かつて大日本帝國は、昭和16年12月8日に開戦しました。戦争当時のことは、真珠湾攻撃を始めとして、いろいろ伝えられていますが、厳密に考えると、私自身判らない
以前から、国立国会図書館議会官庁資料室(新館三階)で利用していた、外務省編纂『日本外交文書 太平洋戦争(全三冊)』(平成24年)を、先日、外務省外交史料館で購入してきました。
早速読み始めて見ると、極秘資料を含めて興味深い事実が次々と明らかになりつつあります。
ただ単に、いつも通りの資料紹介の文章では、面白くないので、少しは興味を持って読んで頂くために、10問のクイズ形式にしました。
第一問 戦争計画を決定したのは誰でしょうか?
①天皇 ②政府 ③大本營
第二問 戦争計画を決定したのは、いつでしょうか?
何年何月何日
第三問 大本営政府連絡会議が決定した昭和16年12月8日に開戦した戦争の呼称は?
①第二次世界大戦 ②太平洋戦争 ③大東亞戦争
第四問 12月8日に開戦しましたが、平時と戦時の分界時期はいつでしょうか?
何時何分
第五問 12月8日に日本軍が攻撃したのは、「真珠湾」だけ。
「イエス」か、「ノー」か?
第六問 大日本帝國が12月8日に宣戦布告したのは?
何カ国
第七問 中国に対する宣戦布告はいつでしょうか?
①満州事変 ②盧溝橋事件 ③12月8日 ④宣戦していない
⑤宣戦していないが12月8日ということにする
第八問 日本に対して、開戦から敗戦時までに宣戦布告をしてきたのは?
何カ国
第九問 日本に対して宣戦布告はしなかったが、国交断絶を通告してきたのは?
何カ国
第十問 外務省が中国に対して、在中国大使を通じて「ポツダム」宣言受諾を内報したのは、いつでしょうか?
正解は、次回以降に資料を添えてお知らせします。
また、次の企画として「憲法クイズ10問」を用意しています。
※平和憲法を守る闘いに寄与するため、2014年5月に下記の新著を緊急出版しました。
『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』
―押し付け憲法論への、戦後の61紙等に基づく実証的反論―
(これは『心踊る平和憲法誕生の時代』の改題・補訂第二版です)
「アベノミクス」のみを前面に打ち出していた今回の衆院選で国民の信任を得たとして、安倍首相は、早くも憲法改悪を「自民党結党以来の目標」「歴史的チャレンジ」として強調し始めました。
彼らの論拠は、「押し付け憲法」論です。
『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』は、実証的反論です。
是非とも本書を活用していただきたい。
ご注文は、下記の書店へ
美和書店 電 話03-3402-4146
FAX 03-3402-4147