2018年4月18日(水)(憲法千話)(4月19日加筆)
憲法便り#2563:福田財務次官による複数の女性記者に対するセクハラ問題、麻生太郎財務大臣と財務省の対応は許せない!(加筆版)
これを「セクハラ疑惑」とは呼ばない。
あえて言うが、これは「セクハラ問題」であり、人権侵害にあたる。
やり得、やり逃げ、言いたい放題、やりたい放題を絶対に許してはならない。
こういう問題を曖昧にするような社会の風潮を変えなければならない。
福田次官は、即刻辞任すべきである。
麻生太郎財務大臣も、引責辞任すべきである。
東京新聞記者、望月衣塑子さんの著書『新聞記者』(179頁)に、体調を崩したことに関連して、見逃せない次の記述がある。
「社会部の司法担当として東京地検特捜部が手がける事件を追っていたときは、午前2時や3時といった深夜に何度も幹部から酒席に呼び出された。眠い目をこすりながら支度し、駆けつけることもしょっちゅうで、・・・」
異常である。
彼女は、過去の経験として、さらりと書いており、セクハラ問題として訴えている訳ではない。
「呼び出しに応じて、行く方が悪い」という人もいるだろう。
(加筆部分:そう思った人は、彼女の著作を是非読んで、彼女の記者活動全体を知って欲しい。菅官房長官を記者会見で追及した場面は、彼女の活動スタイルを余すところなく示したものである)
だが、こういう実態があることを容認してはならない。
そうしないと、今回のような「セクハラ」問題は、永久になくならないからだ。