8月5日
この本は、今から35年ほど前に、慶応義塾大学近くの清水書店で購入したものである。
昭和16年当時、この本が日本でどのように評価され、どのような意図で出版されたのかを、三回にわたって、紹介しておきたいと思う。
訳者の室伏高信(むろぶせ・こうしん)は、思想的には大きな振幅があり、二転三転しているが、敗戦後は、「憲法研究会」に参加し、同会の『憲法草案要綱』の七人の起草者のひとりとして名を連ねた人物である。
※平和憲法を守る闘いに寄与するため、5月に下記の新著を緊急出版しました。
『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
―押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論―
(これは『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版です)
闘いは、まだこれからも続きます。「押し付け憲法」論、自主憲法制定論に対する闘いに、是非とも本書を活用していただきたい。
ご注文は、下記の書店へ。
美和書店 電 話03-3402-4146
FAX 03-3402-4147