2018年10月3日(水)(憲法千話)
憲法便り2667:「ダーティ・キャビネット」発足に怒りを表明する!
『東京新聞』の南北首脳会談共同声明文への注に倣えば、総理大臣を兼務する自民党総裁安倍晋三が、第4次改造内閣を発足させた。
原稿を書きながらラジオ放送を聴いていると、「第四次害増内閣」と聞こえる。
これは、気のせいではなく、この6年間に国民が被った悪政のひどさからすれば、この聞こえ方は妥当だと思う。
安倍内閣への評価は、閣僚名簿のみならず、これを支える党幹部の名簿を併せて考えなければならない。
この両者を全体的に見た場合、なんと「ダーティ」な人物が多いことか。
まず、「モリ・加計」問題の疑惑が残ったままの安倍首相。国民は、納得していない。
つぎに、本来ならばとっくの昔に「辞任」していなければならない、副総理大臣&財務相の麻生太郎氏。
その他もろもろについては、今日の『東京新聞』朝刊が、詳しく報じているので、参考にして欲しい。
松元清張さん流に名付ければ、「黒い内閣」、
いま流行りの言葉を使えば、「ブラック内閣」、
だが、どちらもいまひとつ、相応しくない。
そこで、「英語好き」の安倍首相に判り易くするため、怒りを込めて「ダーティ・キャビネット」と命名した。