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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2018年 03月 24日

憲法便り#2513:【必見】『しんぶん赤旗』日曜版が掲載した、元大蔵大臣、元財務相藤井裕久さんの説得力ある談話!

2018年3月24日(土)(憲法千話)


憲法便り#2513:『しんぶん赤旗』日曜版が掲載した、元大蔵大臣、元財務相藤井裕久さんの説得力ある談話!


3月27日に行われる証人喚問の前に、佐川氏に是非とも読んでほしい談話である。

そして良心のかけらでも残っているのならば、反省をし、真実を話してほしいと思う。


2018年3月25日付『しんぶん赤旗』日曜版一面そして7面に、

「元大蔵大臣、元財務相藤井裕久さん叱る」

「政治家の“示唆”あったはず」

と題する談話が掲載されている。 

 テレビやラジオに登場する、権力におもねた御用評論家、コメンテーター、解説者などと違い、歯切れよく、問題の本質をズバリ語っている。

 単に、推測で「こう思う」と語っているのではなく、ご自身の財務官僚時代、蔵相時代、財務相時代の経験を踏まえての発言なので、非常に説得力がある。

 だから、全文入力をしていても楽しいので、疲れない。

 

以下、その全文を紹介する。

「私は21年間、旧大蔵省(現財務省)の役人として働き、政治家になってからは蔵相(1993~94年)、財務相(2009~10年)を務めました。

 私も役人時代に決裁文書を作りましたが、国民にとって大事な記録である公文書を、決裁後に変えることなどあり得ない。しかもその改ざんした公文書を国会議員に示している。これでは立法府による行政府の監視が機能しません。憲法に保障された民主主義が何重にも蹂躙(じゅうりん)された重大事態です。

 麻生(太郎財務相)さんは、改ざんは「理財局の指示だ」といっているようですが、私の経験からいっても、役人だけの判断で公文書の改ざんなどできるはずがない。地中からごみが見つかったとして約8億円を値引きして国有地を払い下げたという異例の経過からみても、政治からの何らかの指示、サジェスチョン(示唆)があったとしか思えません。

 安部晋三首相の妻、昭恵さんは、森友学園が計画していた小学校の名誉校長に一時就任していました。安部さんと籠池泰典前理事長は同じ右派団体のメンバーで、思想的な共通項があった。にもかかわらず安部首相は昨年2月の国会答弁で「私や妻が関係していたならば首相も国会議員も辞める」と発言しました。この発言が改ざん問題の“原点”です。安部首相夫妻が関係していたことは明らかで、首相には辞めていただきたい。」

(7面につづく)

官邸の人事独占でゆがみ

 「私は大蔵省時代に先輩から、公務員の中立・公正性を揺るがすようなことがあってはならないと教えられました。官僚が与党のシンクタンクであることは否定しませんが、政局にはかかわるべきではありません。佐藤栄作政権時代、私は竹下登官房長官の秘書官をしていました。その時のことです。「佐藤おろし」の会合が始まると竹下さんは「ここから先は君たち(官僚ら)は知らない方がいい」といい、私たちを帰しました。政と官の間には、それなりのけじめがありました。

 ところが佐川宣寿前理財局長の国会答弁などを見ていると、明らかに則(のり)を大きくこえている。「私や妻が関係していたならば首相も国会議員も辞める」と発言した安部首相を守るため、国会でウソを言い続けました。政権はその「論功行賞」として佐川氏を国税庁長官にした。こんなことは絶対にあってはなりません。

 安部政権は2014年、「内閣人事局」を設置しました。これにより官邸が主要な官僚人事の権限を握り、霞ヶ関の官僚の多くが官邸の方ばかり向いて仕事をするようになった。その結果、「安倍一強」「国政私物化」が進むことになったのです。

 行政のトップとして安倍首相には、公文書を改ざんし、それを「国権の最高機関」である国会に提出した責任があります。安部首相には改憲の資格はないと思います。」

聞き手・田中倫夫記者


以下に、2018年3月25日付『しんぶん赤旗』の一面を借用する。

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by kenpou-dayori | 2018-03-24 07:55 | 森友学園・加計学園疑惑


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