12月9日
第二次世界大戦の末期の昭和20年8月、敗戦直前に外務大臣がアジア各国駐在大使に打電した暗号電報の中から、次の三通を紹介します。全て外務省編纂・発行『日本外交文書 太平洋戦争(全三巻)』に基づいています。
①ポツダム宣言受諾につきアジア各国駐在大使へ内報(昭和20年8月10日)
②ポツダム宣言受諾の旨を任国政府へ内報方訓令(昭和20年8月11日)
*岩田注:最終的にポツダム宣言受諾が決定していない段階で、中国その他の政府に内報するように指示した暗号電文。
③ポツダム宣言受諾にあたっては原子爆弾の問題も考慮に含まれた旨通報(昭和20年8月11日)