2018年2月5日(月)(憲法千話)
憲法便り#2421:【ウオッチ安倍首相】2月1日(木)、昨年の衆院選で初当選した自民党議員約二十人と、改憲論議督促のため、公邸で会食!これは、憲法違反の行為ではないか!
報じられるところでは、昨年の衆院選で初当選した自民党議員約二十人と、改憲論議督促のため、公邸で会食をしたという。
首相官邸は、自民党専用の社員食堂ではない。
安倍首相が、自民党総裁の立場で、この会食を行っているのは、公私混同も甚だしい。
首相としての立場なら、改憲論議についての督促のための会食など、憲法違反ではないか!
以下は、2018年2月2日付『東京新聞』朝刊六面に拠る。
2月1日(木)
【午前】7時19分、官邸。25分、野上浩太郎官房副長官。8時55分、国会。58分、麻生太郎副総理兼財務相、茂木敏充経済再生担当相。9時、参院予算委員会。
【午後】0時9分、官邸。56分、国会。59分、麻生副総理兼財務相、茂木経済再生担当相。1時、参院予算委。3時31分、参院本会議。4時17分、参院の伊達忠一、郡司彰正副議長、山本順三議院運営委員長、自民党、公明党、日本維新の会にあいさつ回り。麻生副総理兼財務相、菅義偉官房長官ら同行。33分、官邸。5時15分、未来投資会議。56分、アラブ首長国連邦(UAE)のジャベル国務相の表敬。世耕弘成経済産業相同席。6時21分、石川正一郎拉致問題対策本部事務局長。34分、公邸。自民党の衆院当選1回議員と会食。菅、西村康稔正副官房長官同席。8時35分、全員出る。宿泊。
<メモ> 首相は、昨年の衆院選で初当選した自民党議員約二十人と公邸で会食。改憲について「歴史的な節目の時に国会議員になったのだから、積極的に議論に参加してはどうか」と促しました。