2018年2月26日(月)(憲法千話)
憲法便り#2464:ねつ造データに基づく「働き方改革」法案は、労働者のためではなく、明治維新150年に「偉業」を成し遂げたいという、安倍首相の欲望以外の何物でもない!
「無理が通れば 道理が引っ込む」という諺がある。
ねつ造したデータをもとに、「裁量労働制」を拡大する、「働き方改革」法案は、その最たるものである。
過労死ラインに達する労働者が急増する危険がある。
どんなに説明しても、出発点が間違っているのだから、どこまで行っても、つじつまは合う訳がない。
でも、労働者がどうなろうと、そんなことは、一向にかまわないのだ。
何故このようなことが生じるのか?
それは、一にも、二にも、安倍首相の幼稚性に起因する。
彼は、とにかく、明治維新150年の今年、この法案を通し、偉大な総理大臣になりたいのだ。
とにかく、自分のためなのだ!
これを、たしなめることが出来す、安倍首相の言いなりになっている自民党は、極度に劣化している。
自分の頭で考えていない。
ただ、数の論理が頼みなのだ。
「安倍による、安倍のための、安倍の政治」
そんなことは許してはならない!
安倍内閣は、法案提出を断念せよ!