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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2018年 03月 26日

憲法便り#2524:昨日午後、前文部科学省事務次官・前川喜平さんの講演を聞き、著書を二点購入しました!ぜひとも皆さんにお勧めしたい本です!(加筆版)

2018年3月26日(月)(憲法千話)

憲法便り#2524:昨日午後、前文部科学省事務次官・前川喜平さんの講演を聞き、著書を二点購入しました!ぜひとも皆さんにお勧めしたい本です!(加筆版)

昨3月25日(日)午後、アクロス荒川一階ホールで開催された講演会と交流会に参加してきました。

講演のテーマは、「夜間中学の教育を前進させるために必要なことー全国での増設のために何が必要か?」

1時間ほどの講演でしたが、とても具体的で、説得力がありました。
そして、誠実な人柄が伝わってきました。

ですから、敬意を表して、『夜間中学と日本の教育の未来』、および共著『これからの日本、これからの教育』を、各一冊購入しました。

『夜間中学と・・・』は、前川さんが、文科相事務次官在任中に、憲法・教育・夜間中学について語った講演録が一冊にまとめられたもの。
「第1章 夜間中学と日本の教育の未来」は、2016年10月29日に、かわぐち市民パートナーステーションで行われた講演の記録。
これは、埼玉に夜間中学を作る会・川口自主夜間中学三十一周年集会において話されたことですが、これをテキストにして、学習会ができるような、中味が濃いけれども、判り易い、素晴らしい内容です。考え方が非常に柔軟で、このような人物が文部事務次官だったのかと、驚きです。

ところで、この講演のはじめの部分で、重要な発言をしていますので、ここで紹介しておきます。
「私は文部科学省の前身であります文部省に入ってもう三十八年になりますが、どちらかというと文部省の中では異端というか少数派で、あまり組織全体の体制の考え方にはなじめない、居心地の悪さをずっと感じながら仕事をしてきました。しかし、居心地が悪いながらもとりあえず真面目に仕事はしてきましたので、階段は登ってきたわけです。それでこれ以上段がないところまできてしまいましたが、来年はおそらく辞めていると思います。ですから、次は事務次官として来ることはできませんので、今年が最後かなと思います。」

これは、まだ「文科省の天下り問題」が、報道される前のことです。
その後の、「前川攻撃」のありようとの関連を、検証する必要があると思っています。

『これからの日本、これからの教育』は、退任後の前川さんと、文科相の先輩である寺脇研さんとの対談が収められたものです。この本の、「逆風の中のヨットのようにーー「はじめに」代えて」、および巻末に付録として収録された「前川喜平氏が文科相退官時に全職員へ送ったメール(抄録)」は、感動的です。
中味にはふれません。

ぜひ、書店か図書館で、この本を手にとって読んでいただきたいと思います。
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by kenpou-dayori | 2018-03-26 13:07 | 名著・名文・名言紹介


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