2016年2月1日(月)(憲法千話)
憲法便り#1563:「小山台高校定時制」を見て、考えたこと、「定時制高校廃止絶対反対!」
小山台高校は、東急目黒線の武蔵小山駅前にありました。
現在、一年生から四年生まで各学年ふたクラス、合計8クラス約180人の生徒が学んでいるそうです。
こんな便利なところにある高校を、なぜ、廃止するのか。
様々な事情を抱えながらも、夜間の定時制高校で教育を受けたい若者がいるのに、何故、廃止するのか。
それは、東京都教育委員会の人々は、エリートコースを歩んできて、苦労しながら学ぼうとする若者たちのことなど、全く理解できないからだと思う。
文科省は、夜間中学の拡充の方針を打ち出している。
夜間中学の卒業生たちにとって、働きながら学べる夜間定時制高校は、希望の受け皿である。
それを、単なる効率主義で考えて廃止するなど、もってのほかだ。
教育を受ける権利を保障せよ。
都の定時制高校廃止の方針に対して、反対する学者・文化人の賛同者は、125人に及んでいる。
反対署名も集まりつつある。
都教育委員会は世論を真正面から受け止め、廃止の方針を撤回せよ!
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【再録】
憲法便り#1526:定時制高校廃止反対:1・22(金)「こやてい」(小山台高校定時制)の教育を語る会
都立高校定時制4校の廃止を食い止めるための、連日の緊急企画です。
「夜間中学校と教育を語る会」の澤井さんから、お知らせをいただきましたので、掲載します。
夜間中学の先生は、それでなくともご苦労が多いのに、定時制高校廃止を阻止するために、
暮れも、正月もなく走り回らなければならない状況を作った舛添都政の大きな怒りを覚えます。
この提案をしている東京都の職員は、働きながら夜間中学や定時制高校で学ぶ人たちのことなどは、
全く理解できないのだと思います。
1・22の語る会には、体調を整えて、何とか参加したいと思っています。