2018年5月2日(水)(憲法千話)
2018年5月3日(木)加筆(赤い文字の部分)
憲法便り#2580:【新企画】昭和22年正月に全国各紙の祝賀広告より、第一回を飾るのは『南日本新聞』!
かつて、太平洋戦争中には、特攻隊の出撃基地となり、多数の特攻隊員たちを見送った、鹿児島県鹿屋ならではの新年の決意です。
昭和22年1月1日付『南日本新聞』4面の祝賀広告より
迎春 軍都から學都へ南の國の窓として大きな歩みを續け歴史の一幕に鹿屋市始まって以来の足跡をのこしたことは六萬市民日々深苦の賜である、そしてこゝにまた終戰三年目の春を無事故のうちにむかへるにあたり萬世に輝く新憲法を基調としていまこそわれらは南日本のすい進力の名にはじぬ新生鹿屋都市を力強くきづかねばならない。大いなる南隅の朝ぼらけこの感激をいだいて永遠の理想へ邁進しよう
鹿屋市役所
市長代理助役 田平□一(□の部分一文字判読不能)
外 吏員一同
鹿屋軽工業株式会社
中野木材株式会社 中野製材製箱平木株式会社
鹿屋合同貨物自動車有限会社
鹿屋市国民健康保険組合
肝 属 馬 匹 組 合
大隅鉄道期成同盟会
勝 目 鐡 工 所
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以下は、1947年1月1日付『南日本新聞』四面下段の祝賀広告(国立国会図書館新聞資料室所蔵)*請求記号は、YB-152