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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2018年 01月 25日

憲法便り#2368:平成30年(2018年)1月4日、安倍内閣総理大臣年頭記者会見より(冒頭発言と改憲について)!

2018年1月25日(木)(憲法千話)

憲法便り#2368:平成30年(2018年)1月4日、安倍内閣総理大臣年頭記者会見より(冒頭発言と改憲について)!

時代錯誤と、自己陶酔の年頭会見。
官僚による原稿がないと、この程度の話しか出来ないのだろう。

この程度の話しか出来ない人物が、長期にわたって首相の座にいることの不幸。
一日も早く、総理の座から退くべきである。

自ら退かないなら、国民が、声をより大きくして、退陣に追い込むしかない。

下記の文章を読むと「犬」の能力を高く評価して、次のように話しています。

 犬の嗅覚は人間の1億倍とも言われています。どんなに遠い道のりでも、その鼻で自らの進むべき道をしっかりと見つけ出すことができます。聴覚も優れており、その耳で人間には聞こえないような音も聞き取ることができるそうであります。

そして、それに続けて、「私も声なき声にしっかりと耳を傾けていく。」と言っている。

近くは、毎週、首相官邸前で、抗議行動を続けるひとびとの声を一切聞かず、いや、聞こえないフリをし、
世論調査の結果に耳をかたむけず、
「もりかけ」問題で政府の責任が明らかになっているのに、逃げ回り、
遠くは、沖縄県民の怒りの声に耳をかさず、
「私も声なき声にしっかりと耳を傾けていく。」とは、何事か!

この文章を読んだ「犬」が、笑ってしまうだろう。

いっそのこと、「お犬様」に政権を任せたらどうか!

以下は、
『首相官邸ホームページ』からの引用です。(赤字、文字の拡大に拠る強調は、岩田が行いました)

【安倍総理冒頭発言】

 皆様、明けましておめでとうございます。
 平成30年の始まりに当たって、先ほど
伊勢神宮を参拝いたしました。第2次安倍内閣発足以来、6度目の新年を迎え、まず冒頭、これまでの国民の皆様の御理解と御支援に心からの御礼を申し上げます。
 家族が集う年末年始も、遠く離れた海の大動脈、アデン湾で海賊から世界の船を守る諸君がいます。海上保安庁の諸君は、そして自衛隊、24時間態勢で我が国の領土、領海、領空を守るため、今、この瞬間も全力で任務に当たっています。そして日本海に展開するイージス艦の上で、また、それぞれの基地で北の空をにらみながら、北朝鮮の脅威に備える自衛隊の諸君。その強い使命感に、そして責任感に対して、改めて敬意を表したいと思います。
 昨年、北朝鮮は、核・ミサイルによる挑発行動を一方的にエスカレートさせました。我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後最も厳しいと言っても過言ではありません。いかなる事態にあっても、国民の命と平和な暮らしは守り抜く。従来の延長線上ではなく、国民を守るために真に必要な防衛力の強化に取り組んでまいります。同時に、北朝鮮の政策を変更させるため、これからも国際社会と連携して、力強い外交を展開する。昨年の総選挙での国民の皆様からの信任を大きな力に、本年も毅然とした外交を進めてまいります。
 本年は、明治維新から150年の節目に当たります。幕末、植民地支配の波はアジアにも押し寄せました。その大きな危機感が日本人を奮い立たせ、私のふるさと長州では、松下村塾に、身分にかかわりなく、多くの若者たちが集いました。武士、農民、町民、それまでの地位や立場に関係なく、志を持った人々が全国各地で立ち上がり、明治国家建設の大きな原動力となった。初代内閣総理大臣の伊藤博文は、もともとは農家の出身であります。
 草莽崛起(そうもうくっき)、あらゆる日本人の持てる力を結集し、近代化を一気に推し進めることで先人たちは独立を守り抜き、国難とも呼ぶべき危機を克服しました。
 今また我が国は、少子高齢化という国難とも呼ぶべき危機に直面しています。しかし、必ずや克服できる。高齢者の皆さんも、出産や育児を機に仕事を辞めた女性の皆さんも、かつて何らかの事情で高校に進学できなかった方々も、障害や難病のある皆さんも、全ての日本人にチャンスあふれる一億総活躍社会をつくり上げることができれば、我が国の輝かしい未来を切り開くことができる。私はそう確信しています。
 人口が減少する日本はもう成長できない。6年前は、日本には悲観論ばかりがあふれていました。しかし、5年間のアベノミクスによって、生産年齢人口が390万人減少した中でも、雇用は逆に185万人増やすことができました。有効求人倍率は、北海道から沖縄まで、47全ての都道府県で1倍を超えています。これは高度成長期にも実現できなかったことです。
 名目GDPは50兆円以上増加し、過去最高となりました。内需主導の成長により、日本経済は今、20年近く苦しんできたデフレから、脱却への道のりを確実に前進しています。未来は変えることができる。全ては私たちの意思と行動に懸かっています。
 本年、働き方改革に挑戦いたします。正規、非正規、雇用形態にかかわらず、昇給や研修、福利厚生など、不合理な待遇差を是正することで、多様な働き方を自由に選択できるようにします。長時間労働の上限規制を導入し、長時間労働の慣行を断ち切ります。ワーク・ライフ・バランスを確保し、誰もが働きやすい環境を整えてまいります。70年に及ぶ労働基準法の歴史において、正に歴史的な大改革に挑戦する。今月召集する通常国会は、働き方改革国会であります。子育て、介護など、それぞれの事情に応じた多様な働き方を可能とすることで、一億総活躍の社会を実現してまいります。
 1年前、酉(とり)年の年頭に当たって、私はこの場所で、酉年は、しばしば政治の大きな転換点となってきた、そして、変化の1年となるが、大切なことはぶれないことだと申し上げました。少子高齢化を克服するため、そして、一億総活躍の社会を実現するために、我が国の社会保障制度を全世代型へと大きく転換していかなければならない。その揺るぎない決意の下に、昨年は解散総選挙を断行しました。そのときにお約束したとおり、消費税の使い道を見直し、2兆円規模の財源により、子供たちの未来に大胆に投資します。人生100年時代にあって、いくつになっても、誰にでも学び直しとチャレンジの機会を確保いたします。
 2020年、さらにその先の未来を見据えた日本の新しい国づくりに向けて、私たちは今、大きな一歩を踏み出しました。本年は戌(いぬ)年です。60年前の戌年は、高度成長時代の幕開けを告げる東京タワーが完成した年です。48年前の大阪万博では、動く歩道、携帯電話、コンピューター制御の自動車、リニアモーターカー、科学技術がもたらす未来社会の姿に多くの日本人が心を躍らせました。
 相場の格言に「申(さる)酉騒ぐ、戌笑う」という言葉がありますが、騒がしい酉年の次にやってくる戌年は、これまでも人々が笑顔に包まれる年、次なる新しい時代への希望が生まれる年となってきました。来年に向かって私たちがどのような国づくりを進めていくのか。この国の形、理想の姿を示すものは憲法であります。戌年の今年こそ、新しい時代への希望を生み出すような憲法のあるべき姿を国民にしっかりと提示し、憲法改正に向けた国民的な議論を一層深めていく。自由民主党総裁として、私はそのような1年にしたいと考えております。
 犬の嗅覚は人間の1億倍とも言われています。どんなに遠い道のりでも、その鼻で自らの進むべき道をしっかりと見つけ出すことができます。聴覚も優れており、その耳で人間には聞こえないような音も聞き取ることができるそうであります。私も声なき声にしっかりと耳を傾けていく。これまで以上に感覚を研ぎ澄ませて、我が国の進むべき道をしっかりと見定めながら、国民の皆様と共に新しい国づくりを力強く前に進めていく決意であります。
 最後となりましたが、本年が国民の皆様にとりましてすばらしい1年となりますことを心から祈念いたしまして、私の年頭における所感とさせていただきます。
 私からは以上です。

【質疑応答】

(内閣広報官)
 それでは、皆様からの御質問を頂きます。
 御質問をされる方は、所属とお名前を明らかにした上でお願いしたいと思います。
 初めは、内閣記者会の代表の方からお願いいたします。

(記者)
 フジテレビの山田と申します。どうぞよろしくお願いします。
 今年の通常国会では、自民党が
憲法改正の発議を目指し、与野党の議論を加速させていく方針だと伺っています。自民党内には今年中の国会発議を求める声がありますが、総理は憲法改正に向けて国会でどのような議論、そして、成果を期待されますでしょうか。また、秋には自民党の総裁選挙も控えていますが、総理の出馬への意欲をお聞かせください。

(安倍総理)
 憲法は、国の未来、理想の姿を語るものであります。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の基本理念は今後も変わることはありません。その上で、時代の変化に応じ、国の形、在り方を考える、議論するのは当然のことだろうと思います。大いに議論すべきだと考えています。
 そこで私は、昨年の5月、それまで停滞していた議論の活性化を図るために一石を投じました。事実、その後、党内での議論は活発になったと思います。具体的な検討は党に全てお任せしたいと考えています。
 もとより
憲法改正は、国会が発議し、そして、最終的には国民投票によって、国民の皆さんの意思によって決まるものであります。それが通常の、他の法案とは大きく違う点であります。各党における、今後ですね、憲法調査会において活発な、建設的な議論が行われ、そして、具体的な案を持ち寄りながら議論が進んでいく。その中で国民的な理解も深まっていく。スケジュールありきではありません。与党、野党にかかわらず、広い合意が形づくられることが期待されています。
 総裁選についての御質問がございましたが、総選挙において生産性革命、人づくり革命を行っていく、こうお約束をして、国民の信任を得ました。それを実行していくことが私の最大の責任であります。
 通常国会においては、集中して、通常国会においてもこうして結果を出していくことに集中していきたいと考えています。その先のことは、またその上で考えたいと思っております。

(以下、省略)




by kenpou-dayori | 2018-01-25 15:50 | 安倍首相への抗議・反論・批判


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