2016年3月29日(火)(拳法千話)
拳法便り#1629:教科書検定という国家的な嘘「米英のイラク侵攻」を「イラク攻撃」への書換え強要
「攻撃」は、単なる行為を表す言葉である。
「侵攻」は、他国全体を、またはその領土の一部を侵すという、物事の本質を表す言葉である。
したがって、「米英のイラク侵攻」を「イラク攻撃」への書換え強要し、その書き換えを前提に教科書検定合否の基準とするのは、嘘を書き込むことを強要している、脅迫的手法である。
そして、この検定を通過した教科書だけが、教育の現場で使用される。
国家的な規模での、嘘の教え込みである。
嘘を教えられた子供たちの「常識」は、国際社会では通用しない。
国際化が急速に進む現在、「日本の常識は、世界の非常識」を、また増やすことになる。
自己保身しか考えていない、無能な文部官僚はいらない!