2015年8月23日(日)(憲法千話)
憲法便り#1213:表参道入口の石灯籠の礎石に残る、山手大空襲時に焼死した人々の脂がしみ込んだ跡
今日、SEALDsの皆さんが呼びかけた表参道デモが、午後5時に出発します。
予定は、下記の通り。
#0823全国一斉行動
戦争法案に反対する全国一斉行動
SEALDs 表参道デモ
コース⬇
16:30 都立青山公園南地区集合
17:00 デモ出発
神宮通公園解散
表参道デモのことを知る前から、写真を撮っておきたいところが、ありましたので、デジカメを持って、先日、表参道に行って来ました。
青山通りから、原宿方面を望む、表参道入口の大きな石灯篭(写真①)と、その礎石(写真②)です。
昭和20年5月25日の山の手大空襲の時に、炎の海の中で逃げ場を失った人々が、山のように折り重なって焼死し、その時の脂がしみ込んだ、石灯籠の礎石。
地元の方のお話では、いくら磨いても、その脂は取れずに残っているとのことでした。
一見して、排気ガスの汚れのように思いましたが、これは、確かに亡くなった方々の脂なのだそうです。
どんな理由をつけても、戦争には絶対です。
初めてのデジカメ写真なので、出来が悪すぎるのですが、取りあえず掲載します。
写真① 青山通りから、原宿方面への表参道を望む。両脇に大きな石灯篭があります。
左角の建物は、人々が山のように折り重なって焼死した、惨劇の場所となった安田銀行(現みずほ銀行)、
右角の建物は、人々が辛うじて難を山陽堂書店。
写真② 安田銀行(現みずほ銀行)前の、石灯籠の礎石。
写真③ 右角の山陽堂書店(カラフルな建物)。1964年の東京オリンピックの際、青山通りの拡張工事のために、建物は、半分に削られてしまった。