2017年5月18日(木)(憲法千話)
憲法便り#2011:本当の「国際的な犯罪の防止に関する国際連合条約(通称パレルモ条約)」はマフィアなどの経済事犯を取り締まるためのものだ!
安倍政権が共謀罪法案の強行採決を明日にも行おうとしている。
「国際的な犯罪の防止に関する国際連合条約(通称パレルモ条約)」に加入するために、必要とされる国内法の整備と主張している。
だが、この国際条約は、マフィアなどの経済事犯を取り締まるためのものであって、テロ対策の条約ではない!
この条約の起草者であるアメリカ人も、そう証言していた。
この条約に加入する場合の条件などにはなっていない。
共謀罪法案がなければ、オリンピックが出来ないというのは、こじつけである。
安倍首相が行っていることは、でたらめである。
だから、金田法務大臣も、説明不能に陥っている。
テロ対策は、既存の法律で対処できる。
彼らの目的は、言論の自由の剥奪であり、民主主義の圧殺である。
私は、かつてのナチスの手口を思い出す。
だから、共謀罪法案には絶対に反対である。