2015年12月27日(日)(憲法千話)
憲法便り#1507:朝日新聞編集委員上丸洋一氏の研究盗用問題(上丸問題)の執筆再開に際して
8月上旬以降、朝日新聞編集委員上丸洋一氏による、研究盗用問題(以下、上丸問題と略)について、長期にわたり、ブログへの掲載を中断しておりました。
これは、8月6日、8月9日、8月15日の前後は、鎮魂の思いから争いをさけたこと、
その後は「安保法制」(「戦争法案」)をめぐる国会情勢の報道に、この問題がいささかでも影響を及ぼすことを避けたいという、私の一方的な思いからの中断です。
そして、9月19日以降は、極度の疲労により、私自身の健康状態が極度に悪かったことによります。
上丸問題告発のブログは、明日から再開します。
上丸問題が生じた当初は、これを考えるだけで、ひどい不整脈が生じ、睡眠も一時間半ほどしか取れない不眠症にかかり、心臓病を抱える私にとっては、生命の危険を感じる毎日が続きました。
朝日新聞社は、昨年、慰安婦問題及び福島原発の吉田所長書簡問題で、社会的に大きな批判を浴びたことは、皆様ご存知の通りです。
その朝日新聞の編集委員上丸洋一氏が、私の研究を盗用したことは、ジャーナリストとしてあるまじき行為です。
オリンピックの「エンブレム」問題は、「似ている」という指摘により、佐野氏の盗用疑惑が取りざたされましたが、上丸氏の場合は、完全に盗用です。
上丸氏及び朝日新聞社に抗議を致しましたが、謝罪も反省もありません。
したがいまして、いままでは、ブログ『岩田行雄の憲法便り』で、控えめに伝えてきましたが、許すことは出来ませんので、上丸問題について、表現に留意はしながらも、すべてを明らかにすることにしました。
問題の経緯の一部分は、すでに私のブログ『岩田行雄の憲法便り』に公表してきましたが、読み直してみると不十分な点が多々ありましたので、新たに、解りやすく事実経過を書くことに努めます。
幸いにして、最近は、上丸問題を考えても不整脈がほとんど生じないので、短期間で終わるようにし、
あとは、抗議と、盗用部分の削除を求めることにします。