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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2014年 05月 05日

憲法便り#583 「自衛隊をウオッチする市民の会」主催『内藤塾・憲法を武器に』に4月から参加

2014年5月5日

今年4月19日から全8回の予定で開催される、2014年度の内藤塾に参加することにしました。
私自身のこれまでの憲法研究の成果を、深めるためです。
第1回は、参加者の自己紹介が中心でしたが、別紙の通り、第二回目から第七回目までは、内藤功弁護士の著書『憲法九条裁判闘争史』の各章に沿って進められます。
各回とも内藤功弁護士の一方的な講義ではなく、最初に2人が、用意して来た感想や問題点について、各5分間で発言し、続いてその他の参加者が発言します。
私は、5月15日に開催される第2回「第一章(砂川刑事特別事件)」の最初の発言者に名乗りを上げて、下記の通りの準備を行っています。
主な資料は、「伊達判決を生かす会」が作成した、『砂川事件刑事訴訟(公判)記録』(5,200超)ですが、その他にも外務省公開資料、憲法調査会資料なども参考にしています。なお、添付資料は、当日参加者に配布


2014年5月15日(木)
内藤塾 第2回 第一章 砂川刑事特別事件(原資料にそって最初のひと言) 岩田行雄
(1)1,000人の弁護団
   団長の海野晋吉弁護士は、昭和21年3月5日に、尾崎行雄、岩波茂雄、稲田正次ら六人の「憲法懇話会」から、特色14項目(前文)と九章九十条から成る『日本国憲法草案』を発表。第二章(国民ノ権利義務)第十六条で「軍国主義及過激国家主義ノ勢力ノ回復ヲ防止スルカ為ニハ憲法十三条乃至第十五条ノ規定ニ拘ラス法律ニ依リ国民ノ自由ヲ制限スルコトヲ得」と規定。

(2)西村熊雄(前外務省条約局長)の供述(全61頁)(別紙①1‐4、61頁のみ)
 第十一回公判調書(供述) 昭和33年(1958)6月21日
 『伊達判決を生かす会』編 「砂川事件刑事訴訟(公判)記録」p.1341-1401
    「日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第3条(別紙②1枚)に基づく行政協定に伴う刑事特別法違反」事件
①西村熊雄(外務省事務方の総帥)の証言を求めたのは、伊達裁判長の卓見 
②宣誓書のこと ③伊達裁判長の質問・指摘により供述内容が整理されている 
④行政協定と条約について ⑤行政協定を国民に発表したのはいつか?

(3)国連への加盟申請書+西村熊雄元外務省条約局長の証言(別紙③5枚)
①昭和二十七年六月十六日付「国際連合への加盟申請書」及び「宣言」 
   (国立国会図書館憲政資料室所蔵外交記録「第八回公開」マイクロフィルムより)
②『憲法調査会第三委員会第二十四回会議議事録』より
(国立国会図書館憲政資料室所蔵「西沢哲四郎旧蔵憲法調査会資料」より引用)
 昭和三十五年八月十日(於 全国町村会館)午後一時三十七分開会
 出席委員 村上義一、大石義雄、高田元三郎、広瀬久忠、八木秀次、
   委員以外の出席者 高柳賢三会長、矢部貞治副会長
   委員 大西邦敏、田上穣治 専門委員 佐藤 功   
   参考人 広岡謙二、堀田政孝、西村熊雄、下田武三
    
(4)伊達判決(昭和34(1959)年3月30日)直後からの、判決を覆す日米密議
①砂川事件「伊達判決」に関する米国政府解禁文書要旨(全4頁)(別紙④4枚)
   『伊達判決を生かす会』編「砂川事件刑事訴訟(公判)記録」《15/32》~《18/32》
②外務省開示の関係記録文書(*外務省記録文書1-4)(全5頁)(別紙⑤5枚)
   1.四月一日藤山大臣在京米大使会談録 午後5時15分‐45分 帝国ホテル
   2.四月二日藤山大臣在京米大使会談録(第一)午後4時5分‐40分 大臣室
     四月二日 同会談 (第二)午後5時15分‐45分 帝国ホテル
   3.五月二日藤山大臣在京米大使会談録 大臣室
   4.五月二一日 外務省条約局次長起草文書

(5)「伊達判決を生かす」ことの重要性
  判決だけでなく、裁判の過程、伊達判決後の日米政府秘密交渉の記録も生かすこと。

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by kenpou-dayori | 2014-05-05 11:55 | 憲法関係の活動


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