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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2015年 06月 11日

憲法便り#854スクープ!『 9歳の米少年ローレンツ・ルイス君が、被団協に託した安倍総理への手紙』

2015年6月11日(木)(憲法千話)
2015年6月12日改題

憲法便り#854 アメリカの9歳の少年ローレンツ・ルイス君が、被団協の方に託した安倍総理への手紙
改題①、憲法便り#854:感動!9歳のアメリカ少年ローレンツ・ルイス君が、被団協に託した安倍総理への手紙
改題②、憲法便り#854スクープ!『9歳の米少年ローレンツ・ルイス君が、被団協に託した安倍総理への手紙』
今夕6時半から、6・11国会前集会に、4週連続で、参加してきました。
その詳細は、『憲法便り#856』でお伝えします。

ここでは、今日の政党代表の挨拶で、
日本共産党衆院議員藤野保史(ふじの やすふみ)さんが読み上げた、
アメリカの9歳の少年ローレンツ・ルイス君の手紙を紹介します。

9歳、4年生の少年の文章です。

藤野議員が挨拶を終えて、お帰りになる際に、私から声をかけて握手をし、
「お読みになった手紙は、どこかに掲載されていたものですか?」と訊ねると、
「今日、被団協の方から受け取ったばかりです。」との返事。

この手紙は、訪米していた被団協の方に、ローレンツ・ルイス君が託したもので、
全体は13ページありますが、それを被団協の方が、要約したものということです。

お読みになったコピーをいただきましたので、
その画像も併せて掲載します。

『赤旗』には、FAXを送ったとのことなので、明日以降に紹介されるかも知れませんが、
『岩田行雄の憲法便り』による、ちょっとしたスクープです。

そして、もう一つ、*********線の下に、別の情報も掲載しましたので、ご覧下さい。

大いに拡散していただきたいと思います。

安倍総理へ

僕の名前はローレンツ ルイスです。
9歳です。

ニューヨークのマンハッタンに住んでいます。
土曜日は日本語の補習校に通っています。

安倍総理が、日本の自衛隊を戦争に参加出来るように法律を変えようとしていると聞きました。僕は「そんなの絶対にウソだ!」と言ったら、お母さんは日本のニュースを見せてくれました。ウソではありませんでした。僕は本当に信じられませんでした。

70年前、広島や長崎の人たちは虫を殺すように殺されました。僕は虫も殺せないのに。僕たちの平和な未来のために死にました。戦争がどんなに恐ろしいのかを証明して死にました。

日本の自衛隊が戦争に参加する事になったら、何のために戦争でたくさんの人が苦しんで死んだの?何で同じことを繰り返すの?

日本は原爆を落とされた唯一の国だから、「戦争は絶対にいけない!」と世界のみんなに言い続けていくリーダーの国です。もし日本が戦争に参加したら世界のみんなは「日本も戦争に参加しているし、僕たちの国も戦争をしてもいい」と思ってしまいます。

それは世界に「戦争をする事は悪い事ではなくて良い事です。人を殺すのは良い事です」と言っているのと同じです。そして日本が戦争に参加することになったら、世界中の国がどんどん戦争をはじめて、地球は戦争の世界になってしまう。

そして地球はなくなります。

世界平和のために、日本は絶対に戦争に参加してはいけない国なのです。

戦争は人を殺す事です。全てのものをこわします。戦争は何の問題も解決しません。それどころか戦争はとても大きな問題を作るだけです。

世界中の子供達は 原爆や戦争の怖さを知りません。でも本当の怖さを知っているのは日本人だけです。そして世界が平和になるために、戦争の本当の怖さを伝えるのも日本人しかできません。日本はいつまでも世界のお手本でいなくてはいけません。

日本人が平和の大切さを訴えることは世界で一番影響力があります。
安部総理が世界のリーダーになって『戦争のない世界、国と国がお友達になる平和な世界』を訴えてくれる一番力のある人だと思います。

戦争で死んだ罪のないたくさんの民間人や兵士の死を無駄にしたくないから僕は戦争の怖さをにんなに伝えたいし、もう二度とこんなことが起きないように戦争は絶対にいけないことをアメリカで伝えます。

でも、僕の力はとても小さいです。

安倍総理、どうか僕の願いをかなえてください。お願いします。

ローレンツ ルイス  9歳 小学4年生

藤野議員からいただいたコピー。
囲んである四ヶ所が読み上げて紹介した部分。
下にある書き込みは、藤野議員によるもので、ご挨拶の締めくくりの言葉。
憲法便り#854スクープ!『 9歳の米少年ローレンツ・ルイス君が、被団協に託した安倍総理への手紙』_c0295254_22423133.jpg


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以下は、
『mixiユーザー(id:5889301)』を引用
2015年06月10日17:5337 view


広島・長崎原爆投下の現実を知ったアメリカの9歳の少年が、安倍総理に最近宛てたお願いの手紙

安倍総理へ

僕の名前はローレンツ ルイスです。

9歳です。

ニューヨークのマンハッタンに住んでいます。

土曜日は日本語の補習校に通っています。

僕は7歳のとき、ワシントンDCにあるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)記念博物館に行きました。そこで第二次世界大戦中のユダヤ人の悲しい歴史を知りました。僕はどうしてこんなひどい事が起きたのか知りたくて 勉強していくうちに、広島と長崎に原爆が落ちたことを知りました。僕は原爆の事を知りたくて、お母さんに原爆の本を買ってもらいました。

その本には原爆の種類と広島と長崎に原爆を落として戦争が終わったとしか書いてありませんでした。

もっと知りたかったので、僕が8歳の時に広島に連れて行ってもらいました。

そして広島平和記念資料館に行きました。僕は怖かったけどしっかり見ないと本当のことがわからないので勇気を出して見ました。

とても恐ろしい写真がたくさんありました。こんな事が本当に69年前にあったのか信じられませんでした。
そして原爆よりも 250倍も大きな力がある核のことも知り、その核爆弾は世界にたくさんある事も知りました。

ニューヨークに帰って来て、こんなにひどいことがあった事を知っているかクラスのみんなに聞きました。
でも誰も知りませんでした。

僕のクラスメートの半分はアメリカ人で半分はヨーロッパから来ています。

みんなが知らないという事は、世界中の子供達は原爆の事を知らないかもしれないと思ったら、とても悲しくなりました。

僕はあまり話すのが上手ではないので、どうやったらみんなに広島や長崎のことを知ってもらえるか考えました。

考えた結果、子供にも分かりやすいように原爆を説明して、僕の願っている『戦争のない世界、核のない世界、国と国とがお友達になる平和な世界』を伝える本を書きたいと思いました。

そしてその本を買ってくれたお金で、広島と長崎の本を買って世界中の小学校に寄付しようと思いました。

勉強していくうちに分からない事がでてきたことと、本当にこんな事があったのか確認するために、ニューヨークの国連に来ている被爆者と、被爆者の心の治療をしてきたお医者さんに会いました。

どのくらい熱かったのか聞きました。

鉄は3秒で溶けました。

人の皮膚や肉も3秒で溶けました。

魚を焼いて魚の皮が黒くなるまでに3分はかかります。3分は180秒なのでどのくらい原爆が熱いのか分かります。しかもいくら魚を焼いても肉は溶けません。

どんなに痛かったのかも聞きました。

痛みと感じる限界を超えていたそうです。

被爆者の谷口さんは、傷が治っても痛みで70年間1日もきちんと眠れた事がありません。

谷口さんは、傷口にハエが何百も卵を産んで、あっという間に卵からウジ虫が出て来て、そのウジ虫が自分の体の中に入っていくのも見えたし、 腐った肉を食べられている痛みも感じました。

僕は、動けばハエも逃げるのにどうして動かなかったのか聞きました。

「痛すぎて1ミリも動けなかったし、そんなことを考えられる気持ちもなかった」と答えてくれました。

もし僕の体を虫が食べていたら、気持ち悪いしとてもこわいです 。そんなことも考えられないというのはどんな状態なのか僕には想像が出来ません。

やけどでボコボコになっている背中や、骨が腐って変形している胸や、 腐った骨と骨との間に食い込んで動いている心臓を見せてもらいました。

僕はそれを見て怖くて近づけませんでした。

谷口さんは何も悪い事をしてないのに、どうしてこんなにつらい人生を送らなければいけなかったのかとても悲しくなりました。

被爆者の心の治療をしているお医者さんは、 「被爆者達が今話している事は本当にあった事の10%しか話していないんだよ 。あまりにもひどすぎる経験をしているから全部は話せないんだよ」と教えてくれました。僕はこれが10%なら、もし100%の話を聞いたらどんなに恐ろしい話になるのか怖くなりました。

国連に行った次の日(4月28日)、クラスのみんなに国連で被爆者に会ったことを発表しました。

はじめに「広島と長崎の原爆を知っている人はいますか?」とクラスのみんなに聞いたとき、誰も知っている人がいなくて、悲しくなってきて目に涙がたまってきて声がふるえてしまいました 。

5月7日にもう1回クラスのみんなに発表する時間を作ってもらいました。

僕は、今度は原爆の本当のことを伝えるつもりでした。

でも途中で校長先生に止められてしまいました。

それでも最後に「僕は戦争のない平和な世界にしたいです」とみんなに伝えました。まだ話したかった事の5%しか話していなかったので、最後まで発表したかったです。

安倍総理が、日本の自衛隊を戦争に参加出来るように法律を変えようとしていると聞きました。僕は「そんなの絶対にウソだ!」と言ったら、お母さんは日本のニュースを見せてくれました。ウソではありませんでした。僕は本当に信じられませんでした。

70年前、広島や長崎の人たちは虫を殺すように殺されました。僕は虫も殺せないのに。僕たちの平和な未来のために死にました。戦争がどんなに恐ろしいのかを証明して死にました。

日本の自衛隊が戦争に参加する事になったら、何のために戦争でたくさんの人が苦しんで死んだの?何で同じことを繰り返すの?

日本は原爆を落とされた唯一の国だから、「戦争は絶対にいけない!」と世界のみんなに言い続けていくリーダーの国です。もし日本が戦争に参加したら世界のみんなは「日本も戦争に参加しているし、僕たちの国も戦争をしてもいい」と思ってしまいます。

それは世界に「戦争をする事は悪い事ではなくて良い事です。人を殺すのは良い事です」と言っているのと同じです。そして日本が戦争に参加することになったら、世界中の国がどんどん戦争をはじめて、地球は戦争の世界になってしまう。

そして地球はなくなります。

世界平和のために、日本は絶対に戦争に参加してはいけない国なのです。

戦争は人を殺す事です。全てのものをこわします。戦争は何の問題も解決しません。それどころか戦争はとても大きな問題を作るだけです。

世界中の子供達は 原爆や戦争の怖さを知りません。でも本当の怖さを知っているのは日本人だけです。そして世界が平和になるために、戦争の本当の怖さを伝えるのも日本人しかできません。日本はいつまでも世界のお手本でいなくてはいけません。

by kenpou-dayori | 2015-06-11 22:52 | 今日の話題


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