2018年10月3日(水)
憲法便り#2668:【名著紹介】久保つぎこ著『あの日のオルガン 疎開保育園物語』(2018年7月)
初版は、『君たちは忘れない 疎開保育園物語』(草土文化、1982)であった。
今回は、映画化の話が進行し、映画と同名の『あの日のオルガン 疎開保育園物語』(朝日新聞出版)となった。
学童疎開については、いろいろと語られており、私も白河に講演に招かれた際に、同じ会場で展示されていた、学童疎開の記録を拝見する機会がありました。
しかしながら、疎開保育園は、他に著作や記録を知りません。
本書は、綿密な取材に基づいており、記録として重要であると思います。
著者の久保つぎこさんは、私の妻の大学時代からの親友であり、私もよく存じ上げているので、応援をするために紹介した次第です。