2017年11月29日(水)(憲法千話)
憲法便り#2239:東京新聞の「改憲に異 異端の宮司」という記事を読んで!
2017年11月27日(月)付『東京新聞』朝刊24面、25面にまたがるこちら特報部の紙面で、「改憲に異 異端の宮司」という記事を読んで、以下の文章をFAXで送った。
2017年11月28日(火)
こちら特報部 御中
前略お許し下さい。
東京新聞の読者で、憲法研究者の岩田行雄と申します。「こちら特報部」の愛読者です。
昨日の「改憲に異 異端の宮司」について、感想と意見を簡単にお伝えします。
感想:安倍一強の状況下で、これに抗う宮司さんたちの存在に感銘を受け、応援のメッセージを送りたいと思い、このFAXを送ります。(お二人の)ご住所を調べて、拙著『検証・憲法第九条の誕生』(第六版)(2017年2月)および『世論と新聞報道が平和憲法を誕生させた!』各一冊をお二人に贈呈致します。
私の父方の祖母は「神主」の娘だったと聞いておりますので、私の曾祖父は宮司ということだと思います。
私は無神論者ですが、、私が宮司になっていたら、記事のお二人のような行動をしていたかも知れません。
意見:異端という言葉が、見出しにも、本文にも使われていますが、かぎかっこを付けて「異端」すべきではないかと思います。
かれらは、日本国憲法下における「正統」な人間なのですから。
日本のマスコミの多くが安倍政権の言いなりに、なり下がっている状況で、頑張っている東京新聞はマスコミ界の「異端」ではないことと同様に。 早々
表現には、気遣いが必要だ!異端という表現は、もっと慎重に使うべきだ。
異端と決めつけて、どうするのだ。
これでは、かれらが異端であるという固定観念を定着させてしまう。
予想したことだが、FAXへの返事はない。
昨日、近くの神社を訪ねて、神道政治連盟の改憲パンフレットがあるか聞いてみたが、ここでは、知らなかった。
今日、別の大きな神社を訪ねたが、「配布していない」とのことだった。
下は、2017年11月27日付『東京新聞』朝刊24-25面を引用。