2016年8月2日(火)(憲法千話)
憲法便り#1806:「小さく産んで大きく育てる」、これ出産の話ではなく、オリンピック予算の話です!
出産に関して、「小さく産んで大きく育てる」という考え方が、医学的な観点から、いろいろと論議されている。
だが、ここで論じるのは、オリンピック関連予算のこと。
東京オリンピック招致は、既存の施設を利用することにより、当初、経費を約3,000億円と見込んでの計画だった。
ところが、IOCの決定が出るやいなや、それが、7,000億円に膨らみ、現在では、2兆円から3兆円と、とんでもない金額にふくれ上がって、とどまるところを知らない。
小池新都知事には、公約通り、オリンピック関連予算の見直しと、利権問題の追及を、妥協せずに取り組んで欲しいと思う。
ところで、都知事選の最中に、小池候補は街頭演説で、この膨らむ一方の「オリンピック」関連予算のことにふれて、「お豆腐屋さん状態」と言っていた。
これは、早朝から真面目に働いているお豆腐やさんに対して、大変失礼な話である。
全国のお豆腐屋さんに対して、謝罪すべきである。