施設の被害。
電話番号簿が出来ます。
水道料金値上げ、一日から定額給水。下水道料金も新設。
都従業員組合 来月中旬発足。
藷の供出に褒美、芋羊羹など。
東北文芸協会誕生。
三十日に朝日(新聞)音楽会、日比谷公会堂で第一回。
熱海温泉を市営化。
明年度の清酒醸造高百二十万石、本年度より二割増し。
町会挙って“集団復興”、(新宿駅北側)
地主も進んで協力 古巣に築く理想郷。
淀橋 音頭とりは町会長。
※本書『心踊る平和憲法誕生の時代』の注文については、
こちらから
歴史的事実をもって、安部首相と石原慎太郎議員の「押し付け憲法」論のデタラメを打破するこの本が十万部普及すれば、闘いは必ず勝てると思っています。
安倍首相と石原慎太郎議員は、「ウソも百回言えば真実となる」というヒットラーばりのデマを繰り返しています。
ならば、本書の真実で、世論の千倍返しを!