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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2015年 06月 06日

憲法便り#831:『本の旅 モスクワファイル・プラス」』(第一回)(6月6日加筆版)

2015年6月6日(土)
2015年6月6日:文字起こし「はじめに」「ニェー都・モスクワ」


憲法便り#831 ロシア研究エッセー:『本の旅 モスクワファイル・プラス」』

これは、ナウカの同僚、村野克明君の依頼を受けて、19年前に書いたエッセーです。

記録保存のため、画像を取り込みましたが、
今読んでも面白いので、取り敢えず、解説、(注)は後で付けることにして、掲載します。

私は、記憶力に自信があるので、日常的に、細かいことをメモすることはなく、
この文章も、旅の一ヶ月後に、記憶に基いて書いたものです。

以下、順次、文字起こしをします。

*********************************************

1996年10月15日

『本の旅 モスクワファイルプラス」』 岩田行雄
(村野編集委員からの要請により寄稿します)

「はじめに」

早稲田大学でロシア語を始めてから、
34年目にして初めて、
そして13番目に訪れる外国としてのロシア。

ロシア国立図書館(旧レーニン図書館、蔵書数約四千万冊)からの招待状を得て、
9月7日から14日までモスクワに滞在。

主要な目的は図書館での研究、本屋での資料探しのふたつ。
ついでに、開催中のモスクワ・ブック・フェアー見物も。

特に旧レーニン図書館に関するところでは、
同館書物史部門のハルラーモフ氏に、いろいろと世話になり、
そのおかげで、短期間に大きな成果。

それらの印象を点描します。(以下、文中敬称略)

「ニェー都・モスクワ」

まずは、第一印象。
モスクワで、一番多く耳にした言葉は、
「ニェート(英語のノー)」、そして「ニェ・・・・」。

つまり、当方からの問いかけに対する
否定的な返事。

ひどい場合は、道をたすねようとして話しかけただけで、
何もきかないうちに、
「ニェ・ズナーユー(知らない)」。

最初は、腹立たしく思ったりもしたが、
二日目には、「帝都ペテルブルグ」になぞらえて、
「ニェー都モスクワ」などと言っては、
ほくそ笑む余裕も出てくる。

用件によっては、簡単に引き下がるわけにもいかない事もあり、
難関「ニェート」を突破する術も会得。

そういえば、昔読んだ『セールス上手』という本に、
「すべては、断られたところから始まる」と、あったっけ。

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by kenpou-dayori | 2015-06-06 10:26 | エッセー


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