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岩田行雄の憲法便り・日刊憲法新聞

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2018年 05月 29日

憲法便り#2628:「昭和24年の文部省教科書『民主主義』(上)(教育図書刊)の文章!

2018年5月29日(火)(憲法千話)

憲法便り#2628:「昭和24年の文部省教科書『民主主義』(上)(教育図書刊)の文章!


漢字が多いので、安倍首相や麻生副首相・財務相が全部理解できるかどうかは判らないが、彼らに読ませたい文章を掲載しておきます。


昭和24年(1949年)に、「教育図書」が刊行した、文部省教科書『民主主義』(上)の一部分です。


当時の文部官僚たちが、現在の政治状況を見たら、彼らが書いたことが、ズバリ現状を言い当てているので、さぞかし驚き、嘆くことと思います。


なお、旧漢字と旧仮名使いは、改めました。


以下は、国立国会図書館のデジタル資料に基づいていますが、

高円寺の勝文堂書店で、5月30日に、『民主主義』の原本を購入することにしたので、入手した時点で、表紙のコピーを紹介する予定です。


「二 下から上への権威」


 民主主義の反対は独裁主義である。独裁主義は権威主義ともよばれる。なぜならば、独裁主義の下では、上に立っている者が権威を独占して、下にある人々を思うがままに動かすからである。国王や、独裁者や、支配者たちは、あるいは公然と、あるいは隠れて、事を決し、政策を定め、法律を作る。そうして、一般の人々は、ことのよしあしにかかわらずそれに従う。その場合に、権威を独占している人間は、下の人たちにじょうずにお世辞を言ったり、これをおだてたり、土岐にはほめたたえたりするであろう。ししその人たちはどこまでも臣民であり、臣下である。そうして臣下は、その主人の命令に、その気まぐれな意思にさえ、無条件に従わせられる。

 だから独裁主義は、専制主義とか、全体主義とか、ファシズムとか、ナチズムとか、そのほかいろいろな形をとって現れるが、その間には根本の共通点がある。それは、権威をもっている人間が、普通一般の人々を軽蔑し、見おろし、一般人の運命に対して少しも真剣な関心をいだかないという点である。


安倍政権打倒、翼賛政治打破に、少しでも役立てていただければ幸いです。



by kenpou-dayori | 2018-05-29 07:33 | 安倍首相への抗議・反論・批判


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