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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2018年 01月 12日

憲法便り#2314:【神社と憲法②】特ダネです!神社本庁が、昭和23年の日本国憲法施行一周年記念祭を祝うため、祝詞の例文を添えて、各神社庁宛通牒を発していたことが判りました!

2018年1月12日(金)(憲法千話)

憲法便り#2314:【神社と憲法②】特ダネです!神社本庁が、昭和23年の日本国憲法施行一周年記念祭を祝うため、祝詞の例文を添えて、各神社庁宛通牒を発していたことが判りました!

安倍9条改憲阻止のために、3000万署名活動をなさっている皆さんに、是非とも読んでいただきたい、そして、活用していただきたいニュースです。

昭和二十三年四月二十六日付『神社新報』一面の左側中段に、『憲法実施 一周年記念祭 各教宗派を中心に 五月三日に執行」の見出しの囲み記事があります。
国立国会図書館新館4階にある新聞資料室所蔵の原本で確認しました。

当時のサイズは、『東京新聞』『しんぶん赤旗』日刊紙、その他、朝日、毎日、読売などと同じ、A2判に近いものですから、A2判でコピーをとってもらいました。

拡大コピーした画像を掲載しましたが、判読するのが難しいかも知れませんので、まず、前段の文章の文字起こしをします。
ただし、旧漢字は、現在の漢字にします。

「三月二十三日本庁評議員会で可決された、五月三日憲法記念祭の件はあまねく憲法の趣旨を銘記せしめ併せて世界の平和と福祉とに寄与する趣旨のもとに、同日を期し小祭式をもって憲法実施一周年記念祭を全国神社で挙行することに決定、四月二日付各神社庁宛通牒を発した、なほ本庁よりこの旨日本宗教連盟本部へ申入れたところ満こうの賛意を示し連盟では即刻各教宗派宛通牒を発したので、この記念祭は各教宗派を中心として全国一斉に執り行ふことになってゐ(い)る、神社における記念祭祝詞(しゅくし)例文は次の通りである
◇憲法実施一周年記念祭祝詞例文
掛麻久母畏伎某神社乃大前爾宮司氏名恐美恐美・・・と続く。

憲法改悪を進めようとしている現在の神社本庁とは、まったく違います。

下は、昭和二十三年四月二十六日付『神社新報』一面より。

憲法便り#2314:【神社と憲法②】特ダネです!神社本庁が、昭和23年の日本国憲法施行一周年記念祭を祝うため、祝詞の例文を添えて、各神社庁宛通牒を発していたことが判りました!_c0295254_11443787.jpg
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by kenpou-dayori | 2018-01-12 14:06 | 神社と憲法


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